準備ガイド

2025.08.20

結婚式はふたりの愛を誓い合う特別なセレモニーです。
それと同時に、これから家族として歩んでいく「はじまりの日」でもあります。

特に、すでにお子さまと一緒に生活をされているご夫婦にとっては、結婚式そのものが「家族の誕生」を意味する大切な節目です。

そこで近年、注目を集めているのがママパパ婚です。
お子さまも主役として迎え、家族全員で結婚式のひとときを共有する。
そうすることで、より温かく感動的な時間を演出できます。

「子供がいると大変」
「どんな演出ができる?」
と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、子どもと一緒だからこそ叶う演出や、子連れだからこそ生まれる感動のシーンがたくさんあります。

そこで本記事では、子連れで楽しむママパパ婚にぴったりの演出アイデアを幅広くご紹介します。

子連れ結婚式の魅力とは?

家族がそろうからこそ感じられる、あたたかな空気。
ここでは、ママパパ婚ならではの魅力や感動のポイントをご紹介します。

家族として迎える新たなスタート

まず注目したいのは、子連れ結婚式だからこそ感じられる家族の一体感です。
夫婦ふたりだけの式とは違い、お子さまの存在が加わることで「家族として歩み始める第一歩」としての意味がより深まります。

また、誓いの言葉や指輪の交換など、ひとつひとつの場面に「親」としての気持ちが重なり、感情もより豊かに。
ただのセレモニーではなく、家族の物語として式そのものに深みが生まれます。

ゲストにとっても記憶に残る一日

親族・友人・同僚などゲストにとっても、子どもが参加する結婚式は特別です。
なかには「こんなに感動した結婚式は初めて!」と涙ぐむ方も。

お子さまの姿を見て、ご両家のご親族が思わず笑顔になる場面も多くあります。
このように、会場全体にやさしい空気が流れるのも、ママパパ婚ならではの魅力です。

お子さまとの写真が一生の宝物に

結婚式は、写真というかたちで記録にも残ります。
親子そろってドレスアップした姿や手を取り合う瞬間など
どれも将来見返したときに胸が熱くなるような写真ばかり。

お子さまが成長したとき、一緒に結婚式に参加したと話せる思い出があることは、家族にとってかけがえのない時間の証となるでしょう。

子どもと一緒に楽しめる結婚式の演出アイデア

ママパパ婚だからこそ叶う、特別な時間。
ここでは、子どもと一緒に楽しめる演出を具体的にご紹介します。
思い出に残る瞬間を、家族全員でつくりましょう。

リングボーイ・フラワーガールとして登場

まずおすすめしたいのが、お子さまによる入場演出です。
指輪を運ぶリングボーイや、花びらをまくフラワーガールは、会場がほっこり和む瞬間に。

たとえ数歩だけでも自分の足でバージンロードを歩く姿は、親にとってもゲストにとっても忘れられない思い出になります。

年齢が低い場合は、抱っこや手つなぎでの入場でもOK。
親子の絆が伝わる、やさしい時間が流れます。

家族そろって「誓いの言葉」

次にご紹介するのは、3人で交わす誓いの言葉です。
「ふたり」ではなく「家族」で未来を誓うスタイルは、ママパパ婚ならでは。

また、子どもが話せない年齢であっても、名前を呼んで手を取りながら誓いを宣言すれば、それだけで感動的な演出になります。

ケーキ入刀は家族で共同作業に

結婚式の定番演出であるウェディングケーキ入刀。
ここにもお子さまを参加させると、さらに記憶に残るシーンになります。

ケーキの前に並び、夫婦と子どもで一緒にナイフを持って入刀。
その瞬間、会場からは自然と拍手と笑顔がこぼれます。

また、ケーキのデザインをお子さまの好きなキャラクターやモチーフにするのも人気。
見た目も楽しく、写真映えする演出として好評です。

ふたりのキスの代わりに家族のハグを

さらに、ちょっと照れくさいキスシーンの代わりに、家族でハグする演出もおすすめです。

子どもをぎゅっと抱きしめる瞬間は、まさに家族の愛そのもの。
会場中がじんわりと温かい空気に包まれます。

写真映えもよく、あとから見返しても胸が熱くなる1枚になります。

▶︎子連れゲストへの配慮や演出ポイントについてはこちら

お子さまが主役になる結婚式の演出も◎

子どもがいるからこそ叶う、あたたかくて感動的なサプライズ。
ここでは、お子さまがメインの演出役として活躍できるアイデアをご紹介します。

子どもからの手紙やメッセージ動画

まずご紹介したいのは、子どもから両親への手紙や映像のプレゼントです。
少し大きくなったお子さまであれば手紙を朗読してもらうことで、場内に涙と拍手が広がる感動的なシーンになります。

人前では難しい場合はメッセージ動画も

中には、「人前で話すのはちょっと難しい…」というお子さまもいますよね。
そんなときには、事前に録画したメッセージ動画を流すのがおすすめです。
子どもらしい言葉や仕草に、思わず笑ってしまう場面も思い出に残る演出になります。

写真と組み合わせて成長を伝える演出

メッセージ動画と合わせて、過去の写真と組み合わせたスライドショーにする。
そうすることで、家族の成長記録としてもゲストに伝わる心温まる演出になります。

結婚証明書に手形や足形を添える

次におすすめするのが、お子さまの手形や足形を結婚証明書に押す演出です。
一般的な署名に加えて、お子さまの成長を感じられる証として残すことができます。

・新郎新婦がサインしたあとに、お子さまの小さな手形をポンッと押す
・証明書自体を「ファミリーツリー」や「手形アート風」にデザインする

このようにすると、インテリアとして飾っておけるので、いつでも結婚式の思い出を振り返れます。

子どもが乾杯の音頭をとる

もしお子さまが人前でも物おじしないタイプであれば、披露宴の乾杯の音頭をお願いするのも素敵なアイデアです。

もちろん、完璧である必要はありません。
「かんぱーい!」と元気に声を出してくれるだけで、ゲストの心は一気に和みます。

大人の進行とはひと味違った、ほっこりムードの幕開けとなることでしょう。

子どもと一緒に楽しめる披露宴アイデア

披露宴も家族らしさを大切に。
ここでは、お子さまがいるからこそ楽しめる披露宴演出のアイデアをご紹介します。
笑顔あふれる時間を、ゲストと一緒に共有しましょう。

ファーストバイトは「子どもから親へ」

披露宴の定番演出といえばファーストバイト。
通常は新郎新婦がお互いにケーキを食べさせ合います。
しかしママパパ婚では「子どもからパパママへ」というパターンも人気です。

小さいお子様ならではのほっこり演出

たとえば、小さなスプーンでパパママにケーキを食べさせる姿は、見ているだけで会場が笑顔に包まれます。

もし手が届かない年齢であれば、パパやママが抱っこしながら参加するのも◎。
会場からは思わず「かわいい〜!」という声が飛び交うことでしょう。

兄弟でバイトリレーもおすすめ

お子様に兄弟姉妹がいる場合は順番にバイトを担当するのもおすすめ。
家族で完成させる演出として、ゲストの心にも残ります。

キッズ専用コーナーで笑顔を引き出す

次にご紹介するのは、披露宴内に「子ども専用スペース」を設けるアイデアです。
特に、親戚や友人に子連れゲストが多い場合は大きな安心につながります。

たとえば、以下のようなコーナーを用意すると喜ばれます。

・ぬりえ&お絵かきコーナー
・絵本やおもちゃが置かれたリラックススペース
・バルーンプールや簡易的なボールプール
・お菓子付きのキッズビュッフェテーブル

また、フォトスポットを用意すれば、写真タイムも盛り上がります。
かわいいフォトプロップスやお揃いのカチューシャを用意して、親子で一緒に楽しめる時間を演出しましょう。

子ども向け演出タイムを組み込む

さらに、披露宴の中に「キッズ向けの時間」を組み込むのもおすすめです。
飽きがちな子どもたちにとって、主役になれる時間は嬉しいひととき。

たとえば、

・子どもたちによる花束贈呈
・ステージでの「かんぱいの歌」披露
・親から子へ向けたサプライズギフトタイム

このように、子どもも楽しめる構成にすることで、式全体がより一体感のあるものになります。

もちろん、あらかじめ無理のない範囲でプログラムを調整することが大切。
当日の体調や気分によって、臨機応変に対応できるよう余白を持たせておくと安心です。

子連れならではの注意点と対策

子どもがいるからこそ、事前の準備が大切に。
ここでは、ママパパ婚を成功させるために押さえておきたいポイントや、当日のトラブルを防ぐための工夫をご紹介します。

打ち合わせは「子連れOK」の会場を選ぶ

まず重要なのは、打ち合わせ時の環境です。
小さなお子さまがいると、長時間の打ち合わせや移動は大きな負担になります。

そのため、なるべく下記のような配慮のある会場を選ぶのがおすすめです。

・キッズスペース完備
・授乳室やおむつ替えスペースがある
・おもちゃや絵本が用意されている

また、打ち合わせの際に保育スタッフがいる会場も増えています。
必要に応じて、一時的にお子さまを預けながら話を進められる環境が整っていると、準備もスムーズに進みます。

スケジュールはお子さま優先で考える

次に気をつけたいのが、当日のスケジュール設計です。
子どもは突然機嫌が変わったり、体調を崩したりすることもあります。
そのため、時間に余裕のある進行スケジュールを心がけましょう。

たとえば、以下のような工夫がおすすめです。

・移動時間や空き時間に休憩スペースを設ける
・お昼寝タイムを考慮して演出時間を調整する
・「必ず出番がある」演出ではなく「できたら嬉しい」程度の柔軟さを持たせる

無理にすべての演出に参加させようとせず、そのときのお子さまの状態に合わせて臨機応変に対応することが大切です。
「うまくいかなくてもOK」という気持ちで楽しむことができます。

衣装や持ち物の準備も入念に

衣装に関しても、動きやすさ・着替えやすさを重視しましょう。
たとえおしゃれであっても、子どもにとって負担になる服では当日が大変になります。
締め付けが少なく、肌ざわりのいい素材のものを選ぶと安心です。

また、式の途中でぐずった場合に備えて、以下の持ち物も用意しておくと安心です。

・お気に入りのおもちゃ
・飲み物・おやつ
・着替え一式
・ブランケットや上着(冷房対策)
・絵本や静かに遊べるグッズ

このように「いざというとき用のバッグ」を1つ準備しておくと、慌てずに対応できます。

結婚式準備で子どもと楽しむ方法

準備期間も、家族の思い出づくりに。
結婚式当日だけでなく、準備の段階からお子さまと一緒に楽しむことで、より特別な体験になります。
ここでは、準備段階から家族で楽しめるアイデアをご紹介します。

一緒にペーパーアイテムを手作りする

まずはじめにおすすめしたいのが、招待状や席札などの手作り体験です。
お子さまと一緒に色を選んだり、シールやスタンプでデコレーションを楽しんだり。
「子どもがつくってくれた席札なんです」と紹介すれば、ゲストにも温かく伝わります。

また、お絵かきが好きなお子さまなら、こんなアイデアも◎

・イラスト入りのプロフィールブック
・オリジナルのウェルカムボード

準備が親だけのものではなく家族の活動になることで、式までの期間も大切な思い出になります。

衣装選びを親子で楽しむ

次にご紹介したいのは、衣装選びの時間を一緒に楽しむことです。
子どものドレスやスーツを選ぶ際に、色味やテイストを親子でおそろいにすると統一感があり、写真映えも抜群です。

たとえば、下記のようにちょっとした工夫で家族コーデが完成します。

・白×くすみピンクのリンクコーデ
・花冠でナチュラルテイストに揃える
・パパと息子で蝶ネクタイをおそろいにする

また、衣装合わせの日も、撮影タイムにすると良い思い出になります。
試着中のちょっとしたやりとりや笑顔も、かけがえのない瞬間です。

家族でオリジナル演出を考える

さらにおすすめなのが、家族全員で演出アイデアを出し合うことです。
子どもが「○○したい!」と自分から言ってくれる場合は、その意見を反映してみましょう。

たとえば、以下のようにお子様の「やりたい」を叶えることで、当日へのワクワク感も倍増します。

・風船を飛ばす演出
・シャボン玉での入場シーン
・子どもによるプレゼント贈呈やくす玉割り

また、準備を一緒に進めたことで、式当日に「参加している」という実感が生まれ、自然とお子様の表情にも自信があふれるようになります。

まとめ

子どもと一緒だからこそ生まれる、感動と笑顔。
ママパパ婚には、ふたりだけの結婚式とは異なるあたたかさがあります。

まず、演出にお子様が関わることで、自然と会場の雰囲気が和やかに。
ゲストにとっても、家族のつながりを目にすることで、より心に残る式となります。

また、準備段階から子どもと関わることで当日だけでなく、そこまでのプロセスも大切な思い出になります。

さらに、お子様によるさまざまな演出を通して「今しかできないこと」を形にできるのも大きな魅力です。

もちろん、子どもがいるからこその不安やハプニングもあるかもしれません。
しかし、それもすべてを含めて家族らしい一日として残ります。

少しぐらい予定どおりにいかなくても大丈夫。
むしろ、そんな「等身大の幸せ」が、いちばん心に響く瞬間になるはずです。

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