2025.06.20

結婚式は人生の一大イベントであり、何事にも思い入れがあるものですが、後悔のないようにすべてにこだわりたいと感じる方も多いはず。しかし、結婚式はあらゆるものにお金がかかります。限りあるお金は大切に使いたいものですね。ですが、結婚式で節約しすぎると後悔する点が後々になっても出てきがちです。なかには、式の準備を進める中で、料理やケーキ、ドリンクの選択において後悔の気持ちを抱える方も少なくないのが現実です。そこで今回は、結婚式での料理、ケーキ、ドリンクに関して「もっとこだわればよかった」と感じる部分について、具体的なエピソードや改善点交えて掘り下げてみたいと思います。
結婚式の料理で後悔したTOP3
1.コース料理のグレード・内容
2.ケーキ・デザートの内容
3.フリードリンクのグレード
以上の3つが後悔点として多く挙げられます。いずれも、ゲスト人数によっては結婚式全体の金額にも大きく関わる部分にもなるので、みなさん悩まれる点ともいえます。
以下に、料理、ケーキ、ドリンクでの後悔TOP3に挙げられる項目ごとに具体的なエピソードを交えてご紹介します。
料理選びの後悔

結婚式においてゲストの一番の楽しみといっても過言ではない「料理」。その楽しみの一つの料理がいまいちだった…となると、結婚式全体の印象を悪くしてしまうかもしれません。そうならないためにも、これからご紹介する後悔点を理解した上でみなさんの結婚式の参考になればと思います。
料理の選択肢にこだわらなかった
結婚式の料理はゲストにとって楽しみのひとつであり、食事が美味しいかどうかは結婚式全体の印象をも大きく左右するものになります。
多くのカップルは、結婚式場の提案する料理メニューから選ぶことが一般的です。ですが、スタッフに任せっきりにしてしまうと、後々「事前に試食を重ねるていれば自分たちが食べたい料理・ゲストに振る舞いたい料理を選ぶことができたはずだ」…という後悔を感じることがあります。特に、「人気のあるメニューだから」「予算を抑えたかったから」という理由で選んだ料理が、実際にはゲストの口に合わず後で「もっとこだわって選べばよかった…」という意見も多くあります。
その他の後悔ポイントとしては、『料理の品数が少なすぎて物足りなかった』や『コース内容がありきたりだった』などもあります。料理の品数や料理の内容は、ゲスト人数によっても結婚式全体の金額に大きく関わる部分にもなりますので検討が必要になります。
コース料理を選択したとしても、コースの内容をアレンジできるかどうかなど、スタッフに相談するのもひとつの手段です。ゲストの満足感に繋がるよう、なんでもスタッフに相談することが重要なポイントになります。
特別感の欠如
結婚式では普段味わえない特別感をゲストに提供することも大切です。しかし、式場が用意した一般的なコース料理やビュッフェスタイルでは、あまり印象に残らないこともあります。オリジナルメニューや地元食材を活かした料理、シェフがゲストの目の前で仕上げるライブクッキングなど、少し工夫を凝らすことでゲストに感動を与えることができたかもしれないという後悔点がよく聞かれます。
また、テーマに合わせた料理やビジュアルにこだわった盛り付けを選ぶことで、より印象深い料理の提供が可能だったかも…など後悔することもあります。
アレルギーや食の好みに配慮しなかった
ゲストの中には食物アレルギーを持つ方や、特別な食事制限がある方もいます。
結婚式を迎える前に、ゲストに対してアレルギーや食事制限に関するアンケートを取るなど、配慮をしておくことが重要です。事前にゲストの食の好みや特別な配慮が必要なことを確認していれば、全員が安心して食事を楽しむことができるはずです。
盛り付けやサービスの質に対する無頓着
料理の味だけでなく、盛り付けやサービスの質も結婚式では重要なポイントです。ゲストに出す料理がきれいに盛り付けられていなかったり、サービスが不十分だったりすると、印象が悪くなります。式場に任せきりにして、スタッフのサービスの質や料理の見た目に十分にこだわらなかったことを後悔する方もいるのも現実です。料理の演出やサーブのタイミング、装飾に至るまで細部に気を配ることで、ゲストに対する配慮が伝わります。
ケーキ選びの後悔

披露宴においてメインイベントともなるケーキやデザートビュッフェは意外にも後悔点が多いものになります。ゲストの印象に残る場面にもなりますので、細やかな配慮が必要とされます。
ケーキのデザインにこだわらなかった
ウェディングケーキは結婚式の象徴的なアイテムであり、写真にもよく収められるため、そのデザインが結婚式の印象に大きな影響を与えます。しかし、ケーキ選びにおいて、あまりデザインにこだわらなかった結果、「もっとオリジナリティを出せばよかった…」と後悔することがあります。「おふたりの好きなテーマや色を取り入れたケーキ」や、「シンプルながらエレガントなデザインのケーキ」にすることで、ゲストにとっても印象に残るものになるでしょう。
ケーキの味に無関心だった
ケーキのデザインや見た目にこだわりすぎた一方で、肝心の味にはあまり意識を向けなかったという後悔もあります。美しいケーキを選んでも、その味が期待外れだった場合、ゲストにとっては印象が薄くなってしまいます。試食の段階で、味のバランスやケーキの種類(フルーツやチョコレート、バタークリームなど)にもっと注力していれば、より満足度の高いケーキが提供できるかもしれません。
ケーキのボリュームや量を調整しなかった
ケーキの量やサイズも大切なポイントです。ケーキが足りなくなってしまったり、逆に多すぎて食べきれなかったりすることがあるため、ゲストの人数や食事の量に合わせてケーキのサイズを適切に選ぶ必要があります。結婚式当日にケーキが足りなかったり、残ってしまった場合、後で「もう少し調整すればよかった」と後悔することがありますので、よく考慮することが重要になります。
ドリンク選びの後悔

結婚式といえば料理がメインとして大事な部分ではありますが、「ドリンクの内容も重要」と答えるゲストが多いというのも現状です。
ドリンクの内容だけじゃなく、ドリンク提供の仕方やタイミングにもゲストをがっかりさせる問題点がある場合もありますので、少しでも結婚式において不満が出ないよう、よく検討したい部分にもなります。ここでは、実際に結婚式であったゲストの不満の声を基に解説していきます。
ドリンクメニューに偏りがあった
結婚式でのドリンクは、ワインやシャンパン、カクテルなどのアルコール類と、ジュースやソフトドリンクなどのノンアルコール類があります。ゲストの好みによって選べるドリンクがあることは重要ですが、アルコールに偏りすぎてノンアルコールの選択肢が少なかったり、逆にアルコールが少なかったりすると、不満の声が上がることがあります。バランスの取れたドリンクメニューを考えることで、すべてのゲストに楽しんでもらえるようになります。
ドリンクの提供タイミングに無頓着だった
ドリンクがきちんとタイミングよく提供されないと、ゲストが飲み物を待ち続けることになります。
結婚式では、乾杯のタイミングや、食事と一緒に飲むドリンクのタイミングなど、重要なシーンでのドリンクサービスがスムーズに行われることが求められます。ゲストの声として、「料理は美味しかったけど、ドリンクの提供が遅くて残念だったね…」というのも実際にあります。そうなってしまうと、結婚式全体のイメージを下げかねません。また、スタッフのサービスが不十分だったり、ドリンクが遅れて提供されたりすることで、ゲストの満足度が下がることもあるため、サービスのタイミングには十分な配慮が必要です。
フリードリンクの選択肢を広げなかった
フリードリンクの提供は、結婚式ではよく見られますが、その中に自分たちの好みや、ゲストの期待に合ったドリンクが十分に含まれていないと感じることもあります。特にゲストが多い場合、ドリンクメニューの幅を広げておくことで、より満足してもらえるでしょう。また、ゲストの中にはカクテルが好きな人もいれば、ノンアルコールを好む人もいるため、様々な選択肢を提供することが大切になってきます。
まとめ
結婚式で「もっとこだわればよかった」と感じる部分は、料理、ケーキ、ドリンクなど、結婚式の成功に欠かせない要素がたくさんある部分になります。
結婚式の準備段階でそれらの選択に十分な時間とエネルギーをかけ、ゲストに満足してもらうことを第一に考えることで、少しでも後悔を防ぐことができるのです。
ちょっとした工夫や配慮が、大きな違いを生むため、これから結婚式を迎える方々には、ぜひ自分たちの理想を実現できるように準備してほしいと思います。