2025.06.23

結婚式といえば、新郎新婦が主役で、ゲストは華やかに着飾って参加するというのが日本の一般的なイメージ。でも、最近はちょっと違った「海外風ウェディング」が注目を集めています。その中でも、特に話題なのが“ドレスコードがホワイト”というスタイル!「えっ、白は花嫁だけの色じゃないの?」と驚く方もいるかもしれません。でもこのスタイル、実はとっても理にかなっていて、しかもオシャレ。今回は、そんな“ホワイトドレスコード”の海外風ウェディングについて、魅力や注意点、実際の演出アイディアまでたっぷりご紹介します♡
1,ホワイトドレスコードってどういう意味?
一般的な日本の結婚式では、「白い服装=花嫁だけの特権」というイメージがありますよね。特に女性ゲストが白いドレスを着ていると「花嫁と被るからNG」と言われることもしばしば。
でも、海外のウェディングでは少し考え方が違います。特に欧米では、「ゲスト全員が白い服を着る」というテーマウェディングが人気になってきています。これは、ホワイト=純粋、神聖、美しさの象徴であり、新郎新婦とゲストが一体となって“ピュアな愛を祝福する”という意味合いが込められているから。
しかも、写真映えが抜群!ホワイトコーデで統一された会場は、とにかく幻想的で美しいのです。
2,なぜ今「ホワイトウェディング」が注目されているの?
SNS映え抜群!
InstagramやPinterestなどのSNSでは、“海外風おしゃれウェディング”が定番に。その中でもホワイトコーデのウェディング写真は、統一感があってとにかく目を引きます。ウェディングアカウントでも「ホワイトドレスコードはマスト!」という投稿が増えており、日本でもじわじわと人気が高まってきています。
海外映画やドラマの影響
Netflixのドラマなどで描かれる海外ウェディングシーンは、洗練されたおしゃれ感が漂います。全員白で統一されたシーンに憧れを抱く人が増え、「私もこんな結婚式がしたい!」と考える花嫁が多くなってきました。
セレブ婚トレンドの影響
セレブの中にも、ホワイトテーマのウェディングを挙げるカップルが続出。特に海外の有名人がインスタに投稿する“全員白ドレス”の結婚式写真に憧れ、真似する人も増えています。
3,ホワイトドレスコードの魅力とは?
✔ 写真に統一感が出る
ゲストが様々なカラーの服を着ていると、どうしても写真にまとまりがなくなります。でも、全員が白い服を着ていると、まるで映画のワンシーンのように幻想的な仕上がりに。とくにガーデンウェディングやビーチウェディングといった自然の中での挙式にぴったり!
✔ 非日常感が演出できる
日本では「白い服=冠婚葬祭の特別な場面」という印象が強いからこそ、全員が白を着るという演出はインパクト大。「今日は特別な日だ」と思わせる演出としても効果的です。
✔ 花嫁の特別感を高められる演出も可能
「でも、ゲストが白を着たら花嫁が目立たなくなるのでは?」という心配もありますが、実は逆。たとえば、花嫁は総レースや刺繍入り、長いトレーンのあるドレスなど、ディテールで差をつければ、周囲が白であればあるほどその特別感が引き立つのです。
4,実際に取り入れるには?ホワイトドレスコードのポイント
招待状で明確にドレスコードを伝える
ゲストが戸惑わないように、招待状やウェディングサイトでしっかりと「ドレスコードはホワイトでお願いします」と記載しましょう。イメージ画像を添えるのもおすすめ。
着やすい白コーデの提案を
「白なんて持ってない…」と悩むゲストのために、白系の服が購入・レンタルできるショップを紹介したり、シンプルなシャツ×パンツのスタイルなど、カジュアルでOKなことを伝えると親切です。
小物やアクセサリーで差をつけてOK
白という制限があるからこそ、ゲストが個性を出すなら「小物」で勝負!たとえば、シルバーやゴールドのアクセサリー、パールのヘッドアクセなどを身につければ、被り感を避けつつおしゃれが楽しめます。
5,実例紹介:ホワイトドレスコードの海外風ウェディング
◯ ビーチウェディング in 沖縄
南国の青空と白砂のビーチに、ゲスト全員が白い服をまとって集まるシーンは、まるで海外リゾート。ドレスコードを“リゾートホワイト”とし、男性は白シャツ×リネンパンツ、女性は白のワンピースやオフショルダーのドレスで参加。写真映えはもちろん、リラックスした雰囲気でゲストも楽しめたそう。
◯ ガーデンウェディング in 軽井沢
木漏れ日が差し込む森の中のガーデンウェディング。白いドレスに身を包んだゲストが芝生の上に並ぶ姿は、まさに“自然の中の結婚式”という雰囲気。装花も白とグリーンで統一し、ナチュラルで上品な空間に。カジュアルな立食形式のパーティで、会話も弾んだとのこと。
6,注意点と工夫ポイント
☑ 汚れが目立ちやすいので注意
白い服は汚れが目立ちやすいのが難点。屋外での開催時は、足元の汚れ対策として敷物を用意したり、ゲストに注意喚起するのも大切。
☑ 気候に合わせた服装調整を
夏場の屋外なら薄手素材でOKですが、春や秋に行う場合は、防寒対策を考慮した上での白コーデ提案が必要です。
☑ 白にもバリエーションがある
「真っ白」「オフホワイト」「アイボリー」など、白にも微妙な色の違いがあります。厳密すぎるルールにせず、ある程度の自由をもたせておくと、ゲストも安心して準備できます。
7,成功させるためのコツ:準備段階がカギ!
ホワイトドレスコードのウェディングは、見た目の美しさだけでなく、準備段階での“気配り”が成功のカギを握ります。ここでは、実際に導入する際の準備と工夫について、もう少し掘り下げてご紹介します。
✔ ゲストとのコミュニケーションをしっかりと
ドレスコードがあると、「これってどこまで守ればいいの?」「白が似合わないけど大丈夫?」といった不安を感じるゲストもいます。そこで大切なのが、事前の丁寧な説明。招待状だけでなく、LINEやインスタなどを使って、カジュアルに伝えるのも効果的。
たとえば
「真っ白じゃなくても、オフホワイトやベージュ系でもOKです」
「白のトップスにデニムなど、少しの“白要素”があれば大丈夫!」
「ドレスコードはあくまで“テーマ”なので、気負わず楽しんでください♪」
といったメッセージを添えることで、ゲストの安心感がぐっと高まります。
✔ フォトブースやアイテムにも“白”を活かす
ウェディングフォトを盛り上げるために欠かせないのがフォトブースや装飾アイテム。ここでも“ホワイト”のテーマを活かせば、全体の世界観に統一感が生まれます。
おすすめアイテム
白い風船やガーランド
ホワイトフラワーをベースにしたフォトフレーム
白系の背景布やレースの装飾
透明感のあるアクリルボード×白文字のウェルカムサイン
また、フォトブースの周辺に白い傘や帽子、羽根扇子などを用意すれば、ゲストがその場で“テーマ感”を演出できて、写真映えも抜群!
8,ゲスト視点での“ホワイトコーデ”の楽しみ方
実は、ゲストにとっても「ドレスコードが白」というテーマは、ちょっとした“非日常”を味わえる楽しい体験になります。
✔ 普段着ない白に挑戦できるチャンス
白って、意外と日常では着る機会が少ない色。でも、フォーマルな場で堂々と白を着られるのは、ホワイトドレスコードならではの特権です。特に男性は、白シャツに白パンツや、ベージュ系のジャケットなどを合わせると、爽やかで洗練された雰囲気に。
女性も、ふんわり系の白ワンピや、シンプルな白のセットアップなどを楽しむチャンス。ウェディングの特別感を思いっきり味わえるので、ゲストからの満足度も高くなるはずです。
✔ 統一感のある写真で“映え”確実
「せっかくオシャレしても、写真がバラバラで残念…」というのは、よくある話。でも、ホワイトドレスコードなら心配無用。全員が白というだけで、どんな写真も一気に“映える”のです!
ゲストにとっても、「みんなと同じテーマでドレスアップできる」という一体感があり、記憶にも写真にも残る楽しいイベントになります。
9,ホワイト以外のドレスコードもあり?
ここまで「ホワイト」にフォーカスしてきましたが、実は海外風ウェディングでは、ドレスコードにテーマカラーを設けるのが一般的。そこで、ホワイトに近いトーンで応用できる、別のカラーテーマもご紹介します。
◯ ベージュ/アイボリー
「白よりは少し柔らかく、落ち着いた印象にしたい」という方には、ベージュやアイボリーがおすすめ。自然光との相性も良く、ナチュラルウェディングにもぴったり。
◯ パステルカラー
「ゲストにも自由度を持たせたいけど、統一感もほしい」という場合は、パステルカラーでドレスコードを指定するのも一案。淡いピンク、ブルー、ミントグリーンなどが混ざっても統一感は保てます。
◯ モノトーン(白×黒)
ちょっとシックで都会的な印象にしたい場合は、「白か黒」のモノトーンドレスコードも人気。洗練されたイメージを作りたい大人婚におすすめです。
結婚式は“ふたりらしさ”を映す舞台♡
「ホワイトドレスコード」はあくまで“スタイルのひとつ”。大切なのは、新郎新婦が「どんな空間で」「どんな雰囲気で」「誰とどんな時間を過ごしたいか」を明確にすることです。
白という色には、“清らかさ”“神聖さ”そして“始まり”という意味も含まれています。それはまさに、ふたりの人生が一緒にスタートする“ウェディング”という日にぴったりのテーマなのです。
海外風の自由でおしゃれなスタイルに憧れている方、ゲストと一体感のある式にしたい方、写真にもこだわりたい方——そんなカップルには、ホワイトドレスコードのウェディングがきっと最高の思い出になるはず。
(最後に)ふたりだけの「ホワイトストーリー」を描いて
ウェディングは、人生の中でも数少ない「自分たちらしさを存分に表現できる日」。だからこそ、ありきたりにとらわれず、自由に楽しく、ゲストと一緒に過ごす1日をつくりたいですよね。
ホワイトで統一された空間は、シンプルだからこそ無限の可能性があります。そしてそこに込められるのは、ふたりの「純粋な想い」。それを形にするのが、ホワイトドレスコードという演出です。
ありきたりな結婚式じゃ物足りない、でも奇抜すぎるのはちょっと…という方は、ぜひ“海外風ホワイトウェディング”を選択肢に加えてみてください。そこには、きっと新しいウェディングの魅力が広がっています♡