2025.06.11
結婚式の二次会は、新郎新婦とゲストが心から楽しめる貴重なひとときです。披露宴のフォーマルな雰囲気から一転し、笑い声や歓声が飛び交うカジュアルな空間へ。そんな場だからこそ、みんなが自然と笑顔になる「ゲーム」や「企画」が重要になります。
この記事では、経験者の声や幹事が実際に選んでよかったアイデアをもとに、二次会で盛り上がるゲーム&企画を15種類ご紹介します。定番から意外な変化球まで、幅広くカバーしているので、どんな会場や人数にも対応できます。初めての幹事でも安心して準備できるよう、ポイントや注意点もあわせてお伝えします。
1. 王道!ハズさない鉄板ゲーム5選
ビンゴゲーム
ルールがシンプルで、世代を問わず楽しめる超定番ゲーム。カードを配って、番号を読み上げるだけなので準備も簡単。人数が多いときもスムーズに進行でき、会場全体が自然と盛り上がります。
景品に「おもしろ要素」や「実用性」を持たせると、より一層熱が入ります。
例)旅行券、ギフトカード、珍グッズ、ペアチケットなど
クイズ大会
新郎新婦にまつわるエピソードをクイズ形式で出題。参加者が知らなかった一面を知ることで、より親しみが湧きます。
例:「初デートはどこ?」「プロポーズの言葉は?」「付き合った記念日は?」
出題はMCが読み上げても、スライドにしてもOK。選択肢形式にすると答えやすく、全員が参加しやすくなります。
借り物競争
お題に沿ったものをゲストから探し、持ってきてもらうゲーム。「赤いもの」「スマホの中に猫の写真がある人」「10円玉を3枚持っている人」など、ユニークなお題を用意すると大盛り上がり。
チーム対抗形式にすると、より一体感が生まれます。制限時間を設けることで、テンポよく進行できます。
ロシアンルーレット
見た目は同じなのに、一つだけ激辛・激酸・激冷な食べ物や飲み物が混ざっているゲーム。ロシアンたこ焼き、ロシアンシュークリーム、ロシアンドリンクなど、バリエーションも豊富。
誰が当たるかのドキドキ感と、リアクションの面白さで場が一気に沸きます。
ジェスチャーゲーム
お題を動きだけで伝えるシンプルなゲーム。お酒が入っていると大胆な動きになるため、爆笑を誘いやすいです。
お題例:「象」「バスケ」「寿司」「プロポーズ」「ゾンビ」など。
2人1組やチーム対抗で行えば、仲間意識が強まり、自然と会話も弾みます。
2. 写真や映像で感動を呼ぶ演出
エンドロールムービー
披露宴の余韻を残しつつ、ゲストへの感謝を伝える映像演出。二次会専用にアレンジすることで、温かい雰囲気を演出できます。
思い出の写真やメッセージ、手書きのイラストを織り交ぜて編集すると、涙を誘う演出になります。
上映タイミングは中盤〜終盤がベスト。場が落ち着いた頃に流すと、感動がより引き立ちます。
リアルタイムスライドショー
当日の様子を写真に収め、その場で編集してスクリーンに投影。参加者が「自分が映っている!」と喜ぶ姿が見られ、会場の一体感が増します。
撮影係が必要ですが、スマホやタブレットでも十分対応可能です。SNS連動型の演出と組み合わせると、より現代的な仕掛けになります。
サプライズインタビュー
親友・家族・職場の仲間などに事前インタビューを行い、コメントを編集して上映。新郎新婦への感謝や応援の言葉を映像で伝えることで、感動のピークを演出できます。
笑いあり、涙ありの展開にするには、構成を工夫することが大切です。
3. チーム対抗で盛り上がる!団体戦アイデア
新郎 vs 新婦チーム対抗クイズ
ゲストを新郎サイド・新婦サイドに分け、クイズやミニゲームで競い合う企画。応援合戦やチームコールなども取り入れると、盛り上がりは最高潮に。
新郎新婦に関する問題を混ぜると、会場全体が自然と当人たちに注目し、一体感もアップします。
ボール送りリレー
ストローやスプーンを使ってピンポン玉を隣に渡していくゲーム。時間制限付きで行うと緊張感が増し、笑いも起こります。
落としてしまったらスタート地点に戻るなど、ルールを加えることでゲーム性が高まります。
風船割りバトル
腰や足に風船を付けて、他のチームと割り合うアクティブ系ゲーム。音や動きのインパクトが大きく、写真映えも抜群です。
ただし、会場の広さや安全面には配慮が必要です。床が滑りやすい場所は避け、怪我防止に工夫をしましょう。
4. ゲスト参加型のユニーク企画
ドレスコード投票
あらかじめテーマを決めておき、「もっとも似合っていた人」に投票してもらう形式。おしゃれを楽しめるうえ、会話のきっかけにもなります。
例)赤いアイテム/モノトーン/レトロ風/花柄 など
優勝者には「ベストドレッサー賞」として小さな景品を用意しておくと、満足感が高まります。
プチ仮装大会
帽子・サングラス・ネコミミなど、ちょっとした小道具で仮装を楽しむ企画。フォトブースと組み合わせると、自然に撮影タイムが生まれます。
時間が限られる二次会でも、サクッと楽しめるのでおすすめです。
スピード自己紹介
「名前+新郎新婦との関係+ひと言メッセージ」だけの簡単な自己紹介。初対面の人同士でも距離が縮まりやすくなります。
マイクを回しても良いですし、ゲームに紐付けて行っても効果的です。
5. プレゼント・景品でもっと盛り上がる!
ゲームに参加するモチベーションを高めるのが「景品」です。高価すぎず、かつセンスが光るものを選びましょう。
景品のジャンル例
- 実用系:タンブラー、美容グッズ、モバイルバッテリー
- ネタ系:うまい棒1年分、顔写真入りグッズ、変わり種調味料
- 高級系:ペアチケット、カタログギフト、人気スイーツ
景品は順位によって差をつけるのがポイント。1位は豪華に、参加賞でも喜ばれるよう工夫しましょう。
6. 盛り上げのコツと注意点
幹事や司会は「頼れる人」を配置
進行がグダグダになると、せっかくの企画も台無しに。幹事や司会は経験者や人前で話すのが得意な人を選ぶと安心です。
台本やタイムスケジュールを事前に作成し、役割分担を明確にしておきましょう。
アルコールの扱いには注意
テンションが上がりすぎてトラブルになるのを防ぐため、飲み放題メニューにはソフトドリンクも充実させましょう。
お酒が苦手な人への配慮も忘れずに。
全員が楽しめる工夫を
ゲームに苦手意識がある人や、見て楽しむタイプの人もいます。参加を強制せず、「見るだけでも楽しめる」企画を用意すると、会場全体の満足度が上がります。
7. テーマに合わせて選ぶ!ゲームの選び方ガイド
二次会の雰囲気は、新郎新婦の個性やゲスト層によってさまざまです。
盛り上がる企画を選ぶコツは、「二次会のテーマ」に合わせてゲームを絞ること。
カジュアルで笑いを重視する会なら、体を使ったジェスチャーゲームやチーム対抗のバトル系が相性◎。
一方で、感動を重視した落ち着いた会なら、ムービー演出や新郎新婦にまつわるクイズ企画がおすすめです。
ゲスト層が幅広い場合は、ルールが簡単で見ていても楽しめるゲームを選びましょう。
選び方次第で、会場全体の空気がぐっと心地よくなります。
8. 景品で盛り上げる!景品選びの3つのコツ
ゲームが盛り上がるかどうかは、「景品の内容」にも左右されます。
高額すぎる必要はありませんが、ゲストが「もらったら嬉しい」と思えるものを選ぶのがコツ。
以下の3点を意識すると失敗しません:
- ジャンルを分ける(グルメ/日用品/ネタ系など)
- 持ち帰りやすさを考慮する(荷物にならない物がベスト)
- 1等だけでなく複数の「当たり」を用意する(盛り上がりが長続きします)
たとえば、「選べる高級カタログギフト」や「コンビニスイーツ券」などは、手軽で喜ばれやすいです。
9. 初めての幹事でも安心!進行のコツ3つ
初めて幹事をする場合、「うまく進行できるか不安…」という声もよく聞きます。
でも、少しの準備とポイントを押さえるだけでスムーズに進められます。
1. 台本を簡単に用意しておく
アドリブに頼りすぎず、セリフの流れをあらかじめ書いておくと安心です。
2. タイムキープ係を決めておく
幹事が全体を回すのは大変なので、時間管理だけ別の人に任せると◎。
3. 万が一のトラブルに備えて「予備ゲーム」を用意
予定より時間が余ったときや、予想外に進行が早かったときのために、ミニゲームを1つ準備しておくと安心です。
まとめ|「みんなが主役」の時間をつくろう
二次会の成功は、会場にいるすべての人が「楽しかった」と思えるかどうかにかかっています。主役は新郎新婦だけでなく、参加者全員です。
ご紹介したゲームや演出は、どれも準備の手間はかかりますが、その分大きな笑顔を生み出してくれます。
幹事として、ゲストとして、最高の思い出を作るために。あなたのアイデアで、会場を最高の「笑顔空間」に変えてください。