準備ガイド

2025.07.25

結婚式は、人生の節目である晴れ舞台です。

だからこそ「自分らしい式を挙げたい」と願う方は少なくありません。
そのため、ドレスに強いこだわりを持つ方は多いのではないでしょうか。

そんな時に気になるのが、持ち込みは可能かどうか。
自由度が高いレストランウェディングですが、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。

中には持ち込みOKでも、追加料金や制限がある場合も。
当日困らないためには、丁寧な準備が必要です。
この記事では、後悔しない式にするためのポイントをご紹介します。

レストランウェディングは持ち込みに寛容?

レストランウェディングは、ホテルや専門式場よりも柔軟な対応が期待できます。
しかし、会場によって方針は異なります。
持ち込みについても、一定のルールが設けられていることがあります。

ドレスはOKでも小物はNGの可能性も

ドレスの持ち込みは可能でも、ベールやグローブといった小物には制限があることも。
一部アイテムのみNGというケースもあるため注意が必要です。

また、持ち込みは原則禁止とする会場も一部存在します。
事前の確認を怠ると、希望が通らず後悔することになりかねません。

持ち込み料の有無も要チェック

持ち込みOKでも、費用が発生する場合があります。
いわゆる「持ち込み料」が必要になることも少なくありません。
金額は会場によって異なり、数千円〜数万円と幅があります。

中にはドレスは無料・アクセサリーは有料など、アイテムごとに細かく料金設定されている場合も。
見学や相談の際に、必ず細かく質問しておきましょう。

トラブル防止のために明確な確認を

持ち込みの条件を曖昧なまま進めてしまうと、直前に想定外のトラブルに見舞われることもあります。
たとえば「前日に搬入できない」「スタッフが着付け不可」など。

こうした問題を防ぐには、事前の確認が何よりも重要です。
会場の公式サイトだけで判断せず、直接問い合わせるのがおすすめです。
どこまでがOKか料金はいくらかを、丁寧に聞きましょう。

スタッフに遠慮せず、気になることはすべて聞いておく。
この姿勢が、納得のいく準備と安心感につながります。

▶︎ドレス選び成功の秘訣についての記事はこちら

https://marrygold.co.jp/column/%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%83%89%e3%83%ac%e3%82%b9%e9%81%b8%e3%81%b3%e5%a4%b1%e6%95%97%e8%ab%87%e3%81%a8%e6%88%90%e5%8a%9f%e3%81%ae%e7%a7%98%e8%a8%a3/

ドレスの持ち込みはできる?チェックポイントとは

レストランウェディングでは、ドレスの持ち込みが可能なケースも多く見られます。
ですが「可能です」と言われても、安心はできません。
実際には、細かいルールや条件があることがほとんどです。
式当日に焦らないためにも、早い段階で確認しておくことが重要です。

持ち込みの可否を最初に確認する

まずは、会場がドレスの持ち込みを許可しているかを確認しましょう。
「レストランだから自由」だと思い込まず、事実を確かめることが大切です。
特に、ドレスショップとの提携状況によって対応が変わることもあります。

中には、特定のショップと提携している場合、他のドレスショップの利用を断られることがあります。
見学時に「持ち込み希望」と伝えておくとスムーズです。

持ち込み料の金額と発生条件を確認

「持ち込みはOKだけど、有料です」と言われるケースもあります。
この持ち込み料は、会場によって金額に大きな差があります。
中には無料で対応してくれるところもありますが、1〜5万円前後の費用がかかるのが一般的です。

また、ドレス本体だけでなく、アクセサリー・靴・パニエなどの小物にも持ち込み料がかかる場合も。
「ドレスは無料、小物は有料」というケースもあるため注意が必要です。

提携外ドレスでも対応してもらえるか?

式場によっては、提携ショップ以外のドレスはNGという場合もあります。
持ち込みを許可していても、サイズ調整や当日のサポートが受けられないこともあるため、内容をしっかり確認しておきましょう。

「持ち込んだはいいけど、誰も着付けできない」となると、不安やトラブルの元になります。
そのため、事前の情報収集が欠かせません。

持ち込みの流れや注意点も要確認

ドレスを持ち込む際には、いつ・どのように搬入するかも重要です。
搬入可能な日時・保管場所の有無・当日の搬入ルートなど、細かな点まで確認しておくと安心です。

また、保管状態によってはドレスがシワになることも。
アイロンやスチームの対応ができるかどうかもあわせて確認しましょう。

ドレス持ち込みのメリットとデメリット

ドレスの持ち込みは自由度が高く、自分らしいスタイルを叶える手段のひとつです。
しかし、良いことばかりではありません。
ここでは、メリットとデメリットについて見ていきましょう。

こだわりが反映しやすいのがメリット

自由なドレス選びができるのは、こだわりを持つ方にとって大きな魅力です。
式場提携のショップでは選択肢が限られることもあります。
しかし、持ち込みならどのブランドでも選べます。

SNSで話題のショップや、海外ドレスも視野に入ります。
「人と違うデザインがいい」
「お気に入りのブランドがある」
そんな方にとって、理想を実現しやすい方法です。

また、価格の調整がしやすいのもメリットです。
提携ショップよりも安価に手配できることもあります。
費用を抑えつつ、クオリティも妥協しない選択が可能です。

さらに、家族から受け継いだドレスを着たい方にも適しています。
思い出のこもった一着で式を迎えられることは、大きな感動につながるでしょう。

サポート面に不安があるのがデメリット

一方で、自己責任の範囲が広くなるのがデメリットです。
式場によっては、持ち込みドレスの管理や着付けを対応してもらえない場合があります。

例えば、ドレスのサイズが合わなかったり、アイロンがけが必要だった場合、式場スタッフが手を貸せないことも。

また、保管や搬入の手間も発生します。
搬入タイミングや保管スペースは、事前に相談が必要です。
スケジュールに余裕がないと、不安の種になりかねません。

さらに、トラブル対応に時間がかかる可能性も。
破損や汚れが見つかったとき、提携ショップならすぐに交換できます。
しかし、持ち込みの場合はすぐの対応が難しいこともあります。

ドレスの管理と当日の注意点

ドレスを持ち込むと決めたら、管理や当日の流れにも気を配る必要があります。
大切な一着だからこそ、丁寧な準備が欠かせません。
ここでは、スムーズに進行するための確認ポイントを紹介します。

搬入のタイミングと保管場所を確認

まずはドレスの搬入スケジュールを会場に確認しましょう。
多くのレストランでは、前日または当日朝の搬入となります。
持ち込み時間や場所に制限がある場合もあるため注意が必要です。

また、保管場所の環境も大切です。
温度や湿度、保管方法によってドレスの状態が左右されます。
ハンガーに掛けられるスペースがあるかも確認しておくと良いでしょう。

会場によっては、前日搬入NGという場合も。
当日バタバタしないよう、スケジュールに余裕を持ちましょう。

シワや汚れへの対処方法を準備

ドレスは素材によってはシワがつきやすいです。
当日の朝、袋から出したらシワが…というケースもあります。

そのため、スチームアイロンの対応可否は要チェックです。
会場に備えがあるか、自分で持ち込む必要があるかを確認しましょう。
スチーム対応不可の場合は、しわ防止カバーなどで工夫を。

また、万が一の汚れやほつれにも備えて、裁縫道具や汚れ落としグッズを用意しておくと安心です。

当日の着付けサポート体制を確認

ドレスを持ち込む場合、着付けを誰が行うかも確認しましょう。
式場スタッフが対応できる場合もありますが、提携外のドレスはお断りという場合もあります。

その場合、外部の着付けスタッフの手配が必要になります。
ドレスショップに依頼するか、信頼できるヘアメイクに相談してもよいでしょう。

また、着替えの時間をしっかり確保することも大切です。
段取りがスムーズにいかないと、バタついてしまいます。
タイムスケジュールを組む際に、着替えの時間も組み込んでおきましょう。

ドレス選びから式までの流れ

ドレスを持ち込むと決めたら、式までの段取りを丁寧に進めましょう。
ここでは、準備のステップを時系列でご紹介します。
焦らず余裕を持って進めることが、満足度につながります。

Step1 ドレス選びは早めの行動が鍵

持ち込みドレスの場合、式場との確認が最優先です。
気に入ったドレスがあっても、持ち込みNGでは着られません。
まずは「持ち込みOKか」「料金は発生するか」などを確認しましょう。

条件がクリアできたら、ドレスショップ巡りをスタートします。
着たいスタイル・色・素材のイメージを明確にしておくと選びやすくなります。

レンタル・購入どちらを選ぶかもこの段階で決めておきましょう。

Step2 サイズ調整とフィッティングは入念に

ドレスを決めた後は、サイズ合わせが必要です。
レンタルでも購入でも、必ず体に合わせた調整を行いましょう。

特に体型の変化が起きやすい方は、2回以上フィッティングを行うと安心です。
最終調整は、式の2〜3週間前が目安になります。

ブライダルインナーや靴などの小物も、この時期に準備しましょう。

Step3 式場との打ち合わせを忘れずに

ドレスだけでなく、式場との連携も大切です。

  • 搬入日時
  • 保管方法
  • アイロン対応
  • 着替えの段取り

これらをひとつずつ丁寧に確認しておくことが、スムーズな当日につながります
このとき、メールや書面で記録を残しておくと、情報の食い違いがあっても安心です。

また、当日のスタッフやドレスに関する注意点を把握してくれているかもチェックしましょう。

Step4 当日の着替え・準備は余裕を持って

式当日は、なるべく早めの行動を心がけましょう。
想定外のトラブルがあっても、余裕があれば対処できます。

着替え時間は30分〜1時間ほど見ておくと安心です。
スムーズに着替えができるよう、順序やサポート担当も確認しておきましょう。

ドレスのほかに、ブーケやアクセサリーの最終チェックも忘れずに。

▶︎結婚式のスケジュールについて詳しい記事はこちら

https://marrygold.co.jp/column/%e3%80%90%e7%b5%90%e5%a9%9a%e5%bc%8f%e3%81%be%e3%81%a7%e3%81%82%e3%81%a81%e5%b9%b4%e3%80%91%e5%b9%b4%e9%96%93%e3%82%b9%e3%82%b1%e3%82%b8%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%82%84%e3%82%8b%e3%81%93/

ドレス以外の持ち込みも確認しよう

ドレスを持ち込む場合、他のアイテムについても確認が必要です。
特に小物や新郎の衣装などは見落とされがちです。
しかし、式全体の印象や段取りにも関わる重要なポイントのため、チェックしておきましょう。

小物類の持ち込みは細かく確認を

ドレスに合わせる小物も、自分で選びたい方は多いです。
ただし、会場によっては持ち込みNGや別途料金が発生することもあります。

たとえば、以下のようなアイテムは確認が必要です。

  • ベール
  • グローブ
  • パニエ
  • アクセサリー

持ち込み料がアイテムごとに設定されている場合もあります。
「小物は無料」「アクセサリーのみ有料」など、細かなルールに注意しましょう。

また、サイズ感や雰囲気が会場と合うかどうかも確認しておくと安心です。
持ち込みができても、装飾や照明とちぐはぐにならないよう配慮が必要です。

ブーケやブートニアも事前確認を

花にこだわりたい方は、ブーケの持ち込みも検討するかもしれません。
外部のフローリストに依頼する場合、会場の搬入ルールを確認しましょう。

ブーケだけでなく、ブートニアやヘッドパーツも同様です。
生花の場合は保管環境も重要になるため、搬入のタイミングも要調整です。

花材によっては、式中にしおれてしまうこともあります。
そのため、会場と花屋の連携がスムーズにとれるか確認しておくと安心です。

新郎の衣装も要チェック

新婦のドレスだけでなく、新郎の衣装も持ち込みルールが適用されることがあります。

以下のような小物類も含めて、持ち込みの可否や持ち込み料の有無を確認しておきましょう。

  • タキシード
  • シャツ
  • カフス

衣装の持ち込みが可能でも、着付けをどこまで対応してくれるかも事前に聞いておくと安心です。

レストラン側に確認しておくべきその他の項目

レストランウェディングを成功させるためには、ドレスや小物の持ち込みの確認だけに留まりません。
当日の運営や関係する外部スタッフについても、会場側へ事前に確認しておくことが大切です。
ここでは、見落としがちな確認項目を整理してご紹介します。

外部のカメラマンやヘアメイクは持ち込みOK?

ドレスと同様に、ヘアメイクやカメラマンを外注したいという方も増えています。
SNSや紹介で探した信頼できるプロにお願いしたい気持ちはよくわかります。

ただし、会場によっては外部スタッフの持ち込みを制限している場合があります。
中には「安全管理のためNG」としている会場もあります。

持ち込みが可能な場合でも、持ち込み料が発生することが多いです。
料金や、使用できるスペース・時間などもあわせて確認しましょう。

また、電源や控室の使用可否もスタッフによって異なります。
「事前に申請が必要」「立ち入り可能な範囲に制限あり」など、細かなルールを把握しておくと当日もスムーズです。

着替えや待機スペースは確保できる?

ドレスの着替えやヘアセットを行う場所が十分に確保されているかも重要です。
レストランウェディングの場合、ホテルのような広い更衣室がないこともあります。

「スペースが狭く、動きにくかった」
「着替え中に他のゲストと鉢合わせた」
このような小さなストレスが当日気になることもあります。

着替え場所の広さ・明るさ・プライバシーは確認しておきたい項目です。
また、鏡・椅子・荷物置き場などが整っているかも見ておきましょう。

ヘアメイクを外注する場合も、作業に適したスペースがあるかが重要です。
事前の見学で、実際にその場を見ておくとイメージがわきやすくなります。

搬入出の導線とタイミングを確認する

ドレス・装花・外部業者の機材などを、どのように搬入するかも大切な確認ポイントです。
特にレストラン会場では、通常営業と並行して準備が進むこともあります。
そのため、搬入口や時間帯に制限があることが少なくありません。

「どこから入るのか」「何時に持ち込めるのか」「誰が対応してくれるのか」
入口や搬入時間など、細かく聞いておくと安心です。

搬入時のトラブルを防ぐためにも、事前連絡の方法や緊急連絡先も確認しておくとよいでしょう。

後悔しないためのチェックリスト

ドレスの持ち込みは自由な選択ができる分、準備を怠ると想定外のトラブルになりかねません。
ここでは、確認するポイントをカテゴリ別に整理し、後悔しない準備のためのチェックリストをご紹介します。

ドレスに関する確認事項

  • ドレスの持ち込みは可能か
  • 提携外ショップでも受け入れできるか
  • 持ち込み料の有無とその金額について
  • ドレス搬入のタイミングと方法
  • 保管スペースや保管環境に問題はないか
  • 会場のスチームやアイロン設備の有無
  • 着付けは会場側が対応してくれるか
  • 外部の着付け担当の立ち入りができるか
  • ドレスの破損や汚れに備えた対策はあるか

小物・新郎衣装に関する確認事項

  • 小物類(ベール・靴・アクセ)の持ち込みは可能か
  • 小物ごとの持ち込み料発生について
  • 新郎の衣装も持ち込みできるか
  • 小物のサイズや雰囲気が会場に合っているか

外部スタッフ・その他

  • カメラマンやヘアメイクの持ち込みは可能か
  • 外部業者の持ち込み料・使用スペースの条件の条件について
  • 着替え・待機スペースは十分かどうか
  • 控室の設備(鏡・照明・空調)は整っているか
  • ドレス搬入・搬出の導線や時間の制限について
  • 会場スタッフとの事前の打ち合わせは済んでいるか
  • 搬入時の連絡方法や担当者は明確か

印刷して使えるチェックリストも便利

これらの確認項目は、紙やスマホのメモで管理しておくと便利です。
式場とのやり取りを重ねる中で、うっかり忘れてしまうこともあります。

見学時にはメモを見ながら一つずつ確認し、後から見返せるよう記録しておきましょう。

まとめ

レストランウェディングは自由度の高いスタイルです。
そのぶん、持ち込みの確認事項も多くなります。

「せっかく選んだのに着られなかった」
そんな残念な思いをしないためには、細やかな準備と情報収集が欠かせません。

持ち込みができるかどうか、費用はどうか。
式場スタッフとしっかり話し合うことで、当日の不安を減らし、自信をもって式を迎えられます。

大切なのは、自分の「好き」を大切にすること。
こだわりのドレスも思い出の小物も、すべてが自分らしさを形にしてくれます。

丁寧に準備を進めることで、当日はきっと心から笑える素敵な一日になるはずです。
自分にぴったりの一着とともに、最高のレストランウェディングを叶えてください。

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