2025.09.15
結婚式の入場は、ふたりの物語がはじまる大切な瞬間。
扉がゆっくりと開き、会場の視線が一斉に集まるあの瞬間に胸が高鳴った経験はありませんか?
新郎新婦の登場にあわせて流れる音楽は、まさに第一印象を決める大きな要素です。
それは、ただのBGMではなく、空気の色さえ変えてしまう力を持った演出のひとつ。
数秒のメロディで、会場に感動の波が広がったり、思わず笑顔がこぼれたり。
まさに、音楽が生み出す魔法とも言える瞬間です。
バラードでしっとりと感動を届けるのか。
それとも、ポップな曲で明るく登場するのか。
曲調の違いだけで、同じ演出でもまったく違った印象に仕上がります。
だからこそ、どんな曲を選ぶかが重要です。
ふたりの個性や会場の雰囲気に合う音楽を見つけることで、入場シーンはより特別なものになります。
この記事では、結婚式場で人気がある入場曲のジャンル別傾向を解説。
また、音楽を最大限に活かす演出テクニックをご紹介します。
おしゃれで感動的な入場を叶えたいプレ花嫁のみなさんへ、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
結婚式場での入場曲がもたらす効果
結婚式の入場曲は、ただのBGMではありません。
それは、ふたりの想いを音で届けるメッセージのような存在です。
ここでは、入場曲が結婚式場で果たす役割や、その心理的な効果についてご紹介します。
入場曲は結婚式の第一印象を決める要素
結婚式の入場は、ゲスト全員が一斉にふたりへ視線を向ける瞬間です。
そのタイミングで流れる音楽は、ふたりの印象や式全体のムードを左右します。
たとえば、しっとりとしたバラードが流れれば、温かく感動的な空気に。
一方で、明るくテンポの良い曲が流れれば、ゲストの表情も自然と笑顔になります。
つまり「どんな結婚式にしたいか」という世界観を、音楽が最初に語りかけてくれるのです。
それだけに、入場曲の選び方はとても重要といえます。
結婚式会場全体を「ひとつにする」力がある
音楽には場の空気を変え、人の気持ちを動かす力があります。
結婚式では入場曲をきっかけに、ゲストの心がぐっとふたりに引き寄せられるのを感じるはずです。
特に、歌詞やメロディにふたりのストーリーが重なると、ゲストもその世界に引き込まれていきます。
まるで映画のワンシーンのような一体感が生まれ、空間全体が温かく包まれていくでしょう。
入場曲は「ふたりがどんな夫婦になるのか」を予感させる、最初のメッセージ。
その一曲が、ゲストの心にずっと残る思い出になることも少なくありません。
曲と演出の相乗効果で結婚式の感動が倍増する
結婚式場の演出と音楽がうまくリンクしていると、その効果は何倍にも広がります。
扉の開くタイミング・照明の変化・ゲストの拍手や歓声…
それらが曲とぴったり合うと、自然と感動が生まれます。
たとえば、サビの直前で扉が開き、光が差し込んだ瞬間。
そこにいる全員の心が動くのを、きっと肌で感じるはずです。
結婚式場で人気の入場曲

結婚式「どんな雰囲気の結婚式にしたいか」これこそが、入場曲選びの第一歩です。
ふたりらしさを引き立てるには、ジャンルの持つ印象や世界観を知ることが大切です。
ここでは、結婚式場でおすすめされる入場曲のジャンル別特徴をご紹介します。
感動的で心に響くバラード系
ゆったりとしたテンポで始まり、サビに向けて感情が高まっていくバラード。
このジャンルは、結婚式会場全体を包み込むような温かさと、心にじんわり響く感動を演出してくれます。
- 家族や大切な人への想いを込めたい方
- ゲストの涙を誘うような感動的な入場にしたい方
- ナレーションや映像と合わせて演出したい方
バラード系の入場曲は、しっとりとした空気をつくり出し、記憶に残る感動を演出します。
特に、クラシカルな会場や厳かな雰囲気の結婚式場では、バラードが映える傾向にあります。
笑顔が広がるポップス系
リズミカルで親しみやすいメロディが魅力のポップスは、カジュアルで明るい入場シーンにぴったり。
自然な笑顔で登場したいふたりには、このジャンルがおすすめです。
- ナチュラルウェディングやガーデン婚との相性◎
- 会場の雰囲気を明るくしたい方
- ゲストとの距離を縮める演出をしたい方
ポップス系の入場曲は幅広い世代に親しみやすく、アットホームな空気を演出できます。
ふたりの登場に手拍子が自然と起きる、そんな楽しい入場シーンも叶います。
映像映え抜群のドラマチック系
オーケストラ調のサウンドや、壮大なスケール感が特徴のドラマチック系。
まるで映画のワンシーンのような結婚式場の雰囲気をつくりたい方にぴったりです。
- 重厚感のあるチャペルや大階段付きの結婚式場におすすめ
- 照明演出やスモークなどと組み合わせたい方
- 「非日常」を体感できる入場にしたい方
ドラマチックな曲調は、入場の瞬間にインパクトを与え、ゲストの記憶に深く残ります。
シックなドレスやタキシードとも相性が良く、世界観を統一したいふたりにも好まれています。
盛り上がり重視のアップテンポ系
明るくリズミカルなアップテンポ系の曲は、結婚式場の空気を一気に盛り上げたい時にぴったり。
ふたりの入場を合図に、披露宴のスタートを華やかに演出してくれます。
- ゲストと一緒に楽しむ演出を取り入れたい方
- 再入場やカジュアルなパーティースタイルにおすすめ
- 子どもから大人までノリやすい曲を選びたい方
クラップを誘ったり、軽やかなステップで入場したりと、自由度の高い演出ができるのも魅力です。
ゲストとの距離をぐっと縮めるには、アップテンポな入場曲が心強い味方になるでしょう。
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入場曲を引き立てる結婚式の演出アイデア
結婚式場で流れる入場曲は、それだけでも十分に感動を生みます。
しかし、音楽に演出をプラスすることで、その印象はより深く鮮やかにゲストの記憶に刻まれます。
ここでは、入場曲と相性の良いおすすめ演出テクニックをご紹介します。
タイミングで感動を操る扉オープンの演出
結婚式の演出のなかでも特に効果的なのが、曲のサビや盛り上がるタイミングで扉が開く演出です。
ゆっくりと静かなイントロから始まり、サビに差しかかると同時に扉が開く。
この一瞬の演出だけで、ゲストの期待感は最高潮になります。
結婚式場ならではのライティング演出
入場曲の雰囲気に合わせたライティングは、空間全体の印象を大きく左右します。
曲の雰囲気に合わせた光の演出を味方に
温かみのあるライトを使えば、感動的でしっとりとした雰囲気に。
逆に、カラフルな光やムービングライトを使用すれば、ポップで楽しい空間が演出できます。
ライティングが自動で切り替わる設備を活用
結婚式場によっては、音楽に合わせてライティングが自動で切り替わる演出設備があるところもあります。
入場曲と連動した演出を希望する際は、事前に相談してみるのもおすすめです。
結婚式場全体を巻き込む映像やナレーションとの組み合わせ
入場曲の前にムービーを流したり、ナレーションを取り入れたりする演出も、近年人気を集めています。
ふたりの幼少期からのストーリーや、出会いのエピソードを紹介した後に入場すると、感情の流れが自然につながります。
- プロフィールムービーからの流れで登場
- 家族や友人からのメッセージに続けて入場
- スクリーン上に映し出される映像と曲のリズムをリンクさせる
こうした構成はふたりらしさを表現するだけでなく、ゲストにも心の準備ができます。
そのため、より感動的な入場シーンを作ることができるでしょう。
入場曲をきっかけに会場の一体感をつくる
選ぶ曲に合わせてゲストを巻き込むのも、印象的な結婚式になります。
ゲストと音楽を楽しむ演出
曲のテンポに合わせて手拍子を促したり、サビでクラッカーを鳴らしたりと、会場全体が参加できる演出もおすすめです。
ゲストが自然と笑顔になり、ふたりの登場を一緒に祝福してくれる空気感が生まれます。
ナチュラルな演出アイテムで写真映えも◎
ガーデンウェディングなどでは、バブルシャワーやリボンワンズなど、ナチュラルな演出アイテムを取り入れるのも効果的です。
入場曲の雰囲気に合わせて演出を組み立てることで、空間に統一感が生まれ、写真映えもばっちりです。
▶︎ガーデンウェディングの演出アイデアについてはこちら
結婚式で失敗しない入場曲選びのポイント

感動や華やかさを演出できる入場曲。
しかし、人気だから・すすめられたからと安易に決めると、後からの後悔につながりかねません。
ここでは、結婚式場での入場曲選びで注意したいポイントをご紹介します。
結婚式場の設備や制限を事前に確認する
まず大切なのは、希望する入場曲や演出が実際に結婚式場で実現可能かどうかを確認することです。
- 特定の音源形式(CD・USB・スマホなど)しか再生できない場合がある
- ライティングやスモークなどの演出機材が限られていることもある
- サビのタイミングに合わせた扉オープンができるかどうかは、会場スタッフのサポート体制により異なる
特にクラシックな式場やレストランウェディングでは、使用できる音響設備が限られる場合があります。
事前にプランナーと打ち合わせを行い、入場曲と演出の相性を確認しておくことが大切です。
歌詞やメッセージ性に注目する
結婚式の入場曲はメロディだけでなく、歌詞の意味も大切なポイント。
たとえば、タイトルは素敵でも実は失恋や別れをテーマにした曲だった……というケースもあります。
- 歌詞がふたりのストーリーとリンクしているか
- 家族やゲストへの感謝が込められているか
- 会場の雰囲気や季節感に合っているか
選曲の際は、メロディだけで判断せず、歌詞やその背景にあるメッセージにも目を向けてみてください。
そこにふたりの思いが重なると、自然と感動が生まれます。
自分たちらしさを忘れない
結婚式の準備中は、情報があふれていて迷ってしまうことも多いはず。
入場曲は、ランキング上位の曲やSNSで人気の楽曲に目が向きがち。
しかし、いちばん大切なのは「ふたりにとって意味のある曲かどうか」です。
- 初めて一緒に聴いた思い出の曲
- デート中によく流れていたお気に入り
- 共通の趣味や出会いのきっかけとなった映画のサウンドトラック
たとえ有名ではなくても、ふたりの記憶や想いが詰まった一曲には、誰にも真似できない感動があります。
ふたりらしさが滲み出る選曲こそ、最高の入場曲になるのです。
著作権や使用申請の有無も要チェック
結婚式場で使用する楽曲には、著作権上の制限がある場合があります。
特に市販の音源をムービーに組み込む場合や、ライブ演奏・歌唱を依頼する際は、JASRACなどの著作権管理団体との関係も確認が必要です。
- 使用許可が必要な曲かどうか
- 手続きにどれくらいの時間がかかるか
- 使用料が発生するケースがあるかどうか
音楽の使用に関して不明な点があれば、必ず式場プランナーに相談を。
スムーズな進行のためにも、早めの確認と準備が安心です。
まとめ
結婚式場での入場は、ふたりの始まりを彩る大切なシーンです。
その瞬間に流れる入場曲は、空間の雰囲気をつくり、ゲストの心を動かす。
まさに、演出の要ともいえる存在です。
バラードのように感動を届ける曲もあれば、ポップスのように笑顔を広げる曲もあります。
そして、その一曲にライティングやムービー演出が加わることで、より記憶に残る時間が生まれます。
大切なのは、流行や人気だけにとらわれず、ふたりの想いや結婚式場の雰囲気と合う曲を選ぶこと。
設備・演出の制限・歌詞の意味・著作権など、現実的なポイントも丁寧に確認しながら、理想の入場をカタチにしていきましょう。
ふたりの物語にふさわしい、たったひとつの入場曲。
それを見つけられたとき、入場シーンはきっと一生忘れられない瞬間になるはずです。
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