準備ガイド

2025.07.18

レストランウェディングは、自由なスタイルが魅力です。
形式にとらわれず「ふたりらしさ」を表現できますが、何から始めればいいのか悩む人も少なくありません。

「何を準備すればいいの?」
「当日の流れは普通の式と違うの?」
そんな疑問を持つ方は多くいらっしゃいます。

ホテルや専用式場と比べて、レストランウェディングは選択肢が豊富です。
会場の決め方から、演出・料理・装飾に至るまで自由度が高く、おふたりの想いが形になりやすい反面、全体の段取りが見えづらいこともあります。

しかし、事前に流れを知っておくだけで不安はぐっと減ります。
準備のタイミングや注意点を知っておくことで、迷わず進められるようになるでしょう。

本記事では、レストランウェディングの準備期間から当日まで、押さえておきたいポイントを順を追ってご紹介します。

理想の一日を叶えるために、まずは全体像をイメージするための参考としてご覧ください。

レストランウェディング全体の流れをつかむ6ステップ

レストランウェディングの準備期間は、平均して6〜8か月ほどです。
会場によっては1年ほど前から予約が必要な場合もあります。

以下の6つのステップを順番に進めていくと、全体がスムーズにまとまります。
スケジュールに余裕を持つためにも、早めの行動を心がけましょう。

①情報収集・会場探し

まずは情報を集め、自分たちに合う会場を見つけます。
見学やフェアへの参加もこの時期に行いましょう。

②日程・プランの決定

会場が決まったら、日程と具体的なプランを話し合います。
予算の確認や、どんな式にしたいかのイメージづくりも大切です。

③衣装・アイテムの手配

衣装や装花、招待状などのアイテムを決めていきます。
会場とのバランスやテーマを意識すると統一感が出ます。

④招待状の準備

ゲストへのご案内は約2か月前から。
この段階で人数を確定し、必要な備品もリストアップしておきましょう。

⑤最終打ち合わせ

式の内容が固まったら、会場と最終の確認を行います。
タイムスケジュールや演出の流れもこの時に調整します。

⑥当日を迎える

これまでの準備を経て、いよいよ本番です。
楽しむ気持ちを大切に、笑顔で一日を過ごしましょう。

レストランウェディングの情報収集と会場選び

理想の式を叶えるには、最初の準備が大切です。
情報収集と会場選びが、全体の流れを左右します。
後悔しないよう、ポイントを押さえて進めましょう。

最初の一歩は下調べ

レストランウェディングは、会場ごとに雰囲気も設備も異なります。
まずはインターネットやSNS、口コミサイトで情報を集めましょう。
Instagramでは実際の雰囲気や装花、料理の写真が参考になります。

「料理重視」「少人数」「アットホームな雰囲気」など、ふたりの理想を言葉にして整理しておくと会場選びがスムーズです。
そのイメージに合うレストランをピックアップして見学を予約しましょう。

また、最初から1か所に決めず、数件を比較すると失敗しにくくなります。
ブライダルフェアに参加すると、試食や演出体験もできておすすめです。

会場見学のポイント

見学では、写真ではわからない細かな部分もチェックできます。
レストランの雰囲気だけでなく、設備面にも目を向けることが大切です。

たとえば以下のようなポイントを確認しましょう。

  • 会場の貸切が可能か
  • 新郎新婦用の控室があるか
  • トイレや着替えスペースの動線
  • 親族や高齢ゲストへの配慮があるか
  • 雨天時の対応(ガーデン挙式の場合など)
  • 音響・照明など演出設備の有無
  • 写真撮影やBGM持ち込みの可否

料理の内容も、試食などを通じて確認しておきましょう。
レストランならではの美味しい料理をゲストと一緒に楽しむためには、味や提供のタイミングも重要なポイントになります。

最後に、担当者との相性も見逃せない点です。
何でも相談しやすい雰囲気があると、準備が安心して進められます。

レストランウェディングの日程とプランの決定

会場が決まったら、次は日程と内容を決めましょう。
早めの行動と計画的な準備が、理想の一日を叶える近道です。

日取りは早めに決定

まずは結婚式の日取りを決めるところから始まります。
人気の会場や縁起の良い日程は、1年前から埋まることも。
とくに「大安」や「友引」の土日祝は予約が集中します。

候補日をいくつか用意しておくと、会場の空き状況に合わせやすくなります。
家族の都合や職場の繁忙期なども考慮して調整しましょう。

また、レストランによっては平日割引や少人数プランも用意されています。
費用面を抑えたい方は、日程選びを工夫するのも一つの方法です。

日程が決まったら、次は式のイメージを固めていきましょう。

プラン内容は柔軟に調整

レストランウェディングの魅力は、オーダーメイドの自由さにあります。
決まったプランがある式場とは異なり、要望に合わせて柔軟に対応してもらえます。

「ゲストとの会話を大切にしたい」
「お料理をゆっくり楽しめる時間を取りたい」
「フォーマルすぎず、ナチュラルな雰囲気にしたい」
そんな想いに応えられるのがレストランウェディングです。

具体的には以下のような内容をプランに含めることができます。

  • 披露宴の進行スタイル(食事中心、歓談重視など)
  • 料理やドリンクのコース内容
  • 音楽や映像の演出方法
  • テーブルコーディネートや装花のテーマ
  • サプライズ演出や余興の有無

ふたりのイメージを担当者にしっかり共有することが大切です。
相談しながら、希望をひとつずつ形にしていきましょう。

また、予算配分にも注意が必要です。
どこに重きを置くかを明確にしておくと、費用面でも納得感のある内容になります。

レストランウェディングの衣装とアイテム選び

衣装や装飾は、結婚式の印象を大きく左右します。
会場との調和を意識して、細部まで丁寧に選びましょう。

衣装選びのコツ

レストランウェディングでは、空間の広さや雰囲気に合わせた衣装選びが重要です。
大階段やバージンロードがない分、歩きやすさや動きやすさも重視しましょう。

たとえば、細身のドレスやミモレ丈など軽やかなデザインは、レストランのアットホームな空間によくなじみます。
広がりのあるプリンセスラインより、スレンダーやAラインの方が自然に映えることもあります。

また、ドレスだけでなく、ヘアスタイルや小物も会場に合わせて選ぶと統一感が出ます。
アクセサリーやブーケのテイストを合わせるだけでも、全体の印象が整います。

衣装の持ち込みが可能か、レンタルの提携先があるかなども、事前に確認しておくと安心です。

新郎の衣装も、レストランの雰囲気に合わせてカジュアルダウンするのも素敵です。
ノーネクタイやベストスタイルなど、柔らかい印象のコーディネートも人気があります。

ペーパーアイテムや装飾も準備を

招待状や席札、メニュー表などのペーパーアイテムは、結婚式の世界観を伝える大切な要素です。
統一感のあるデザインに仕上げることで、ゲストの期待感も高まります。

たとえば、ナチュラルな雰囲気が好きならクラフト紙に手書き風のデザインを、上品さを演出したいなら箔押しやレース柄を選ぶのもおすすめです。

また、装飾にもひと工夫を。
テーブルフラワー・キャンドル・写真スペースなど、手作りアイテムを取り入れると温かみが出ます。

ウェルカムボードやプロフィールブックなど、ふたりらしさが感じられるアイテムも人気です。
最近は、ゲスト参加型のウェディングツリーやメッセージカードなども喜ばれています。

小さなアイテムでも、心を込めて準備することで印象深い一日になります。

▶︎ドレス選びについて詳しくはコチラ!

レストランウェディングの招待状や準備の最終段階

式の2か月前を過ぎると、準備はいよいよ本格化します。
この時期はゲストへの案内や引き出物の手配など、実務的な内容が中心です。

レストランウェディング 招待状は2か月前に発送

招待状の発送時期は、式の2か月前が一般的です。
準備はさらに1か月前から始めると、余裕を持って進められます。

招待状のデザインは、式のテーマや会場の雰囲気に合わせると統一感が出ます。
たとえば、木目やナチュラルな素材感のある紙を選ぶと、温かみのある印象に。
写真や手書きのメッセージを添えると、ゲストの心にも残りやすくなります。

また、宛名や返信ハガキの細部にも気を配りましょう。
返信期限は1か月前を目安に設定し、集計や最終人数の把握に備えます。

宛名書きは外注も可能ですが、心を込めて手書きするのも素敵なアイデアです。
ゲストとの関係性に合わせて、ひとこと添えるとより丁寧な印象になります。

当日アイテムやギフトの準備も忘れずに

引き出物やプチギフトは、式全体の満足感を左右する重要なアイテムです。
「持ち帰りやすいか」「実用性があるか」など、選び方に工夫が必要です。

最近では、重たい品よりも“おしゃれでコンパクト”なギフトが人気です。
お菓子・タオル・カタログギフトなどがよく選ばれています。

また、レストランによっては持ち込みの制限がある場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
個包装のサイズや数量に注意し、見た目や渡し方にも気を配ります。

さらに、演出やアイテムの最終確認もこの時期に行います。
式中に使用する音楽・映像・司会進行の内容など、細かい部分もリストアップしておきましょう。

もし余裕があれば、当日の進行表(タイムスケジュール)も簡単に作成すると、会場スタッフとの連携もスムーズになります。

▶︎結婚式準備について詳しくはコチラ!

いよいよ当日!レストランウェディング一日の流れ

いよいよ迎える結婚式当日。
これまでの準備をカタチにする大切な一日です。
全体の流れを知っておくと、安心して当日を楽しめます。

レストランウェディング 当日のスケジュール例

当日は予想以上に時間があっという間に過ぎます。
事前に流れを把握しておけば、慌てず落ち着いて行動できるでしょう。

ここでは、一般的なレストランウェディングのスケジュール例をご紹介します。

  • 新郎新婦 会場入り・お支度(2時間前)
  • ゲスト受付スタート(30分前)
  • 挙式・人前式(約30分)
  • ウェルカムドリンク・歓談タイム
  • 披露宴スタート(2時間〜2.5時間)
  • ケーキ入刀や演出、歓談、食事提供
  • 新郎新婦 退場・送賓

レストランならではの魅力は、進行に縛られすぎないことです。
演出を減らして歓談を多くしたり、料理提供のタイミングを調整したりできます。

おふたりの希望に合わせて構成できるため、無理なく自然な流れを組むことが可能です。

また、食事がメインとなるレストランウェディングでは、料理の進行がポイントとなります。
ゲストの食べるペースや会話の流れを意識しながら、料理を提供するタイミングについてもあらかじめ打ち合わせで決めておきましょう。

スタッフとの連携が当日の鍵

どんなに丁寧に準備しても、当日は予期せぬことが起こるものです。
だからこそ、スタッフとの信頼関係と連携がとても大切と言えます。

進行表は紙で共有し、担当者と事前に確認しておくのがおすすめです。
司会者・音響スタッフ・料理提供のタイミングなども、一通り確認しましょう。

レストランによっては、専属プランナーが当日もサポートしてくれる場合があります。
当日のフォロー体制についても事前に確認しておくと安心です。

当日は、新郎新婦が全体を気にしすぎる必要はありません。
大切なのは、笑顔でゲストと過ごす時間を楽しむことです。

レストランウェディングで全体の流れをスムーズに進めるコツ

自由度が高いレストランウェディングだからこそ、進行をスムーズにするための工夫が欠かせません。
ここでは準備を上手に進めるためのコツを紹介します。

レストランウェディング 打ち合わせは細かく丁寧に

最も大切なのは、会場スタッフとの情報共有です。
どこまで対応してくれるか、何を自分たちで用意するかを明確にしておきましょう。

打ち合わせの内容はメモやメールなどで残し、確認しながら進めることが大切です。
イメージのズレを防ぐために、写真やサンプルを用意して伝えるのもおすすめです。

また、打ち合わせは最低3回以上を目安に。
「式の全体像決定」「アイテムや進行の詳細確認」「最終確認」という流れで分けておくと整理しやすくなります。

ゲスト目線を忘れずに準備を

当日を楽しみにしてくれているゲストに心から満足してもらうためには、おもてなしの心を持った準備が大切です。

たとえば、ゲストの動線やトイレの場所、クロークの案内なども配慮しましょう。
高齢の方やお子さま連れのゲストには、座席や設備の面で心遣いを。

料理のアレルギー対応や、お酒が飲めない方へのドリンクの種類など、細かな配慮も好印象につながります。

また、スピーチをお願いする方への案内や、司会者との段取り共有も忘れずに行いましょう。
安心して過ごしてもらうことが、全体の雰囲気を穏やかにします。

スケジュール管理は余裕を持って

準備期間は想像以上に忙しくなります。
仕事と並行して進める方も多いため、スケジュールには余裕を持ちましょう。

たとえば「○月中に招待状を送付」「○日までに衣装を決定」といった小さな目標を作ると、進捗管理がしやすくなります。

また、ふたりの間でタスクを分担しておくことも重要です。
どちらか一方に負担が偏らないよう、協力して準備を進めましょう。

まとめ

レストランウェディングは、決まりごとが少ないぶん自由で柔軟な点が魅力です。
その分、準備の手順や進め方に戸惑う方も多いかもしれません。

しかし、流れを事前に知って段階を踏んで進めることで、無理なくふたりらしい一日を実現することができます。

大切なのはゲストへのおもてなしと、ふたりの想いを丁寧に形にすること。
レストランならではのあたたかな空間を活かして、特別なひとときを演出しましょう。

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