準備ガイド

2025.07.07

結婚式は、夫婦の門出を祝う人生の大切な節目です。
その中でも、料理や雰囲気を重視するカップルに人気なのがレストランウェディングです。

格式ばらず、自由度の高いスタイルが魅力で、近年ますます注目されている挙式スタイルです。
しかし、費用面が気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、レストランウェディングの人数別でかかる費用はどのくらいか、目安や内訳、人数別の相場についてわかりやすく解説します。
これから結婚式をお考えのカップルに役立つ内容をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

レストランウェディングの魅力とは

レストランウェディングは、料理を重視する方に最適です。
アットホームな雰囲気で、カスタマイズの幅が広く、ふたりらしい演出がしやすいのも特徴といえます。
ここからは、レストランウェディングの魅力について見ていきましょう。

雰囲気の良さと料理の質が人気

レストランは元々、食事の場として設計されています。

そのため、照明やインテリアの美しさが際立つため、フォトジェニックな雰囲気も魅力の一つす。
店舗によってはクラシカルな空間やナチュラルな空間など、多様な雰囲気を選べます。

さらに、シェフやふたりのこだわりが活かされた料理がゲストを喜ばせてくれます。
ゲストのアレルギー対応やコース変更も柔軟に対応してくれる場合が多く、満足度の高いおもてなしが実現するでしょう。

少人数婚にもぴったり

レストランウェディングは、親しい人だけでの結婚式を希望するカップルに適しています。

形式張らず、リラックスした時間を過ごせます。
家族との会話や写真撮影の時間も確保しやすく、一人ひとりとの距離が近い式になります。
招待人数に合わせたコンパクトな空間づくりがしやすい点も、レストランならではの魅力です。

レストラン・ホテル・専門式場の費用比較

結婚式のスタイルには、レストランウェディングのほかにも「専門式場」や「ホテルウェディング」があります。
ここでは、それぞれの平均費用と特徴を比較します。

会場タイプ費用相場(60名)特徴
レストラン約250〜350万円料理の質が高く自由度が高い。少人数婚にも対応しやすい。装飾や設備はやや簡素なことも。
専門式場約300〜400万円設備が充実し、演出や写真映えに強い。ブライダル専用施設のためサポートも手厚い。
ホテル約350〜450万円高級感があり、宿泊や食事などの総合力が魅力。格式高い式を望む方におすすめ。

このように、レストランウェディングは比較的費用を抑えつつ、料理の満足度や自由な演出を重視したいカップルに人気です。
一方で、豪華な設備や格式を求めるなら、専門式場やホテルが適しています。
式のスタイルと希望をすり合わせて、最適な選択をしましょう。

▶︎結婚式にかかる費用について詳しい記事はコチラ!

レストランウェディングの費用相場

費用の相場は人数によって異なります。
料理や演出のこだわりによっても幅が出るため、全体のバランスを見ながら検討しましょう。

20名以下の場合

少人数なら80〜150万円が目安です。

家族婚や親しい友人のみを招いたシンプルな式に適しています。
料理のグレードや装花の内容、写真撮影の有無などで費用は変動します。
コンパクトながら心のこもったおもてなしが可能です。

30〜50名の場合

相場は150〜250万円ほどです。

人数が増えることで料理費や引出物、演出費用も比例して上がります。
挙式スタイルを加える場合や、ウエディングドレスとカラードレスを使い分ける演出も人気です。
ゲストとの時間を大切にしたアットホームな式が叶います。

60名以上の場合

250〜350万円程度が一般的な相場です。

貸し切りスペースを広く確保する必要があり、会場使用料や装飾費が上がる傾向にあります。
料理や演出の質を高めつつ、全体の進行をスムーズにするために、プランナーとの連携も重要になります。

大人数でも、ゲストに満足いただけるよう配慮が求められます。

レストランウェディングの費用内訳をチェック

費用にはさまざまな項目があります。
内訳を把握することで、予算の組み立てがしやすくなり、優先順位も明確になるでしょう。
以下では、どのような費用がかかるのか内訳を紹介します。

会場使用料

レストランの一部または全体を貸し切る費用です。

貸し切り時間に応じて金額が変わります。
人気の時間帯や土日祝は高めに設定されていることが多く、平日や時間帯の調整で費用を抑えることも可能です。
飲食費に含まれている場合もあるため、契約前に確認が必要です。

料理・飲み物

一人当たり1〜2万円が相場です。

飲み放題を付けると、やや高くなります。
季節の食材や地元食材を使ったオリジナルメニューを組むこともでき、料理の質にこだわるほど費用は上がります。

デザートビュッフェの追加や、乾杯用のスパークリングワインのグレードアップなど、細かい演出でも差が出ます。

衣装・美容

新郎新婦の衣装代、美容・着付け代などが含まれます。

平均で20〜40万円が目安で、ドレスを複数着用したり、ヘアメイクのリハーサルを加えたりすることで費用は上がります。
衣装は持ち込み可能な場合もあり、持ち込み料の有無や条件を事前に確認すると安心です。

装花・装飾

会場装花やテーブル装飾などが対象です。

華やかさを求めると、費用は上がります。
季節の花を使うことでコストを抑えつつ、華やかな印象を演出できます。
ブーケやブートニアも含まれることが多いため、トータルで見積もりを出すとよいでしょう。

写真・映像

記念写真や動画撮影なども大切な費用項目で、プロに依頼すると10〜30万円かかります。
アルバム制作やダイジェストムービーの作成も人気です。
記録映像は一生の思い出として残るため、品質や対応の良さで選ぶのがおすすめです。

レストランウェディング人数別・実際の費用例

人数に応じてかかる費用には違いがあります。
それぞれの人数帯に応じた内容とともに、費用感をつかみましょう。

人数費用目安コメント
20名約100万円コンパクトで温かみのある家族婚に最適。料理・衣装・会場費など基本を網羅しつつ、無駄のない構成が可能。
40名約200万円バランスの良い式が実現。演出や装飾にもこだわることができ、満足度が高い内容に。
60名約300万円フルプランに対応可能。大人数でも一体感を演出でき、料理・演出・写真など充実した内容に。

20名の場合

費用目安は約100万円で、コンパクトで温かみのある家族婚にぴったりです。
内訳には、以下のような費用が挙げられます。

内容の例

  • フルコース料理…約20万円
  • ウエディングドレス・タキシード…約30万円
  • ヘアメイク・着付け…約5万円
  • スナップ写真撮影…約10万円
  • 小規模装飾・ブーケ…約5万円
  • 会場使用料…約20万円

40名の場合

装飾や演出にもこだわりつつ、メリハリのある演出が可能です。
費用目安は約200万円で、内訳は以下のようなイメージです。

内容の例

  • 料理・飲み物…約60万円
  • 衣装2点・美容…約50万円
  • 演出・装花…約30万円
  • 写真・映像…約20万円
  • 招待状・引出物…約15万円
  • 会場使用料…約25万円

60名の場合

フルプランに対応できるゆとりがあり、大人数でも一体感のある式が実現できる形式です。費用目安は約300万円で、以下を目安に考えておくと良いでしょう。

内容の例

  • 料理・飲み物…約90万円
  • ドレスチェンジ含む衣装費…約60万円
  • 映像演出・エンドロール…約30万円
  • 装花・会場装飾…約40万円
  • 引出物・引菓子…約30万円
  • 会場使用料…約50万円

レストランウェディングで費用を抑えるコツ

工夫次第で、費用を抑えることも可能です。
無理にすべてを削るのではなく、必要な部分と節約できる部分のバランスを取ることが大切です。

オフシーズンを狙う

閑散期は割引プランが出やすく、お得に式を挙げられます。
特に1〜2月や7〜8月などは予約が少ない傾向にあります。

会場費が大幅に安くなる場合もあり、同じ内容でも費用を抑えられることもあるでしょう。

平日開催もおすすめ

土日よりも会場費が安くなることがあります。

さらに人気の時間帯が空いていることも多く、希望通りのスケジュールが組みやすいメリットもあります。
平日に休みを取りやすいゲストが多い場合には、とくにおすすめです。

演出はシンプルに

派手な演出を減らすだけで、かなり節約できます。

例えばプロジェクションマッピングや大規模な照明演出を控え、写真やBGMで温かな雰囲気を演出することで、十分に感動的な式になります。
また、手作りアイテムを活用することで、オリジナリティも出せて節約にもつながります。

パッケージプランを活用

あらかじめ必要な項目が含まれたパックプランを選ぶことで、個別に手配するより割安になることがあります。
プランの内容を見比べて、無駄のない選択をするのがポイントです。

持ち込みアイテムを検討

衣装や小物、ペーパーアイテムなどを持ち込むことでコストダウンが可能です。
持ち込み料の有無や条件を確認し、柔軟に対応してくれる会場を選ぶと安心です。

レストランウェディングの式場を選ぶポイント

費用と同じくらい大切なのが、会場選びです。
ふたりにとってもゲストにとっても、快適で心地よい空間であることが重要です。
以下のポイントを意識して選ぶと、満足度の高い会場が見つかります。

アクセスの良さを確認

駅から遠すぎると、ゲストに負担がかかります。

高齢の方や小さなお子様連れのゲストも安心できるよう、アクセスの良さは重視しましょう。
送迎バスの有無や駐車場の台数もチェックしておくと安心です。

試食で料理の質を確認

料理重視の式だからこそ、事前に味を確かめておくと安心です。

複数のメニューを比較できるフェアを利用すると、料理の内容だけでなく盛り付けやサービスの質も確認できます。
アレルギー対応やベジタリアンメニューの有無も事前に聞いておきましょう。

スタッフの対応も重要

打ち合わせの段階で、丁寧な対応かをチェックしましょう。

当日の満足度に関わる重要なポイントです。
提案力があるかどうか、こちらの希望をしっかりくみ取ってくれるかなど、信頼できるかどうかを判断する材料になります。
また、当日の運営を担当するチームが事前にわかると、さらに安心です。

まとめ

レストランウェディングは、自由度と料理の質が魅力です。

会場の雰囲気や料理の満足度が、そのままゲストの印象にもつながります。
だからこそ、ふたりらしいこだわりを詰め込みつつ、無理のない費用感で準備を進めることが大切です。

費用は人数や内容によって幅があるため、最初に優先順位を明確にすることがポイントです。
「料理にこだわりたい」「ゲストとゆっくり過ごしたい」「写真をたくさん残したい」など、ふたりの理想を言葉にすることで、無駄のない計画が立てられるでしょう。

また、節約の工夫やプランの選び方によって、コストを抑えながら満足度の高い式を叶えることも可能です。
理想のスタイルと現実的な予算とのバランスを見ながら、丁寧に準備を進めていきましょう。

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