準備ガイド

2025.04.07

初めての結婚式準備で失敗しないための10のポイント


結婚式の準備は、幸せなイベントであると同時に、数多くの決断を必要とし、時にプレッシャーを感じることもあります。何から始めて良いのか分からない方も多いでしょう。準備段階で失敗しないために、以下の10のポイントを押さえておくことが大切です。

準備期間の目安と抑えるべきポイント

結婚式準備の進め方として、通常1年~半年程度が準備期間としての目安となります。結婚式準備期間を踏まえて以下の10のポイントをご紹介致します。

1.結婚式のテーマを決める

結婚式の準備を始める際、まずは全体のテーマを決めイメージすることが重要です。
テーマを決めることは、結婚式の全体像をイメージすることにも繋がりますので、自分たちにもわかり易く把握することができます。
また、結婚式のテーマを決めることで、会場の装飾やドレス、招待状など、全体的な統一感を出すことができます。
例えば、『カジュアルなビーチウェディングやクラシックなチャペルでの結婚式にしたい』、『シンプルでモダンなスタイルがいい』など、二人の好みに合わせたテーマを設定しましょう。

2.予算の設定と管理

結婚式の準備を進める上で最も重要なことの一つは、予算をしっかりと設定し、管理することです。
予算を決める前に、結婚式にかかる全体的な費用を見積もりすることで、そこから各項目(会場費、料理、ドレス、花、写真、引き出物など)にどれだけの費用を割り当てるかを決め易くなります。
無理な支出を避けるためにも、最初に予算を明確にし、その範囲内でやりくりすることが成功の鍵となります。

【後悔しない予算設定】

予算を設定する上で考慮しなければいけない重要な点をご紹介します。結婚式の費用にとても大きく関わりのある重要なポイントになっています。

●シーズンオフや平日を選ぶ
●ゲスト人数の調整
●DIYを活用する
●複数の見積もりを比較する

3.結婚式の日程を決める

結婚式の日程は、式場の予約ができる日程に加えて、ゲストの都合も考慮する必要があります。
人気のある結婚式シーズン(春や秋など)や連休などは、早めに予約をすることをお勧めします。特にゲストの人数が多い場合、早期に日程を決めておくことで、会場の空き状況やその他の準備がスムーズに進みます。
また、結婚式の準備期間は通常一年前から始めるのが理想的です。その点も加味することで日程を計画立てることができます。

4.式場と披露宴会場を決める

結婚式場の選定は、式の印象を大きく左右します。式場選びは、場所の雰囲気、立地、アクセスの良さ、収容人数、料理、価格、サービス内容、スタッフの対応…などいつくか考慮して選びます。
可能であれば、複数の結婚式場を見学し、実際に雰囲気を感じ取ることも大切です。会場によっては、専属のプランナーがサポートしてくれることもあり、準備が楽になることもあります。
その他にも、 自分の気になる結婚式場のウェブサイトにあるサービスを比較するのも式場を決める一つの手段になります。

5.ゲストリストを作成する

ゲストリストは結婚式の準備の中で非常に重要なポイントになります。招待するゲストを決めることは、結婚式の規模や費用に直接的に影響してきます。
親しい友人や親族だけを招待するのか、それともビジネス関係者も含めるのか…など、招待するゲストのリストアップをして人数を把握することが大切です。
人数が多ければ会場や料理の手配が大変になるため、早めにリストを作成しなければいけません。
ゲストリストの管理には、二人で共有できるようなアプリなどを活用して管理するのも便利ですね。
また会場が決まったら早めにゲストに声をかけて予定を確保してもらわなければいけません。その点も踏まえて余裕を持ったスケジューリングを組んでいきましょう。

6.ドレス選びは余裕を持って

結婚式のドレス選びは、花嫁にとって特別な時間になります。ドレス選びは早めに行い、試着を重ねて自分に最適なものを見つけましょう。
衣装を選ぶ際には最低でも4~5着程度選ぶことをお勧めします。また、ドレスは体型に合わせて調整が必要な場合もあるため、選んだドレスが確定してから、サイズや調整のスケジュールを考慮しておくと安心です。

7.食事や飲みの物の選定

結婚式の料理はゲストにとって重要なポイントです。料理が美味しいと、ゲストの満足度が高まります。式場で提供される料理は、試食をしておくことをお勧めします。また、アレルギーや食事制限の必要があるゲストがいらっしゃる場合、その対応も忘れずに行いましょう。飲み物に関しても、アルコールやノンアルコールをバランスよく用意することが大切です。

8.ウェディングアイテム、演出の選定

ウェディングアイテム(花束、リングピロー、ウェルカムボードなど)は、式の雰囲気を作る大事な要素です。これらのアイテムは、結婚式のテーマに合わせて選ぶと統一感のある演出になります。また、自分たちの結婚式に必要なアイテムをリスト化し、どのタイミングで準備を始めると良いのかを計画しておくと、直前で慌てることがなくなります。

演出はゲストも喜ぶようなものにしたいですね。新郎新婦の友達などに余興を頼んだりすることもあるかと思いますので、こちらも早めに伝えておいた方がいいでしょう。また、演出は凝り過ぎてしまうと予算が嵩んでしまったりするので注意しましょう。

9.写真や映像の準備

結婚式の思い出を残すために、写真や映像の準備も欠かせません。プロのカメラマンやビデオグラファーに依頼する場合、事前に撮影したいシーンやスタイルを伝えておきましょう。また、式中に撮影してほしいポイントや特別な瞬間があれば、リスト化しておくとスムーズです。

10.タイムスケジュールの確認とリハーサル

結婚式当日は、全ての進行をスムーズに行うために、タイムスケジュールを細かく決めておきましょう。式の流れや披露宴の開始時間、余興の時間など、段取りをしっかり把握しておくことで、慌てずに進行できます。また、リハーサルを行うことで、スタッフとゲストにも流れを確認してもらい、安心して本番を迎えることができます。

まとめ

結婚式の準備は計画的に行うことで、スムーズに進めることができます。
最初からすべてを完璧にしようとすると負担が大きくなりますが、しっかりとステップを踏んで準備を進めることで、失敗なく素晴らしい結婚式を迎えることができます。どのような式にしたいのか、自分たちの思いを大切にしながら、楽しんで準備を進めてください。
結婚式は二人で協力して成し遂げる初めての作業にもなります。私たちスタッフ一同も少しでもお力添えができるよう心に残る結婚式のお手伝いができればと思っておりますので、お気軽になんでもご相談ください。