2025.03.14

結婚式において、子どもゲストへの配慮は主催者側、ゲスト側どちらにとっても考慮するべき重要なポイントです。
結婚式は非常に特別で感動的な時間ですが、子ども連れのご家族にとっては、会場がどのような環境であるかによって披露宴の時間が特別なものになるかどうか左右されます。
特に、子どもたちが退屈したり、騒いだりして、周囲に迷惑をかけるのではないかという心配をする親御様も多いのが現状です。そのため、結婚式を計画する際には、子どもゲストへの配慮は欠かせない重要な要素のひとつとなります。
ここでは、結婚式での子どもゲストへの配慮点などをいくつかのカテゴリーごとに分けご紹介していきます。
子ども連れゲストの受け入れ方
結婚式において、最初に考えなければならないのは「子どもゲストを受け入れるかどうか」です。最近では子どもを歓迎する結婚式も多く、特に親しい友人や親族が子どもを連れてくることが一般的になっています。
しかし、結婚式のスタイルによっては、あえて子どもを招待しない場合もあります。この点については、カップルがどのような式を望むのか、また、両親やゲストとのコミュニケーションが重要となってきます。
子どもゲストを歓迎する場合
子どもを歓迎する場合、まずはその人数や年齢層を把握し、それに合わせた配慮をすることが大切です。
例えば、年齢が低い子どもには遊べるスペースやおもちゃ、アクティビティが必要になることがあります。年齢層や人数によっては、専用のスタッフやキッズルームの設置を検討することもあります。
子どもを招待しない場合
結婚式で子どもを招待しない場合、事前にゲストにその旨を伝えることが必要です。
その際には、配慮を欠かさないようにすることが大切です。
例えば、「大人のみにしたい」という理由を伝えつつ、子どもを預けられる信頼できる施設やサービスを案内することで、親にとっても安心して参加できるよう配慮します。
子どもゲストを歓迎する場合の配慮
時間の流れの早さは子どもと大人とでは違うものです。披露宴などの場は子どもにとってはとても長く感じ、途中でぐずり出すこともよくあることです。
少しでも飽きずに、また、親御様も楽しめるように配慮することが重要になってきます。
そこで、こどもゲストを歓迎する場合、いくつかの留意点がありますのでご紹介してきます。
子どもの年齢別に配慮
年齢ごとにお世話がしやすい環境を整えてあげることが大事です。また、参列する子どもの年齢に合った会場を選ぶことも重要になってきます。
●0~2歳
赤ちゃんのお世話がしやすい環境を整えることが重要です。
式場でのベビーカーやベビーベッドの貸し出しの有無。おむつ替えスペース、授乳室などの設備は整っているか、また、ベビーベッドを貸し出してもらえる場合は親の席の側に用意できるかを確認しましょう。
●3~5歳
長くはじっとしていられない年齢になります。ちょっとしたおもちゃなどテーブルで遊べるものを用意しておくと子どもたちも気分転換できます。
披露宴に参加させてみるという方法もあります。リングボーイ、リングガール、ケーキバイト用のスプーン運びなど、参加型にさせるというのも子どもたちの気分も上がるのではないでしょうか。きっと可愛らしくて周囲の場が和むのでおすすめです。
●6~12歳
披露宴会場にゆとりをもたせて部屋の一角に子供が遊べるキッズスペースを設けると、子どもも飽きずに遊ぶことができるので、親御さんが写真撮影などで少しの間目を離せる時間をつくることも可能です。席札やメニュー表を子ども用に可愛らくするとお子様にも喜ばれます。
こども向けの食事に配慮
披露宴では、大人向けの食事が多いため、子どもたちには別のメニューを提供することを考慮します。子ども向けの料理は、食べやすいサイズや味付けにすることで、子どもたちが楽しんで食べられるようにすることが大切です。料理の内容やボリューム等は年齢によって変わりがありますが、キッズプレートなどの特別ニューを提供することで子どもたちにも喜んでもらえます。
アレルギーや食物制限に対応するために、事前にゲストからの情報を収集しておくという作業は欠かせません。招待状に一言書き添えて確認するのもいいですね。
子ども向けの料理は大人よりも早いタイミングで準備してもらうことも考慮しましょう。
また、ご家庭によっては離乳食が始まったばかりのお子様もいらっしゃるかと思いますので、料理の持ち込みが可能かどうか式場に確認することも忘れてはいけませんね。
その際、離乳食がはじまっているお子様にはフルーツは喜ばれるので、事前に確認して準備するのもいいですね。
会場の設備や子どもへの配慮
結婚式場や披露宴会場での子ども向けの配慮は、式が進行する中で子どもたちが快適に過ごせるようにするために不可欠です。
会場の設備
ベビーカーでの来場も考えられるので、バリアフリーになっているかどうか、また、トイレ(子ども用トイレ)・授乳室などが会場の近くにあるかどうか、ベビーカーやベビーベッドを置けるくらいの広さの場所を確保できる席かどうかなど、考慮する点は多々あります。場合によってはベビーベッドの貸し出しが可能かどうか、またベビーベッドを会場に置く場所が確保できるかどうかもポイントになってきます。
子ども連れの席の場所
赤ちゃんのおむつ替えや授乳、子どもがトイレに行きたくなる‥など何かと立席することが増えてしまうお子様連れは、会場から出やすいように出入り口付近の席がいいでしょう。また、ベビーカーやおむつなどの荷物等も考えられるので、席周りのスペースは少し広めにとることを考慮しつつ会場の準備をしましょう。
子ども用の休憩スペース
結婚式の最中に、子どもたちは疲れてしまうこともあります。そうした場合のために、休憩できるスペースを設けておくとよいでしょう。キッズスペースを設けることで、絵本を読んだり、ちょっとしたお昼寝をするための場所を提供すると、子どもも親もリラックスできる環境が整い、親子で一緒に結婚式の雰囲気を楽しめ効果的です。小さなお子様にはソファー席を用意してもらうのもいいですね。
「子どもがまだ小さくて」「披露宴の間じっとしていないだろうから‥」「結婚式には参列したいのだけれど、その間子どもをみてもらう人がいない」など様々な理由があり、結婚式の参加を辞退されるということもあるかと思います。そういった方々のために式場に託児室を利用することを考慮しましょう。
子どもの喜ぶものを用意する
席に着いた際に子どもが退屈しないように、お子様に合わせた喜びそうなものを席に準備しておくと子どもさんも飽きずに楽しむことができます。例えば、お菓子セットやおもちゃ、マグネット式のお絵かきボードやシールブック、塗り絵など、式の雰囲気を壊すことなく子ども達も楽しめるものを用意しておくといいですね。
子ども用の椅子とテーブル
一般的に、子どもたちには大人用の椅子やテーブルが不便に感じられることがあります。そのため、子ども専用の椅子やテーブルを準備することで、子どもたちも快適に食事を楽しむことができます。テーブルセットのカトラリーなども子ども用に割れない素材のものを段取りしておくといいですね。
子ども向けのプチギフト
披露宴の最後に、子どもゲストにプチギフトを用意することも一つの配慮です。小さなぬいぐるみやお菓子、遊べるおもちゃなど、子どもが喜びそうなアイテムを選ぶとよいでしょう。これにより、子どもたちにも特別感を与えることができます。
子ども向けのエンターテインメント
結婚式では、子どもたちが式の最中に飽きてしまわないようにするためのエンターテインメントを提供することも重要です。子どもたちは大人とは異なり、長時間同じ場所で静かに座っているのが難しいので、いくつかの方法で楽しませる工夫をしておきましょう。
子ども向けの演出やパフォーマンス
例えば、子ども向けのキャラクターショーやマジックショーなど、子どもが楽しめるエンターテインメントを取り入れることができます。こういったパフォーマンスを挿入することで、子どもたちの注意を引き、退屈させないようにします
子ども向けのダンスタイム
披露宴中に、子どもたちのためのダンスタイムを設けるのも一つの方法です。親が参加しやすいように、子どもと一緒に踊る時間を作ったり、軽い音楽で盛り上げたりすることで、会場全体の雰囲気が和やかになります。
親への配慮
結婚式における子どもゲストへの配慮は、単に子どもたちを楽しませるだけではなく、その親に対しても配慮を行うことが重要です。結婚式が長くなるほど、親への負担もふえてしまいます。少しでも親が子どもを見守る負担を軽減できるような配慮も考慮するポイントとなります。あらかじめ式の進行の流れを事前に伝えておくのもいいですね。
親子が一緒に楽しめる場の提供
親と子どもが一緒に楽しめる時間を設けることは、結婚式の雰囲気を和ませる上でも効果的です。たとえば、親子で参加できるゲームや、記念撮影のタイムを作ることで、親と子が結婚式の特別な瞬間を共に過ごすことができます。
結婚式後のフォローアップ
結婚式の終了後、子どもゲストやその親に感謝の気持ちを伝えることも、良い印象を与える一つの方法です。
例えば、子ども用のカードや小さなメモを渡すことで、子どもたちにも式が特別だったことを感じてもらえます。また、親にはフォローアップのメッセージを送ることで、結婚式の感謝を伝えることができます。
まとめ
結婚式における子どもゲストへの配慮は、単に子どもたちを楽しませるだけでなく、その親たちにも心地よい時間を提供するために必要不可欠です。
子ども向けのアクティビティや食事、休憩スペースの提供、さらには親子が一緒に楽しめる場の設置など、さまざまな配慮を盛り込むことで、ゲスト全員にとって思い出深い結婚式が実現できます。子どもゲストへの配慮を十分に行うことで、結婚式のゲスト全体が楽しく、心温まるひとときを過ごせるでしょう。今までのポイントを参考に考慮してみてください。