準備ガイド

2025.07.09

「挙式って、本当に必要?」そんな疑問から始まる結婚準備もあります。
ドレスは着たいけれど、厳かなセレモニーにはこだわらない。
ゲストとゆっくり食事を楽しみたい——。

そんなふたりに今、挙式をしないレストランウェディングが注目されています。

肩肘張らずに、自分たちらしいスタイルが叶うとあって、20〜30代を中心に人気が高まっています。

この記事ではレストランウェディングで挙式なしの場合、費用・準備・雰囲気の違いを比較し、わかりやすく紹介。
挙式なしという選択肢が、どんな魅力とメリットを持つのかをご案内します。

レストランウェディングとは?

レストランウェディングは、飲食店を会場にして行う披露宴スタイルです。
堅苦しい形式を避け、料理や空間そのものを重視したいカップルに支持されています。

カジュアルながら上質なおもてなし

レストランウェディングは、料理のおいしさを重視する人に人気です。
一皿ずつ丁寧に提供されるフルコースや旬の食材を使ったオリジナルメニューなど、料理でゲストへの感謝を伝えられるのが魅力です。

また、もともとがレストランであることから会場の雰囲気も重要なポイント。
温かみのある照明や落ち着いたインテリアが、心地よい空間を演出してくれます。

形式にとらわれない自由さと、プロのおもてなしが両立しているのも魅力です。

挙式なしでも自然な流れが叶う

レストランウェディングは、挙式を省略して披露宴のみ行うカップルにも好評です。
披露宴の流れは自由に設計できるため、ゲストとの会話や演出の時間をゆったり確保できます。

たとえば、乾杯前に感謝の気持ちを込めたウェルカムスピーチを入れたり、食事の合間に思い出のムービーを上映したりすることで、自然な盛り上がりが生まれます。

挙式がなくても、心に残る披露宴を作ることが可能です。

レストランウェディングの魅力とは?

レストランウェディングには、他スタイルにない魅力があります。
料理や空間、ゲストとのつながりを大切にするカップルにとって、最適な選択肢といえるでしょう。

料理の満足度が高い

一流の料理人が手掛けるメニューで、ゲストの満足度が高まります。
温かい料理をベストなタイミングで提供できる点も強みです。

コース料理だけでなく、ビュッフェスタイルを選ぶことも可能なため、演出や雰囲気に合わせて自由にアレンジできます。

また、アレルギー対応や好き嫌いに応じた個別対応も柔軟にできるのは、レストランならではのメリットです。
料理で感謝を伝えたいカップルにぴったりのスタイルです。

会場の雰囲気が落ち着いている

高級感のあるインテリアや照明、音楽など、レストランならではの雰囲気が魅力です。
非日常でありながらも、どこか親しみを感じる空間づくりが可能です。

装飾も最小限に抑えられるため、自然体の雰囲気を大切にしたい人にはぴったり。
外観や立地もおしゃれな店舗が多く、フォトスポットとしても活用できます。

ゲストとの距離が近い

広すぎない空間だからこそ、ゲストとの会話が自然に生まれます。
新郎新婦のふたりが各テーブルを回りながら話せる時間を確保しやすく、感謝の気持ちを直接伝えることができます。

家族や親しい友人との距離感を重視した披露宴を希望する人に最適です。
ゲストからも「温かい雰囲気だった」「ふたりとゆっくり話せてうれしかった」といった感想が多く寄せられる傾向があります。

▶︎熊本のレストランウェディングに関する詳しい記事はコチラ

他の結婚式スタイルとの違い

レストランウェディングとホテルや専門式場などの一般的なスタイルを比べると、その自由度と費用感に大きな違いが見られます。
それぞれの特徴を具体的に見てみましょう。

挙式の有無や流れの柔軟性

ホテルや専門式場では、基本的に「挙式+披露宴」がセットになっており、決まったスケジュールの中で進行します。
例えば、挙式の後にすぐ披露宴へ移行し、乾杯・ケーキ入刀・中座などの進行も定型的です。

一方、レストランウェディングは構成が自由です。
挙式を行わず披露宴のみというスタイルも自然に成り立ち、スピーチやムービー上映から始まる披露宴も人気です。
演出の順序も柔軟に組み替えられるため、ふたりらしい内容に仕上げやすいのが魅力と言えます。

会場費用や料理費の違い

ホテルや専門式場では、チャペル使用料・控室・装花・照明・音響などに細かく費用がかかり、トータルでは300万円を超えるケースも少なくありません。
料理も決められたプランの中から選ぶことが多く、アレンジが利きにくいことも。

対してレストランウェディングでは、基本の空間がすでに整っているため装飾費が少なくて済み、会場費自体も抑えめです。
また、料理はシェフと直接打ち合わせできることが多く、オリジナルメニューやアレルギー対応も柔軟に対応可能。
費用に見合った満足度が得られやすいスタイルといえるでしょう。

ゲストの人数や雰囲気の違い

ホテルや専門式場は、大規模な披露宴にも対応できるような広い会場がそろっています。
ゲストが80〜100名以上になる場合でも、音響や照明など設備が整っておりスムーズに進行可能です。

一方レストランウェディングは、20〜40人程度の少人数婚に向いています。
テーブルの間隔も近く、全員と目が合う距離感で食事や会話を楽しめます。
形式よりも交流を大切にしたいカップルには、ちょうど良い広さと温かさを兼ね備えた空間です。

▶︎挙式と披露宴の違いについてはコチラの記事をチェック!

【比較表】挙式あり vs 挙式なしの違い

挙式を行う場合と行わない場合で、費用や準備、当日のスケジュール感に大きな違いがあります。
以下の表で、その違いを分かりやすく比較してみましょう。

項目挙式あり挙式なし(レストラン)
費用相場約250〜350万円約100〜180万円
所要時間約4〜6時間約2〜3時間
打ち合わせ回数5〜8回程度2〜4回程度
内容構成挙式+披露宴披露宴のみ
ゲスト人数目安40〜100人以上10〜40人程度

挙式ありの場合は進行や演出、衣装選びの幅も広がり、より格式ある雰囲気が出せる反面、準備期間が長くなりがちです。
また費用も高額になりやすく、打ち合わせの回数も多くなります。

一方で、挙式を省略したレストランウェディングは準備の負担が軽く、短期間でも実施しやすいのが特徴です。
打ち合わせは必要最小限にとどめつつ、披露宴の内容にこだわることができるため、効率よく理想の結婚式を形にできます。

加えて、レストランの規模や雰囲気によっては、大人数でなくても華やかさや満足感を演出できます。
予算を抑えたいカップルや、親しい人たちとの時間を大切にしたい方に特に向いているスタイルといえるでしょう。

挙式なしのレストランウェディングでおすすめの演出アイデア

挙式を行わないからこそ、披露宴を印象的に彩る演出が大切です。
ふたりらしさを存分に表現し、ゲストの心にも残る時間を演出しましょう。

ウェルカムスピーチで始まりを演出

新郎新婦からゲストへ感謝の言葉を伝えることで、式の始まりに温かさが生まれます。
司会者ではなく本人たちの声があると一気に雰囲気が和らぎ、リラックスした空気が会場を包みます。

スピーチにはエピソードや思い出を交えると、より感動的になります。
家族や友人とのエピソードを交えることで、ゲストそれぞれに特別感を届けられます。

オープニングムービーの活用

出会いやプロポーズのエピソードを映像で紹介することで、ゲストにもふたりの歩みが伝わりやすくなります。
笑いや感動の要素を盛り込むと、自然な導入になります。

写真・動画・ナレーションを組み合わせれば、ふたりの世界観をそのまま映し出せます。
自己紹介を兼ねた演出としても効果的です。

サプライズプレゼントや演奏

家族や友人に向けた感謝のプレゼントや、新郎新婦による歌や演奏も人気です。
会場が一体となって楽しめます。

手紙や手作りギフトを贈る演出も心温まる瞬間になります。
特別な人へ向けた演出を設けることで、感謝の気持ちがより強く伝わります。

テーブルラウンドと写真撮影

各テーブルをまわって一言ずつ感謝を伝える時間もおすすめです。
写真を残すだけでなく、直接話せる機会になります。

フォトプロップスを用意したり、チェキでゲストと写真を撮ったりすることで、楽しい時間が共有できます。
小さなギフトを手渡ししながら回る演出も喜ばれます。

デザートビュッフェやカクテルタイム

自由に動けるスタイルで、ゲスト同士の交流が生まれやすくなります。
形式ばらずに楽しみたい方にぴったりです。

新郎新婦も一緒にテーブルを回ったり、料理をサーブする参加型の演出も人気です。
会話が生まれやすく、自然な笑顔が広がる空間になります。

エンディングムービーやメッセージカード

披露宴の締めくくりには、ふたりからの感謝を込めたエンディングムービーや手書きのメッセージカードを用意するのもおすすめです。

最後まで心のこもった演出で、挙式がなくても満足度の高い披露宴を演出することができます。

▶︎コスパの良い演出について詳しい記事はコチラ

挙式なしのレストランウェディングの費用相場

費用面でもレストランウェディングは注目されています。
特に「挙式を行わない」という選択によって、費用を大きく抑えながらも満足度の高い式を実現しやすくなる点が魅力です。

平均予算は約100〜180万円

人数や料理の内容、演出の規模によって金額は変動しますが、一般的に200万円以下で開催できるケースが多いです。
挙式にかかる費用(会場使用料、司祭者への謝礼、装花など)が不要になる分、衣装や演出、写真や映像に予算を振り分けやすくなります。

特に、少人数での開催であれば100万円前後に収まることもあり、コンパクトで質の高い披露宴を実現できるスタイルとして選ばれています。

項目ごとの費用内訳

  • 会場使用料…5〜15万円(レストランの規模や立地による)
  • 料理・飲み物…1人あたり1〜1万5千円(コースの内容やドリンクの種類による)
  • 衣装・ヘアメイク…10〜20万円(レンタルか購入かによって変動)
  • 写真撮影・記録…5〜15万円(スナップ撮影やアルバム制作の有無で変動)

これらに加えて装花・プチギフト・引き出物などを含めても、トータルで250万円を超えることは少なく、内容を取捨選択しやすい点も挙式をあげないレストランウェディングならではのメリットです。

必要なものだけを選び、本当にこだわりたい部分に投資できるため、「無理せず理想を叶えたい」ふたりにぴったりのスタイルといえるでしょう。

挙式なしのレストランウェディングが向いている人

挙式をしないレストランウェディングは、自分たちらしさを大切にしつつ、ゲストとの距離感やコストパフォーマンスにも配慮したいカップルに選ばれています。
以下のような考えを持つカップルには、特におすすめです。

挙式よりも披露宴に重きを置きたい人

「お披露目」としての披露宴に重点を置く人にとって、レストランの雰囲気はぴったりです。
挙式を省略することで、時間や費用を披露宴に集中できるため、料理・演出・会話といった“おもてなし”を重視したい人に向いています。

堅苦しい儀式が苦手という人や、宗教・形式にこだわりがない場合でも、自然な流れで感謝の気持ちを伝えられる披露宴が実現します。

ゲストと近い距離で楽しみたい人

友人中心や親族のみの披露宴を希望する人に向いています。
広すぎない空間だからこそ、新郎新婦とゲストの距離も近く、自然な会話が生まれます。

形式的な進行よりも、交流を重視した披露宴が理想という人にぴったりです。
「ありがとう」を直接伝えられる距離感を求める方には、レストランという空間が最適です。

コストパフォーマンスを重視したい人

挙式なしのレストランウェディングは費用を抑えながら、満足度の高い結婚式を実現したい人に適しています。
高額な演出や装飾よりも、料理や会話など本質的な満足感を大切にしたいふたりにぴったりです。

また、無理なく準備を進められる点もポイント。
短期間でもスムーズに企画しやすく、仕事や育児と両立したい方にも向いています。
準備に時間をかけず、必要なところにだけこだわりたいという「効率派」のふたりにもおすすめです。

さらに、再婚や大人婚を選ぶカップルにも人気があります。
落ち着いた雰囲気の中で気取らず感謝を伝えるスタイルは、幅広い年代のゲストに喜ばれる傾向があります。

挙式なしのレストランウェディングの注意点

魅力が多い一方で、注意しておきたい点もあります。
事前に把握し、準備に活かすことで、より満足度の高い披露宴が叶います。

会場の設備に限りがある

式場によっては、控室や音響設備が十分でない場合があります。
とくに親族控室や更衣室が用意されていないケースもあるため、ゲストに不便をかけないよう事前確認は必須です。

音響機材・マイク・プロジェクターなども常設でない場合が多く、外部からのレンタルや持ち込みが必要になることもあります。
持ち込みや追加費用についても、事前に確認しておくと安心です。

土日祝は早めの予約が必要

人気のある会場は、週末や祝日の予約がすぐに埋まります。
とくに大安・友引といったお日柄の良い日は争奪戦になりがちです。

候補日をいくつか準備し、柔軟に対応できるようにしておくのが理想です。
また、平日開催を検討すると、予約の取りやすさや費用面でもメリットがあります。

演出に制限があることも

天井が低かったり、照明が固定されていたりして、演出の自由度が下がることがあります。
たとえば、スポットライトの演出やバルーンリリース、プロジェクションマッピングなどは実施できないことも。

また、火気の使用や大音量の音楽が制限されるケースもあるため、希望の演出がある場合は事前にしっかり相談をしましょう。
代替案を提案してくれる柔軟なスタッフがいるかどうかも、安心して任せられるかの判断材料になります。

まとめ

レストランウェディングは、料理の質・雰囲気・ゲストとの距離の近さなど、他の結婚式スタイルでは得られにくい魅力が詰まっています。

特に、決まった形式にとらわれず、ふたりらしい時間を演出できる点は大きなメリットです。
披露宴の構成を自由に考えられるため、感謝の気持ちを丁寧に伝えることができ、ゲストにも心地よい印象を残せるでしょう。

さらに、費用面でも無理のない範囲で理想を実現しやすく、コストを抑えながら満足度の高い結婚式を叶えられます。
準備期間も比較的短くて済むため、忙しい共働き夫婦や育児中のふたりにも負担が少なくできるのも魅力的と言えます。

大切なのは、形式よりもふたりとゲストが笑顔で過ごせる空間をつくること。

挙式なしのレストランウェディングは、費用面や打ち合わせの負担を抑えながら、充実した結婚式を挙げられるでしょう。

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