2025.10.08

家族婚ではゲストとの距離が近いからこそ、一人ひとりに丁寧に気持ちを届けたいですよね。
しかし「感謝の気持ちをどう伝えよう…」と、お悩みを抱えるプレ花嫁さんも多いはず。
中でも引き出物は、結婚式の余韻を持ち帰ってもらえる大切なアイテム。
ありがとうの気持ちを形にして伝える絶好のチャンスです。
とはいえ、せっかくの家族婚。
ありきたりな贈り物では、少しもったいない気もします。
相手の顔を思い浮かべながら、心に残るものを選びたい…。
そんな花嫁さんに向けて、実用性とデザイン性を兼ね備えた家族婚におすすめの引き出物をご紹介!
おしゃれで、気持ちが伝わるセレクトのヒントをお届けします。
家族婚の引き出物は「想い」がカギ
家族婚では少人数だからこそ、一人ひとりの存在がより特別に感じられます。
だからこそ、引き出物はただ贈るだけではなく、感謝の気持ちを丁寧に込めたいものです。
家族婚は心を届ける結婚式
一般的な披露宴と比べ、家族婚は規模が小さく、関係性の深い人たちだけで行うのが特徴です。
家族婚は、ご両親・兄弟姉妹・祖父母など、昔から自分を見守ってくれた人たちが中心となります。
そのため、形式的なギフトよりも、想いのこもった贈り物がよく映えます。
形式に縛られない家族婚では、引き出物にも自由度があります。
定番のセットにとらわれず、ゲスト一人ひとりに合わせたセレクトができるのも魅力です。
人数が少ないからこそ叶うきめ細やかなギフト選び
たとえば、ご両親には「これからもよろしく」の想いを込めて、名入れの記念品や夫婦茶碗を。
祖父母には、使いやすい日用品や長く愛用できる工芸品なども人気です。
兄弟姉妹にはライフスタイルに寄り添った実用的なギフトを選ぶのも良いでしょう。
このように、家族婚では一人ひとりの顔を思い浮かべながら贈り物を選ぶことができます。
量より質を重視して気持ちを贈るがキーワード
また、家族婚だからこそ「量より質」にこだわることも可能です。
高級感のあるブランドアイテムや、ラッピングにこだわった一点もののギフトなども、負担なく取り入れられます。
家族婚でも押さえておきたい引き出物マナー

家族婚は自由度が高く、形式に縛られないスタイルが魅力です。
とはいえ、引き出物選びにおいては、最低限のマナーをおさえておくことが大切。
そうすることで、ゲストにも安心して受け取ってもらえます。
基本は「メイン+引き菓子+縁起物」
まず、引き出物の基本構成は、一般的に「メインギフト・引き菓子・縁起物」の3点セットです。
基本の3点を意識しつつ、家族婚では相手ごとにカスタマイズできるのが魅力。
形式にとらわれすぎず、ふたりらしい組み合わせを意識すると、より温かみのある贈り物になります。
メインギフト
引き出物の中心となる贈り物。
- カタログギフト
- ブランド雑貨
- グルメセット
このようなアイテムを、相手の年齢や趣味に合わせて選びましょう。
引き菓子
「幸せのおすそわけ」という意味を込めて贈るスイーツ類。
定番はバウムクーヘンやフィナンシェなど、日持ちする洋菓子が定番です。
しかし、年齢や出身地に合わせて和菓子や地元の名産を選ぶのも粋な選択です。
縁起物
夫婦円満や子孫繁栄など、縁起の良い意味を持つ品物を添えます。
- 昆布・鰹節・梅干しなどの食品系
- 招き猫やだるまといった小物類
このように、幅広いバリエーションがあります。
家族婚だからこそ柔軟に対応してOK
引き出物には基本の3点があるものの、必ずしもこの3点をすべて揃えなければならないわけではありません。
「荷物になるから引き菓子は省きたい」
「メインにしっかりした品を選んだので他は簡素に」
そんなアレンジも、少人数の家族婚では自然に受け入れられます。
実用的で喜ばれる!家族婚におすすめの引き出物
家族婚では、形式にとらわれず「本当に喜んでもらえるかどうか」が引き出物選びのポイントになります。
せっかくなら、見た目も使い勝手も良い実用性のあるギフトを選びましょう。
高級タオルやバスアイテム
ふわふわの今治タオルやオーガニック素材のバスソルトなど、肌触りや香りで癒されるアイテムは、年齢問わず喜ばれる定番です。
引き出物であれば、下記のようなものを選ぶのもおすすめです。
- 名前入りのバスタオル
- 柔軟剤いらずの上質コットンタオル
- アロマキャンドル付きの入浴セット
このように、日常の中でふと思い出してもらえるような贈り物になります。
家族婚ではゲスト数が少ない分、こうした質重視のギフトを選びやすいのも魅力です。
グルメ系ギフト
「実用的だけど、味も楽しんでもらいたい」
そんな想いがあるなら、グルメ系の引き出物もおすすめです。
家族婚で人気なのは、以下のようなラインナップです。
- ブランド和牛や海鮮の詰め合わせ
- 地元産ワインやクラフトビール
- 無添加ジャムやオリーブオイルのセット
また、冷凍配送や専用カタログを活用すれば、当日の持ち帰りも不要。
遠方からのゲストにも優しい配慮となります。
家族婚らしい温かな気配りが感じられる選択です。
選べるカタログギフト
相手の趣味が幅広いと「何を贈ればいいか迷う…」ということも少なくありません。
そんな時は、選べるカタログギフトが心強い味方になります。
最近では以下のような、家族婚にぴったりなタイプも人気です。
- オーガニック・ナチュラル系に特化したもの
- 旅行や体験型ギフトが選べる高級ライン
- スタイリッシュな表紙デザインで見た目も映えるタイプ
少人数婚でカタログギフトを取り入れる際は、「価格帯を上げて質感を重視する」など、少し特別感のある工夫がおすすめです。
たとえば両親用には1万円クラスのカタログ、祖父母には食品特化タイプといったように使い分けもできます。
名入れギフトやメモリアルグッズ
家族婚では「記念に残るものを贈りたい」という方も多いでしょう。
そんな時におすすめなのが、名入れギフトやオーダーメイドのアイテムです。
- 名前入りの夫婦箸や湯呑み
- 二人の写真入りの時計や置き時計
- 式の日付入りのグラスセットやカトラリー
こうしたオリジナル要素を加えることで、世界にひとつだけのギフトが完成します。
感謝の気持ちとともに、「今日という日を大切にしたい」という気持ちも自然に伝わります。
家族婚だからできる心に残るオリジナル感を出す工夫

家族婚ではゲストとの関係がとても近いため、どこかで見たような引き出物よりも、ふたりらしさが伝わる特別感のあるギフトが喜ばれます。
ちょっとした工夫を加えるだけで、印象に残る引き出物になるでしょう。
手書きのメッセージカードを添える
まず試してほしいのが、手書きのひとことカード。
贈る相手の名前を入れたり、ふたりからのメッセージを短く添えたりするだけで、ぐっと温もりが増します。
- 「お父さん、お母さん、今までありがとう」
- 「また一緒に食事に行こうね」
- 「これからも仲良くしてください」
このように、あくまで気取らない素直な言葉で構いません。
文章が苦手でも、手書きであること自体が心を動かします。
人数が少ない家族婚だからこそ、一人ひとりに心を込めたメッセージを贈る時間も取れるはず。
ゲストの記憶に残る大きなポイントになります。
ラッピングやパッケージにもこだわって
引き出物の印象を左右するのは、中身だけではありません。
実は、ラッピングやパッケージも大切な演出のひとつです。
- ナチュラルなクラフト素材の包装紙
- 季節の草花やドライフラワーを添えた装飾
- 布包み(風呂敷)で和の雰囲気を演出
- 式のテーマカラーで統一したリボンやタグ
このように、ちょっとしたアレンジで統一感が生まれ、センスがいいと感じてもらえるはずです。
また、手作りのアイテムを添えるのもおすすめ。
新郎新婦の手で折った折り紙やイラスト付きのカードなど、ちょっとしたふたりらしさがゲストの心を動かします。
気取りすぎず、等身大のありがとうを
家族婚だから「特別感を出す」といっても、豪華な演出をする必要はありません。
気負わず、自分たちらしい形で「ありがとう」を伝えることが、もっとも心に響きます。
形式にとらわれない家族婚だからこそ、自由にアレンジを楽しみましょう。
ふたりの世界観が引き出物にも自然に表れれば、それだけで十分素敵です。
ゲスト別!家族婚の引き出物アイデア
家族婚ではゲストの人数が限られている分、より「一人ひとりに合ったギフト選び」が叶います。
年齢・関係性・ライフスタイルに応じて内容を変えることで、受け取った側の満足度もぐっと高まります。
以下では、ゲスト別におすすめの引き出物アイデアをご紹介します。
両親・祖父母に贈るなら…感謝が伝わる記念品を
家族婚において、両親や祖父母は特に想いを伝えたい存在。
普段はなかなか言えない「ありがとう」を、形あるものに託して届けましょう。
- 名前入りの湯呑みや夫婦茶碗
→ ふたりの名前や記念日を刻印でき、長く使ってもらえます。 - 感謝状付きのフォトフレーム
→ 幼少期からの写真を入れて渡せば、思わず涙ぐむ方も。 - 時計や掛け軸などの記念インテリア
→ 家に飾っておける記念品は、訪れるたびに結婚式を思い出してもらえます。
また、自宅で飾れるものか毎日使えるもののどちらにするかは、ご家族の性格に合わせて選ぶと良いでしょう。
兄弟姉妹・親戚には…ライフスタイル重視の実用品を
同世代や少し年下の兄弟姉妹には、実用性やトレンド感も意識したアイテムが人気です。
堅苦しすぎず、でも結婚式らしい華やかさがあるものを選びましょう。
- ブランドのタンブラーやグラスセット
→ お酒好きな兄弟には、ペアのビールグラスやワイングラスも◎ - コーヒーや紅茶のギフトボックス
→ 忙しい毎日に癒しを届ける、香りの良いセットが好評です。 - 入浴剤やハンドケアなどの癒し系ギフト
→ 育児中・仕事が忙しい家族には「自分時間」を贈れるアイテムを。
転勤族や遠方に住む兄弟には、軽くてコンパクトなものや郵送対応できるものを選ぶと親切です。
子どもゲストには…記憶に残る楽しいプレゼントを
親戚の子どもたちも、家族婚では大切なゲストの一人。
せっかくの晴れの日に退屈させないよう、楽しい思い出を引き出物に添えましょう。
- ぬいぐるみやキャラクターグッズ
- 名前入りのお菓子缶や文房具
- 絵本や手作りのおもちゃキット
性別や年齢によって好みは変わりますが、その場で開けたくなるワクワク感があるものを意識すると良いでしょう。
会場に用意して、手渡しでプレゼントする演出もおすすめです。
ふたりの優しさがしっかり伝わります。
家族婚の引き出物は持ち帰りやすさも大切なポイント

引き出物の中身に目が行きがちですが、持ち帰りやすさも実はとても大切な視点です。
家族婚では遠方からのゲストも多く、移動の負担に配慮する心遣いが喜ばれます。
荷物がかさばらないかを事前にチェック
まず確認したいのが、箱の大きさや重さです。
見た目はコンパクトでも、意外と中身が重い…というケースは少なくありません。
とくに注意したいのは、下記のような引き出物。
- ガラス製の器やボトル類
- 冷凍・冷蔵が必要な食品系ギフト
- 大判の今治タオルなど厚みのある布製品
これらは魅力的な一方、持ち帰るとなると負担に感じる場合もあります。
かさばる荷物は郵送対応でゲストにやさしい工夫を
家族婚でおすすめなのが、引き出物の事前郵送です。
結婚式の数日前にゲストの自宅へ直接届けておけば、当日は手ぶらで参加してもらえます。
加えて「当日ゆっくり引き出物を選んでもらえる」ように、ギフトカタログ+配送のスタイルも人気です。
この方法なら、ゲストが自分の好きなタイミングで受け取れるため、満足度も高まります。
会場選びでも配慮できる
結婚式場によっては、引き出物郵送対応プランが用意されていることもあります。
- 持ち帰りの動線
- クロークの有無
- エレベーターの位置
家族婚を得意とする会場では、上記のように細やかな配慮がされていることも多いため、事前に確認しておきましょう。
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家族婚の引き出物は「量より質」がカギ
ゲストの人数が限られている家族婚は一人ひとりとの距離が近く、深い絆を感じられる特別な時間です。
その関係性を反映させるように、引き出物も数より中身で勝負することが求められます。
豪華さより気持ちの伝わる丁寧なセレクトを
一般的な大人数の披露宴では、どうしても「予算内で全体を整える」視点になりがちです。
しかし、家族婚ならその必要はありません。
- 単価を少し上げて、質の高いギフトを選ぶ
- 贈る相手に合わせて、アイテムの内容やラッピングを変える
- 1点のボリュームより、1人にぴったりの心遣いを重視する
このように、少人数だからこそできる柔軟でパーソナルな引き出物選びが可能になります。
引き出物選びにかけた時間は気持ちの深さ
「たったこれだけ?」と感じさせない引き出物にするには、どれだけその人のために選んだかがポイントになります。
高価なものでなくても「ふたりでじっくり選びました」という背景があるだけで、受け取る側の印象は大きく変わります。
たとえば、好みに合った食品セットを選んだり、名前を入れた小物を贈ったり…。
そんな小さなひと手間が、引き出物に想いという温度を宿してくれるのです。
家族婚だからこそ一律でそろえなくてもOK
また、家族婚では「全員に同じものを渡さなければならない」という固定観念に縛られる必要もありません。
むしろ、下記のようにゲストごとに合わせた引き出物を贈るのも素敵な心遣いです。
- 両親には記念品+感謝状
- 祖父母には実用的な健康グッズ
- 兄弟姉妹には今どきのおしゃれ雑貨
- お子さまには特別なお楽しみセット
このように、贈る相手の顔を思い浮かべながら、それぞれに合ったものをセレクトする方が自然で、気持ちが伝わりやすくなります。
まとめ
家族婚の引き出物は、ただの贈り物ではありません。
それは、これまで支えてくれた家族への感謝を伝える、大切なかたちです。
ゲスト一人ひとりの顔を思い浮かべながら、丁寧に選ぶ。
使いやすさやデザインだけでなく、気持ちが伝わるかどうかを大切にする。
それだけで、どんな高価な品よりも、心に残る贈り物になります。
そして、少人数の結婚式だからこそできるひと工夫や特別感は、ゲストの記憶に長く残るはずです。
ふたりらしい温もりのある引き出物で、心あたたまる一日を締めくくってみてください。
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