準備ガイド

2025.08.11

結婚式は、もっと自由で、自分らしくていい。
ドレスコード・演出・会場の雰囲気まで、決まりにとらわれずに選べるのが理想です。
ふたりらしさを詰め込んだ、特別な一日をつくりませんか?

そんな願いを叶えてくれるのが、カジュアル結婚式。
今、20〜30代の花嫁さんたちから注目されています。

肩肘張らず、大切な人たちと自然体で過ごせる。
笑顔と会話があふれる、あたたかな時間。
一人ひとりに「ありがとう」を伝えられる結婚式です。

形式に縛られず、ふたりらしさを大切にしたい方にぴったりのスタイル。
準備の工夫次第で、より素敵な1日を演出できます。

本記事では、カジュアルな結婚式をもっと楽しむためのアイデアをご紹介。
衣装・演出・ドレスコード・会場の選び方など、実例とあわせてわかりやすく解説します。

プレ花嫁として準備を進めるあなたへ。
心から楽しめる結婚式のヒントが、きっと見つかります。

カジュアル結婚式とは?その魅力と特徴

まずは「カジュアル結婚式」がどんなスタイルかをご紹介します。
最近では、形式ばった挙式よりも“ふたりらしい”自由なスタイルが注目されています。
その中で人気を集めているのが、カジュアルな雰囲気で行う結婚式です。

カジュアル結婚式とは?

カジュアル結婚式は堅苦しいルールや決まりごとを省き、新郎新婦が自然体で楽しめるように工夫された結婚式のことです。
招待する人数・会場の雰囲気・進行のスタイルも自由に選べます。

決まった流れに従うのではなく、ふたりで作るオリジナルの結婚式がベースになります。
そのため、ゲストとの距離も近く、アットホームな空気感も大きな魅力です。

カジュアル結婚式の主な特徴

以下のような要素が、多くのカジュアル結婚式に見られます。

場所の選択肢が多彩

レストラン・ガーデン・古民家など…
専門の結婚式場に限らず、雰囲気にこだわった空間を自由に選べます。

ドレスコードも自由に設定できる

ミモレ丈のドレスやパンツスタイル、新郎のカジュアルなジャケット姿なども人気です。
ふたりが心地よくいられる服装が選ばれています。

演出の自由度が高い

・人前式やフォトラウンド
・ゲスト参加型の演出
このように、固定の流れにとらわれない進行が可能です。

ゲストとの一体感が生まれやすい

少人数で行うことが多く、ゲストとの会話や写真タイムをたっぷり設けられます。
そのため、まるでホームパーティーのようなあたたかい雰囲気の結婚式に。

コスト面の調整がしやすい

自由度が高いため、装飾や演出をシンプルに抑えられます。
そのため、結婚式全体の予算を調整しやすいという点もメリットです。

カジュアル結婚式が選ばれる背景とは?

現代のプレ花嫁の多くが、自分たちらしい結婚式を大切にしています。
固定概念に縛られず、自分たちの価値観を軸に、特別な一日を形にしたいと考える方が増えています。

また、結婚式のスタイルも多様化が進んでいます。
費用の見直しやゲストの負担を減らす工夫も、カジュアル婚が支持される大きな理由のひとつです。

カジュアル結婚式はどんな人におすすめ?

こんなふたりに、カジュアルな結婚式はぴったりです。

・大切な人と自然体で過ごしたい
・誓いの言葉も演出も自由に選びたい
・ゲストとの距離を近く感じられる式にしたい
・見た目よりも心のつながりを大切にしたい
・オリジナリティのある式にしたい
・結婚式の費用を抑えたい

カジュアル結婚式は、自由に自分らしくを叶えられる新しいスタイル。
ふたりらしさを大切にしたい方にこそ、おすすめしたい結婚式のかたちです。

カジュアル結婚式のメリットとデメリット

カジュアル結婚式には、たくさんの魅力があります。
その一方で、注意しておきたい点もあります。
まずは、メリットとデメリットをしっかり確認しておきましょう。

カジュアル結婚式のメリット

ふたりらしさを叶えるカジュアル結婚式ですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
以下では、カジュアル結婚式のメリットについて紹介します。

費用を抑えやすい

カジュアル結婚式は、一般的な式と比べてコストを抑えやすいのが特徴です。
たとえば、会場装飾や演出をシンプルにしたり、演出を手作りにしたりすることで費用の見直しが可能です。

さらに、レストランやカフェなどを会場に選べば、場所代もリーズナブルに抑えられることが多いです。

ゲストとの距離が近い

堅苦しさがない分、ゲストもリラックスして過ごせます。
歓談の時間を多く取る進行や、写真を自由に撮れるスタイルも人気です。

その結果、ふたりも自然体で笑顔になれ、ゲストとの絆を深めやすくなります。

自由な進行ができる

決まったプログラムに縛られず、結婚式の流れを自由に組み立てられます。
たとえば、余興を省いて歓談中心にしたり、ケーキ入刀の代わりに演奏を取り入れたり。
好きなことを取り入れて、ふたりだけの進行が作れます。

カジュアル結婚式のデメリットと注意点

カジュアル結婚式は自由度が高い分、準備や配慮にもポイントがあります。
以下のような点には、事前にしっかり対応しておくと安心です。

親世代の理解を得にくいことも

たとえば「結婚式は厳かに行うべき」という価値観の親御さんにとっては、カジュアルな式が受け入れにくい場合があります。

しかし、事前に説明をしたり、フォーマルさを少し取り入れたりする工夫で解消できることもあります。

自由すぎて迷いやすい

自由度が高い分、何を選べばいいのか悩んでしまう方も少なくありません。
その場合は、プロのプランナーに相談したり、式場の実例を見たりすることで方向性を固めやすくなります。

情報が少なく不安になることも

フォーマルな結婚式に比べて、カジュアル婚の情報はまだ少なめです。
そのため、具体的なイメージが湧きにくい場合もあります。

しかし、最近ではカジュアル結婚式に対応した式場やプランも増えてきました。
特にレストランウェディングなどは、サポート体制が整っている会場も多いです。

カジュアル結婚式のアイデア集

カジュアルな結婚式では、自由度の高さを活かした工夫がポイントになります。
だからこそ、どんな演出を取り入れるかで雰囲気が大きく変わります。

ここでは、カジュアル結婚式でおすすめのアイデアを、テーマ別にご紹介します。

結婚式場を選ぶ際のアイデア

まずは、結婚式の印象を大きく左右する会場選び。
カジュアル結婚式では、会場選びにも柔軟性があります。

たとえば、次のような場所が人気です。

レストランやカフェ

料理のおいしさはもちろん、落ち着いた空間でアットホームな雰囲気が叶います。

ガーデンやテラスのある会場

自然光や風を感じられる、ナチュラルなロケーション。
写真映えも良く、開放的なムードになります。

ゲストハウスや古民家

自分たちだけの貸し切り空間で、自由な演出ができます。
ゆったりとした時間の流れを感じられるのも魅力です。

衣装のアイデア

カジュアルな結婚式では、衣装の自由度も高いです。
だからこそ、自分たちらしさを表現しやすいポイントでもあります。

新婦のスタイル例

ミモレ丈やパンツスタイルのドレス、サンダルやスニーカーで抜け感をプラス。
ガーデン婚なら、花冠やブーケをナチュラルテイストにするのもおすすめです。

新郎のスタイル例

ジャケット×チノパン、ノーネクタイなど、堅すぎない装いが人気です。
色で遊んだり小物でアクセントを効かせたりと、自由度は無限大です。

結婚式の進行・演出のアイデア

カジュアル結婚式では、型にはまらない進行が可能です。
だからこそ、ゲスト参加型や会話の多い演出がよく合います。

人前式スタイル

ゲストに見守られながら誓いを立てる人前式は、カジュアル結婚式にぴったりです。
誓いの言葉や証明書も、ふたりらしくアレンジできます。

フォトタイム・セルフ撮影

カメラマンだけでなく、ゲストも自由に撮影OKに。
SNSでのシェアや、後日プレゼントにも使えます。

歓談メインのパーティー

「食事と会話をゆっくり楽しむ」をテーマにするのも人気。
演出を省き、ゲストとの時間を大切にする進行です。

DIYの装飾やアイテム

ウェルカムスペースやフォトブースを手作りすれば、思い出も倍増。
プチギフトも、ふたりらしいセレクトで喜ばれます。

おもてなしのアイデア

カジュアルでも、ゲストへの心配りは忘れずに。
ちょっとした工夫で、おもてなしの気持ちが伝わります。

キッズスペースや授乳室の準備

家族連れゲストには、ちょっとした配慮がとても嬉しいものです。
また、お子様向けのメニューやプチギフトを用意するのも喜ばれます。

ウェルカムドリンクや軽食の提供

結婚式が始まる前に、飲み物やフィンガーフードを用意すると喜ばれます。
季節に合わせて、旬の食材や温度の工夫も取り入れると◎

席札に一言メッセージを添える

一人ひとりへの感謝の気持ちを、言葉にして伝えましょう。
時間をかけずにできる、心あたたまるアイデアです。

▶︎ドレスの持ち込みについての記事はこちらから

カジュアル結婚式におすすめなドレスコードの工夫

カジュアル結婚式では、服装の自由さも魅力のひとつ。
とはいえ、自由と言われると迷ってしまうゲストも少なくありません。

だからこそ、新郎新婦からのちょっとした一言がゲストに安心感を与えます。
明確なルールではなく、イメージしやすい提案を添えることが大切です。

ドレスコードが「自由」だと困る理由

たとえば、招待状に「平服でお越しください」とだけ書かれていた場合。
「どこまでカジュアルでいいの?」
「失礼にならない?」
といったように戸惑う人は少なくありません。

特に目上の方や職場の同僚など、周囲との浮きを心配する方にとって、判断が難しく感じられます。

安心を与える「ひと工夫」

そこでおすすめなのが、具体的な表現でイメージを伝えること。
服装の自由度を保ちつつ、ゲストが迷わず選べるようなガイドがあると安心です。

たとえば、以下のような一言を添えると効果的です。

・「スマートカジュアルでお越しください」
・「会場が芝生なので、歩きやすい靴がおすすめです」
・「白以外の華やかな服装でご参加ください」
・「ネクタイなしでも構いません」

このように、具体的に伝えることで「それなら大丈夫」と思ってもらいやすくなります。

写真やイラストで伝えるのも◎

一方で、文章だけではイメージしづらいという声もあります。
そんなときは、写真やコーディネート例の画像を添えるとさらに親切です。

・WEB招待ページにサンプル画像を掲載
・LINEやメールでコーデ例を共有
・招待状に「イメージ例」を簡単に記載

ビジュアルで伝えることで、言葉以上に安心感が生まれます。

自由だけど浮かない服装の工夫

カジュアルなドレスコードでも、結婚式としての非日常感は意識しておきたいところ。
だからこそ、きれいめカジュアルが基本のイメージになります。

女性ゲストの場合

ワンピースやブラウス+スカートの組み合わせ。
色味は、ベージュ・ネイビー・くすみカラーなどが人気です。

男性ゲストの場合

ジャケット+パンツスタイル。
ノーネクタイでも、シャツの色味や素材感で程よくきちんと感を演出できます。

カジュアル結婚式におすすめの演出

カジュアルな結婚式では、演出も自由。
だからこそ、ふたりらしい工夫を取り入れることで、より思い出深い一日になります。

「感動を届けたい」「笑い合いたい」「会話を楽しみたい」
そんな想いに応える、カジュアル結婚式にぴったりな演出をご紹介します。

ゲスト参加型の演出で一体感を

カジュアルな結婚式では、ゲストとの距離が近くなるぶん、参加型の演出が特におすすめです。
一緒に作る時間や体験が、ゲストの心にも深く残ります。

たとえば、こんな演出があります。

ウェディングツリー

指印やスタンプを押してもらい、1枚の木を完成させる演出。
完成後は新居に飾れる、思い出に残るアイテムになります。

タイムカプセルメッセージ

「5年後のふたりへ」と題して、ゲストに手紙を書いてもらう演出。
記念日などに開封する楽しみも生まれます。

リングリレー

指輪をリボンに通して、ゲスト全員で新郎新婦へ届ける儀式。
その瞬間、会場に一体感が生まれます。

食事や歓談を中心にした演出も◎

一方で「特別な演出は少なめにして、会話を楽しみたい」というカップルも多いです。
そんな場合は、下記のように歓談や食事を中心にした進行がぴったりです。

ビュッフェ形式で自由に楽しむ

好きな料理を選べることで、会話も自然と生まれます。
立食スタイルなら、ゲスト同士の交流も活発に。

シェフによるライブキッチン

目の前で調理される料理は、エンタメ性も抜群です。
食の演出がゲストをワクワクさせてくれます。

テーブルインタビューやトークタイム

司会者がゲストと話す時間を作ることで、思い出や祝福の言葉がより印象的になります。

写真映え×楽しさを両立する演出

カジュアルな結婚式では、SNS映えする写真演出も人気です。
ゲストと一緒に楽しめる、アクティブな時間をつくりましょう。

フォトブースを設置

テーマに合わせた背景や小道具を用意すれば、撮影タイムが楽しい時間に。
撮った写真をその場でプリントしてプレゼントするのも喜ばれます。

インスタントカメラを各テーブルに配置

ゲスト目線のスナップ写真が自然な笑顔を残してくれます。
後からアルバムにまとめるのもおすすめです。

みんなで撮る集合セルフィー

司会者の合図で一斉に撮るセルフィータイムも、結婚式で盛り上がる演出のひとつです。

その他のあたたかい演出アイデア

カジュアル結婚式では、派手さよりも心地よさを重視した演出が喜ばれます。
以下のような工夫も、ゲストの満足度を高めるポイントになります。

プロフィールムービーをやめて語りに変える

映像の代わりに、ふたりが自分たちの言葉で感謝を伝える時間。
短くても、心が通う演出になります。

ゲスト全員に感謝を届ける「ひとことギフト」

プチギフトに一言メッセージを添えるだけで、心が伝わります。

子どもゲストに「おしごと」をお願いする

リングボーイ・リングガール以外にも、花束配りや「乾杯係」など、活躍の場を作ってあげると、会場がなごやかになります。

▶︎レストランウェディングならではの演出アイデア

レストランウェディングとの相性も抜群のカジュアル結婚式

カジュアルな結婚式を考えるうえで、会場選びはとても重要なポイントです。
中でも、レストランウェディングはカジュアル婚との相性が抜群。

形式にとらわれず、あたたかい雰囲気の中で行えることが、レストランを選ぶ大きな理由のひとつです。
ここでは、その魅力とメリットをご紹介します。

アットホームな空間が叶う

レストランは、結婚式場に比べて空間がコンパクトな分、ゲストとの距離がとても近くなります。
だからこそ、会話や笑顔が自然と生まれ、リラックスした時間を過ごせます。

たとえば、披露宴というよりは「大切な人との食事会」のような雰囲気に。
緊張感よりも、温もりを感じられる式が実現できます。

料理のおもてなしが主役になる

レストランウェディング最大の魅力は、なんといっても料理のクオリティです。
結婚式でも「料理がおいしかった」という感想は、ゲストの記憶に強く残ります。

その点、プロのシェフが腕をふるうレストランでの婚礼料理は満足度も◎
「ゲストにしっかりおもてなししたい」と考えるふたりにぴったりです。

また、アレルギー対応やコースのカスタマイズがしやすい点も安心材料のひとつです。

装飾や演出の自由度が高い

レストランでは、自分たちの世界観を表現しやすいのも魅力のひとつ。
もともとの内装を活かしたり、最小限の装飾でも十分華やかに見せられます。

さらに、持ち込みOKな会場も多く、下記のような演出やアイテムの自由度が高いのもポイント。

・自作のウェルカムボードを飾る
・好きな花だけを使ったブーケ
・BGMをプレイリストで管理

といったように、細部にふたりらしさを取り入れやすくなります。

費用面でも柔軟に対応できる

一方で、レストランウェディングはコスト面でも調整がしやすいのが特徴です。
必要なものを必要なだけ取り入れられるため、無駄を省いた計画が可能です。

・招待人数に応じて会場を選べる
・演出や装花をシンプルに調整できる
・提携外のカメラマンやヘアメイクを持ち込める

このように、お金をかけるところと抑えるところを自分たちでコントロールできるます。
そのため、満足度とコストパフォーマンスの両立がしやすいと言えるでしょう。

アクセスや立地も好条件

レストランは街中にあることが多く、アクセス面でも優れている点も見逃せません。
駅近やバス便が整った場所なら、遠方ゲストにも安心して招待できます。

また、二次会への移動もスムーズにできるため、1日を通して自然な流れで過ごせます。

まとめ

カジュアルな結婚式は、「こうあるべき」という形から解き放たれた、新しいスタイルの挙式です。
ドレスコードも演出も会場も、すべてがふたりらしさを映すキャンバスになります。

だからこそ、必要なのは正解ではなく「納得感」。
形式や他人の目よりも、「ふたりが心から楽しめるか」を大切にしてみてください。

堅苦しい進行をやめて歓談の時間を増やす。
フォーマルな衣装より、自分らしいスタイルを選ぶ。
それだけでも、ゲストにとって温かい思い出になるはずです。

そして何より大切なのは、「ありがとう」を伝える気持ちです。
装飾や演出よりも、その想いこそがゲストの心に残ります。
肩の力を抜いて、ふたりらしい優しさを込めた時間をつくってください。

マリーゴールドグループ、各店舗ブライダルフェアを随時開催中!

マリーゴールドグループは、熊本・福岡・山口にある結婚式場です。

レストランウェディングならではの自由度が高い演出で、カジュアルな結婚式の会場としてもご利用いただけます。
ガーデンウェディングやデザートビュッフェなどのご要望にも、柔軟な対応が可能です。

また、実際に結婚式の雰囲気を体感いただけるよう、随時試食付きのフェアも行なっています。
これから結婚式をお考えの方は、お気軽にご参加ください。

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