2025.05.05

人生で一度きりの特別な日、結婚式。大切な人たちに囲まれ、これまでの感謝を伝え、新たな人生のスタートを切る瞬間は、できる限り心に残るものにしたいですよね。そんな中、最近注目を集めているのが『サプライズ演出』です。
『ゲストを驚かせたい』『パートナーに内緒で感動を届けたい』『自分たちらしさを演出したい』など、サプライズの形はさまざまです。この記事では、実際に行われた結婚式のサプライズ演出の成功事例を交えながら紹介していきます。この記事で最高の思い出を作るヒントをお届けできればと思います。
サプライズ演出の魅力
新郎新婦や親族だけではなくゲストの方々にもサプライズ演出を披露することで、心に残る結婚式となります。結婚式は新郎新婦のふたりが主役のものですが、ゲストも楽しめる演出を考えることで結婚式が感動的でより印象深いものとなり、ゲストの方にとっても思い出深いものになります。これから新たなスタートをはじめる特別な一日となるべく、素敵な演出をご紹介できればと思います。
注意点としては、演出を盛り込みすぎないことです。演出を盛り込みすぎると、リハーサルをしていてもその通りには進まず、披露宴時間を超えてしまう…という事態が起きかねません。披露宴時間がオーバーしてしまわないよう、演出内容にも気をつけましょう。
準備計画しておくべき5ポイント!
スタッフと早めの打ち合わせ
サプライズ内容が決まったらすぐに担当スタッフに相談し、早めに打ち合わせに入ることをお勧めします。演出は早めの打ち合わせがとても重要になってきます。演出によってはスタッフやゲストの方の協力が必要不可欠となってきますので、どんな演出にするか悩んでいる場合も担当スタッフに相談するのがベストです。披露宴に合ったタイミングや内容にも気をつけるようにしましょう。
サプライズする相手の性格や好みを考慮する
サプライズする相手の性格、相手の方がどういったものが好きなのか‥などの好みを知ることで、心から喜んでもらえるサプライズ演出になります。
例えば、楽しく元気のあるものが好きなのか、それとも感動的なサプライズ演出が好きなのかなど、それぞれの好みで考えるべき演出内容が変わってきますので十分に検討しましょう。
他のゲストも楽しめる内容にする
新郎新婦、親族方だけではなく、ゲストも楽しめるような演出内容にするのがおすすめです。
例えば、フラッシュモブやビンゴゲームなどのゲスト全員参加型の演出にすると、みんなで楽しむことができ、ゲストの方も印象に残る演出になります。
サプライズ演出内容と時間を決め、口止めをしっかりと行う
サプライズ演出は内容が事前にばれてしまわないよう、周りの方にしっかりと『口止め』を行うことが必要不可欠です。特に、演出に関わるスタッフの方や友人などには注意喚起が必要です。
演出内容も口頭でするのではなく、メールなどの残るタイプのものにしたり、打ち合わせもできるだけ情報が漏れることのないような場所を選びましょう。
サプライズ演出にかかる準備期間(時間)を把握する
余裕のあるスケジューリングにすることと、準備期間は十分に取るようにしましょう。
演出の準備期間としては一般的に3~4ヶ月前から本格的に始動するのが理想的です。演出内容によってはもっと前から準備したほうがいいものもありますので、よく考慮することをおすすめします。
喜ばれる演出内容を厳選!
相手への想いを書いた手紙
祝電に混ざって新郎・新婦からのサプライズ手紙を入れるという演出はおすすめです。
サプライズ手紙は、後々ふたりで当時のことを思い出しながら読み返すこともできますよ。手紙を大切に保管して記念日などに読み返したいものですね。
また、手紙という枠に捉われず『ふたりの間のルール』を書いてみたり、ふたりの誓いのようなものもおすすめです。
open when letters(オープンウェンレターズ)
『open when letters(オープンウェンレターズ)』は『〇〇の時に読んでほしい手紙』になります。海外で人気があり、日本でも徐々に注目されてきている演出のひとつになります。これからパートナーと一緒に経験するであろうシーンを想像して手紙を書き、その時がきたら一緒にあけて見る手紙です。
結婚一周年記念日や喧嘩をした時、子どもが生まれた時…など記念日や何かのイベントの日、などに見てもらうので、愛情を込めて書くのがベストです。また、自分の親友からの手紙を入れておくのもサプライズになりパートナーもきっと驚きますよ。
ミラーメッセージ
『ミラーメッセージ』は結婚式当日にパートナーの控え室にある鏡にメッセージを書いておくものです。『日頃伝えたい気持ちをなかなか伝えられない』や『手紙が苦手だ』…と言う人も多いはず。短いメッセージでも相手に気持ちを伝えられるサプライズ演出になります。
サプライズムービー
サプライズムービーは新郎新婦にとっても特別な思い出になりますよね。アイデアとしては友人や家族からのメッセージをリレー形式でまとめるメッセージリレーだったり、新郎新婦のサプライズインタビューなどもあります。サプライズムービーにダンスや歌などの内容を盛り込むのもいいですね。いくつかポイントになる内容をご紹介します。
・二人の思い出の詰まったサプライズムービー
・プロポーズ再現映像
・家族の思い出を振り返るアルバムムービー
・ゲストの写真を入れたムービー作成
結婚式当日に参加できなかった祖父母や友人の方がサプライズ登場!…なんていうもの喜ばれる演出になります。
ゲストに向けたメッセージカードやムービー
普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを伝える方法としてメッセージカードやムービーはおすすめです。例えば、結婚式場のウェルカムスペースにウェルカムボードとしてメッセージを設置したり、ムービーを流すのもいいですね。
新郎新婦・ゲストも楽しめるイベント
新郎新婦のみならずゲストの方もみんなで楽しめる演出を考慮すると喜ばれます。例えばくじびきやビンゴゲームなどの「抽選会」するもの盛り上がりますね。
ただし、考慮しないといけない点として、披露宴時間が押してしまいオーバーしてしまわないように時間配分を考えましょう。
『ファーストミート』・『ファミリーミート』
『ファーストミート』や『ファミリーミート』…聞き慣れない言葉かもしれません。近年では日本でも注目を集める演出となっています。
ファーストミート
ファーストミートは新郎新婦が挙式前に初めて対面し披露する演出のことで、とても感動的なものになります。初めて式当日にお互いを見せ合うファーストミートの際にちょっとした手紙やメッセージというサプライズ演出もおすすめです。
ファミリーミート
結婚式前に新郎新婦の白無垢やウエディングドレス姿、タキシード姿などの衣装を初めて家族の前で披露する演出のことをいいます。家族だけの大切な時間を感動的に過ごすことができますよ。
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピングは式場によってはできない場合もあるので注意が必要ですが、とても豪華な演出になること間違いなしです。夢の様な空間を作り出すことができるので、会場全体が盛り上がりとても印象深いものになります。
花火
一言に花火と言っても屋外だけではなく、屋内で使用できる花火を使用することで、ゲストの方々にもサプライズになり感動的な演出をつくり出せます。
卓上に設置できる卓上花火(シルバーファウンテン)やキャンドルスパークは、ゲストの方が近い距離で楽しめるサプライズ演出になります。また、ガーデンウェディングではナイアガラ花火や吹上花火などが幻想的な雰囲気を演出できるので人気です。
新郎から新婦へのサプライズ
新郎から新婦への改めてのプロポーズや演奏や歌の披露、サプライズムービーなどがおすすめです。また、手作りのものをプレゼントしたり、欲しがっていたものをプレゼントするのもいいですね。
新婦から新郎へのサプライズ
新婦から新郎へ向けた逆プロポーズや歌やダンスの披露などがあります。
手紙を読み上げるのは苦手という方もいらっしゃいます。そんな方にお勧めなのが、新婦が書いたメッセージを控え室の鏡に貼る『ミラーメッセージ』がおすすめです。新婦だけでなく、逆も然りで新郎からのサプライズでも喜ばれます。
ふたりから親族へのサプライズ
ふたりから親族へのサプライズとして『親族控室に写真のサプライズ演出』、『お色直しのエスコート役をサプライズで』、『ケーキバイトでサプライズ演出』などが挙げられます。日頃口には出せない気持ちも結婚式ではきっと伝えられるはずです。ご親族にとっても特別な日になりますので、感謝の気持ちを伝えるいいきっかけになればと思います。
フラッシュモブ
フラッシュモブは結婚式に花を添えるサプライズ演出になります。一部のゲストが参加することで、会場全体が盛り上がる演出となります。当日成功させる演出を披露するためにも、リハーサルを重ねないといけないので早めにゲストの中から参加者を募り早い段階から打ち合わせを始めることをおすすめします。
プチギフト
披露宴が終演後、お見送りする際にゲストに感謝の意味を込めてお渡しする物がプチギフトになります。商品によっては好き嫌いが分かれるため、無難な商品を選ぶことが多いです。よく選ばれるのものとしては食べ物などの消耗品が多く、他にも地元をアピールする物や個性的なギフト、またちょっとした雑貨なども最近では多く見られます。
面白いギフトにするのもいいでが、経費がかかり過ぎないように注意しましょう。
まとめ
サプライズ演出はみなさん悩むところですが、相手を思う気持ちが一番大切になってきます。サプライズ演出を成功させるカギは『早めの準備と計画』それと『相手の好みや性格への配慮』を考慮することがポイントです。
サプライズ演出はハードルの高いものかもしれませんが、その分パートナーや親族、ゲストにも喜んでもらえるものになるのではないでしょうか。