2025.09.12
結婚式の引き出物を選ぶ際は、選択肢が多すぎて困ってしまうこともありますよね。
年齢や性別によって好みはさまざまなうえ、ゲストとの関係性によっても選ぶ品は異なります。
だからこそ、誰にどんな引き出物を贈るのかを丁寧に考えることが大切です。
せっかくの晴れの日、感謝の気持ちを形にして届けたいですよね。
「センスがいいね」と言ってもらえるような、とっておきの引き出物を見つけたい。
そんな想いを叶えるために、この記事では結婚式場プランナーが、年代別・関係性別におすすめの引き出物をご紹介します。
ゲストに心から喜ばれるヒントが、きっと見つかるはずです。
これから結婚式を考えている方は、ぜひご覧ください。
結婚式の引き出物を選ぶ際の基本ポイント

結婚式の引き出物は、ゲストに感謝を伝える大切な贈り物です。
しかし、「どんな基準で選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
まずは、結婚式に欠かせない引き出物の選び方の基本を押さえておきましょう。
結婚式の引き出物の意味とは?
引き出物とは、結婚式に出席してくれたゲストに対して贈る記念品のことです。
もともとは披露宴の席で出された、おもてなしの品を指していました。
しかし、今では持ち帰るギフトが一般的です。
この品物には、「来てくれてありがとう」「これからもよろしくね」という想いが込められています。
そのため、ただの物としてではなく、感謝の気持ちを表すメッセージとしても重要な役割を果たしているのです。
贈り分けって必要?
最近では、ゲストに合わせて内容を変える贈り分けが主流になりつつあります。
同じものを全員に贈るより、それぞれに合った品を選んだほうが満足度が高まりやすいのがポイントです。
ただし、金額差が出すぎないように注意することも大切。
目安としては、全体のバランスが取れているかどうかを意識しましょう。
相場と品数の目安
一般的な引き出物の相場は、ご祝儀の1割程度といわれています。
ただし、親族や会社関係など、関係性によってご祝儀額も変動するため、ケースバイケースで考えるのがおすすめです。
また、結婚式の引き出物は通常「記念品+引き菓子+縁起物」の3品構成が基本とされてきました。
しかし、近年は2品や1品にするケースも増えています。
持ち帰りやすさやゲストの負担を考慮して、柔軟に選ぶことが増えているのです。
結婚式場プランナーに相談するのもひとつの方法
引き出物選びに不安がある場合は、結婚式場のプランナーに相談してみましょう。
ゲストの顔ぶれや結婚式の雰囲気を考慮したうえで、最適な引き出物を一緒に考えてくれます。
会場で用意できるギフトカタログや提携ショップもあるため、選択肢が広がるメリットも。
迷ったときは、プロのアドバイスを活用するのがおすすめです。
▶︎結婚式費用の相場と内訳の参考になる記事はこちら
年代別!結婚式でおすすめの引き出物
ゲストの年代によって、喜ばれる引き出物は大きく変わります。
好みやライフスタイルを考慮して選ぶことで、もらって嬉しいと感じてもらえる贈り物に。
ここでは、年代別におすすめの結婚式ギフトをご紹介します。
20代ゲストにおすすめの引き出物
トレンドに敏感でおしゃれ好きな20代は、見た目や話題性を重視すると喜ばれる傾向があります。
たとえば、下記のようにSNSで人気のブランドやパッケージが可愛いアイテムが特におすすめです。
- 北欧風デザインの食器
- 名前入りのグラスやマグカップ
- インスタ映えする焼き菓子やバウムクーヘン
- センスが光るセレクト雑貨
実用性とデザイン性を両立させたアイテムが人気です。
30〜40代ゲストにおすすめの引き出物
家庭を持っている人や仕事が忙しい人も多い30〜40代は、実用性が引き出物選びのポイントです。
たとえば、下記のように品質が良く、暮らしに役立つアイテムが喜ばれます。
- 今治タオルやブランドバスタオル
- 有名店のグルメギフトや調味料セット
- 夫婦で使えるコーヒーサーバーやグラスセット
- シンプルで上質なキッチンアイテム
「自分では買わないけど、もらうと嬉しい」ラインを狙いましょう。
50〜60代以上のゲストにおすすめの引き出物
年配のゲストには、落ち着いたデザインと高級感が重視されます。
実用的でありながら、品格のある贈り物を選ぶことが大切です。
特に、和のテイストや伝統工芸など、日本らしさのある品は高評価。
- 有田焼や九谷焼の小皿・茶碗セット
- 老舗の和菓子や高級だしギフト
- 桐箱入りの和タオルや風呂敷
- 名前入りやメッセージ付きの記念品
「丁寧に選んだ気持ち」が伝わることが何より大切です。
関係性別!結婚式でおすすめ引き出物の選び方

結婚式で引き出物を選ぶ際は、ゲストとの関係性も重要なポイント。
友人・親族・職場関係など、立場に応じて配慮したギフトを選ぶことで、心のこもった印象を届けることができます。
親族・親戚への引き出物
親族はご祝儀額が高めになる傾向があり、それに見合う格が求められます。
特に年配の方には、伝統や縁起を重んじる気持ちに寄り添った品選びが大切です。
- 上質な今治タオルやブランド食器
- 家族で楽しめるグルメカタログ
- 桐箱入りの記念品や和の小物
- 漆塗りの箸や夫婦茶碗などの縁起物
品の良さと実用性を兼ね備えたアイテムが喜ばれます。
親族向けは「結婚式の記念に残るもの」と「実際に使えるもの」のバランスが大切です。
友人への引き出物
気の置けない友人には、カジュアルさや遊び心のある贈り物がぴったり。
しかし、あまりに軽すぎると失礼に感じられることも。
そのため、下記のように品のあるセンスを意識しましょう。
おすすめは、
- デザイン性の高いカップやプレート
- 有名パティスリーのスイーツギフト
- コスメやバスグッズなどのリラックスアイテム
- ペアで使えるカトラリーやタンブラー
「自分ではなかなか買わないけど、もらうと嬉しい」ものを選ぶのがコツです。
華やかさや開けたときのワクワク感を大切にしましょう。
会社関係・上司への引き出物
職場関係のゲストには、失礼がないよう丁寧さや落ち着いた印象を意識するのがマナーです。
たとえば下記のように、派手すぎず上品で万人受けするものを選びましょう。
- 有名店のギフトカタログやお茶セット
- シンプルで高級感のある和食器
- 老舗の和菓子詰め合わせ
- ブランド雑貨や名入れのビジネスグッズ
「気を遣わせないけれど、しっかり感謝が伝わる」そんな引き出物が理想的です。
また、重たくない・持ち帰りやすいサイズ感もポイントとなります。
人気ジャンル別!結婚式おすすめ引き出物の選び方
引き出物にはさまざまなジャンルがありますが、どれを選ぶかによって印象も大きく変わります。
ここでは、特に人気のあるジャンルをピックアップし、それぞれ選び方のポイントをご紹介します。
カタログギフト
定番のカタログギフトは、ゲストが自分の好みに合わせて好きな商品を選べる点が魅力です。
年齢や性別を問わず喜ばれやすく、外さない結婚式のギフトとして重宝されています。
選ぶときは、以下の点をチェックしましょう。
- ページ数や掲載アイテムが豊富かどうか
- 食品・雑貨・体験型などジャンルがバランスよく揃っているか
- 表紙や梱包に高級感があるか
特に、上質なデザインや有名ブランドを扱っているカタログは「センスがいい」と思ってもらえるポイントです。
食べ物系ギフト
スイーツやグルメセットなどの消えものは、持ち帰って楽しめる引き出物として人気です。
特にお菓子・調味料、産直グルメは・幅広い年代のゲストに喜ばれます。
選ぶ際のポイントは次のとおりです。
- 賞味期限が長めで安心して渡せるか
- 味や見た目の評判が良いブランドか
- パッケージデザインに華やかさがあるか
話題性のあるスイーツや、普段は手に入りにくいご当地グルメなどは、特別感を演出できます。
実用雑貨系ギフト
日常で使える雑貨は、実用性を重視するゲストにとって嬉しい贈り物になります。
特にタオル・カトラリー・食器などは、もらってすぐに使える点が魅力です。
選ぶ際には、以下のような視点を持つとよいでしょう。
- デザインがシンプルで誰でも使いやすいか
- ブランドの信頼感や品質の高さがあるか
- ペアで贈れるセット商品かどうか
ふたりからの贈り物であることを意識して、引き出物は共用できるアイテムを選ぶのもおすすめです。
結婚式の引き出物選びでよくある質問

結婚式の引き出物選びを進めていくと、ふと立ち止まってしまう場面もあるはず。
ここでは、実際によく寄せられるご質問とその答えをご紹介します。
Q1:引き出物の相場ってどのくらい?
A:ご祝儀額の1割前後が目安です。
たとえば、ご祝儀が3万円なら、引き出物の金額は3,000円程度が一般的です。
ただし、これはあくまで目安。
相手との関係性や地域の慣習によっても変わることがあります。
親族や会社関係などの場合は、もう少し高めに設定する方もいらっしゃいます。
Q2:引き出物の品数は何品がベスト?
A:基本は「記念品+引き菓子+縁起物」の3品構成です。
これは昔からの定番スタイルですが、最近では2品や1品にまとめる方も増えています。
特に、ゲストの荷物が増えすぎないように配慮する傾向が強まっています。
記念品を少しグレードアップしたり、カタログギフト1冊で完結する構成も人気です。
大切なのは、無理に品数を揃えることではなく「感謝の心が伝わるかどうか」です。
形式よりも、贈る気持ちを優先しましょう。
Q3:縁起物って入れたほうがいい?
A:年配の方や親族が多い場合は、入れると安心です。
縁起物は末広がりや長寿など、幸せを願う意味が込められた贈り物。
結婚式では昆布・鰹節・赤飯などが代表的ですが、最近はモダンなパッケージやアレンジ品も豊富です。
一方で若い世代だけのゲスト中心なら、省略するケースも少なくありません。
迷ったときは、親御様にも相談して決めるとスムーズです。
まとめ
結婚式の引き出物は、ゲストへの感謝の想いを伝える大切な贈り物です。
年代や関係性によって、ぴったりの品は少しずつ変わってきます。
誰にどんなギフトを贈れば、笑顔になってもらえるか。
その想いをめぐらせる時間こそが、ふたりの感謝の心を表しています。
大切なのは、高価なものを贈ることではありません。
「あなたのことを考えて選びました」という気持ちが、何よりも伝わる贈り物になります。
結婚式という特別な日が、ゲストにとっても温かな思い出になりますように。
引き出物選びに迷ったときは、結婚式場のプランナーに相談してみてください。
プロの視点から、ふたりらしいセレクトを一緒に考えてくれます。
感謝の気持ちを、一つひとつの贈り物に込めて。
心に残る一日を、引き出物でも彩っていきましょう。
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