2025.02.12

結婚式は新郎新婦のおふたりにとって人生で最も輝く瞬間であるとともに、
ゲストの方々にとっても特別な日であり、一生の思い出となるイベントです。
結婚式でのお料理はゲストへの「おもてなし」の象徴であり、結婚式全体の満足度を大きく左右する非常に重要な要素です。美味しい料理や心のこもったメニューは、ゲストに「招待されてよかった」と感じてもらえる最大のポイント。
今回の記事では、ゲストを満足させるためのメニュー選びのコツを徹底解説し、結婚式の料理やメニュー選びにおいて、考慮するべきや具体的なアイデアをご紹介します!
1. 結婚式の料理がもたらすゲストへの影響
まずは、結婚式の中で「料理」が重要な理由を簡潔に解説します!
(1) 結婚式の満足度に直結
ゲストの方々の多くが結婚式の思い出として語るのが「料理」の感想です。「美味しかった」「豪華だった」「心配りが行き届いていた」という料理に対しての印象は、結婚式そのものの評価につながります。
(2) 新郎新婦の感謝の気持ちを伝える手段の一つ
料理は新郎新婦からゲストへの感謝の形ともいえます。心を込めたメニュー選びや、ゲストのことを考えたアレンジは、料理を通じて感謝の気持ちを届けます。
(3) 会話のきっかけになる
料理はゲスト同士が話すきっかけを作ります。「この料理美味しいね」「どこ産のワインだろう?」といった会話が生まれることで、披露宴全体の雰囲気も和やかになります。

2. ゲスト満足度を高めるメニュー選びの基本原則
ゲストに満足してもらえる料理を選ぶためには、以下の基本原則を押さえることが大切です。
一つずつチェックしていきましょう!
(1) ゲスト層を理解する
結婚式に出席するゲストは、新郎新婦の家族や友人、職場の同僚など幅広い層に及びます。そのため、ゲスト層の特徴を考慮したメニュー選びが必要です。
・年配ゲストが多い場合
ご年配のゲストには、食べ慣れている和食が喜ばれますが、お箸で召し上がっていただける和洋折衷料理も人気です。日本の食材を使用したり、和のテイストが入ったナチュラルフレンチを提供している会場やお箸を用意している会場も増えています。
また、年齢層の高い親族や友人知人がゲストの場合、「濃い味」や「脂っこい味」は敬遠される傾向にあります。
せっかくのお祝いの席でゲストも喜んでくれているのですから、「濃くて食べきれなかった」などと残念な思いを感じさせないようにしたいですよね。
もし濃い味が続くようなメニューでしたら、最後にさっぱりと食べやすいお茶漬けを出すというのもアイディアの一つです。
またナイフとフォークが使い慣れないゲストや、お箸の方が落ち着くゲストもいますので、食べやすさへの工夫は大切です。
例えばナイフとフォークでなければ切りにくいお肉などはカットするサービスや、元から堅いものをメニューからは避けておいたり、お箸を予め用意しておくのもオススメです。
・若い友人が多い場合
インスタ映えするおしゃれな料理や、トレンドを取り入れたメニューなどはゲストにとても喜ばれます。
料理が美味しくても、見た目がイマイチだと印象が悪くなってしまうこともあります。結婚式は人生の中でも特別な日。普段とは違う華やかな雰囲気を求められます。
お料理でも、思わず写真が撮りたくなるような、華やかで上品な雰囲気を演出をすることも大切です。
また、舌の肥えたゲストが多いなら味をさらに重視、若くて食欲旺盛なゲストが多いならボリューム重視、などとゲストの顔を思い浮かべながらメニューを決めることがポイントです!
・子ども連れのゲストが多い場合
キッズメニューやアレルギー対応の料理の用意は必須です。お子様連れの家族がいる場合は、お子様用のプレートや離乳食にも対応できる会場が多いですが、事前にゲストのお子様の人数、年齢を確認してキッズメニューの内容や対応についても確認しておきましょう。
(2) マタニティ・アレルギー対応必要なゲストがいる場合
妊娠中のゲストには、アルコールやカフェインを提供しない、お刺身は他のメニューに変える、お肉料理はしっかり火を通すなど生ものを避けるなどの配慮が必要となります。
乾杯のスパークリングワインはノンアルコールのものに変える、ノンアルコール・ノンカフェインドリンクの種類を充実させると妊娠中のゲストにも喜んでもらえます。
また、妊娠中は食の好みが変わったりにおいに敏感になるといった変化もあるため、
披露宴中にオープンキッチンを用いた演出、会場内で食べ物を使った演出をする際は、妊婦さんの席は離れた場所にしてあげるのも◎。
菜食主義のベジタリアン、ヴィーガンの方、宗教上やアレルギーなどで特定の食べ物が食べられない方に別メニューの用意ができる配慮も忘れずに。
事前に招待状で苦手な食べ物、アレルギーのある食材などを聞いておくようにしましょう。
(3) 季節感を取り入れる
結婚式の料理に季節感を取り入れると、より特別感が増します。春なら桜をイメージしたデザート、秋ならきのこや栗を使った料理など、旬の食材を取り入れることで、ゲストに季節の味わいを楽しんでもらえます。
また、温かいスープやサラダなど結婚式当日の季節や気候に合った料理も喜ばれますよ!
(4) 地元の食材や名産品を活用
ふたりの地元の有名な食材や郷土料理をコースに含め、オリジナルメニューとして提供するのもオススメです。
出身地の料理を使う時は、料理にまつわるふたりのエピソードがあれば司会者に話してもらうと人となりが伝わってさらにオリジナル感が増しますよ。遠方から参列しているゲストにとっては、普段目にすることがない食材であればさらに喜ばれます。
(5) 二人の好きな食べ物や思い出の食べ物を盛り込んだオリジナルメニュー
おふたりの好きな食べ物や思い出の食べ物を盛り込んだ料理を作ってくれる結婚式場を選んで、両親が作ってくれた思い出の味や、ふたりの出会いにまつわる料理など、料理でおふたりの人生を伝える演出はとても人気です。
思い出の料理を再現することも、ゲストの方々はもちろん、主役のおふたりにとっても当時を思い出し、懐かしさとともに料理を味わうことができます!
ここまでは、結婚式の料理でゲストの満足度を高めるメニュー選びの5つのポイントをご紹介しました!このポイントを覚えてメニュー選びの参考にしてみましょう。
次はメニュー選びの具体的なステップをご紹介します!
3.メニュー選びの具体的なステップ
結婚式の料理を選ぶ際には、以下のステップを参考にしてみてください。
(1) 会場の試食会に参加する
多くの結婚式場では、試食会が行われています。実際に提供される料理を味わいながら、味付けや量、見た目などを確認することができます。また、試食会でプランナーと相談しながら、自分たちの好みやゲストに合わせたメニューを提案してもらうことも可能です。
また、結婚式当日はゲストは主役のおふたりよりもサービススタッフと関わる機会が多いです。
料理のサーブや会場内の案内など当日支えてくれるのはサービススタッフのため、料理と同様に重要ポイントとしても挙げられます。
料理を提供されるタイミングや率先して気遣ってくれるスタッフがいる式場であれば、新郎新婦も安心して任せられますよね。
試食会はお料理やサービススタッフの方を知れるチャンスです。
スタッフも一丸となって臨機応変に対応してくれることが、料理でもゲストの満足度へ繋がります。
(2) どんな演出やオプションがあるかを知る
結婚式の料理は、オープンキッチンやデザートビュッフェなど、さまざまなオプションや演出があります。ゲストに喜んでもらえる演出は非常にオススメです!
・オープンキッチン
披露宴会場にキッチンが併設されており、厳選された食材やシェフがキッチンで料理を作る様子を見ることのできる造りが「オープンキッチン」です。
メインのお肉をフランベで仕上げる際の炎の演出や新郎新婦がキッチンに入って、料理の最後の仕上げを行ったりと様々な演出が可能です。イタリアンの場合、ピザ窯でオリジナルピザを作ったりすることも。
アレンジの幅が広がるオープンキッチンでの演出も考えてみましょう。
そして、目の前にキッチンがあることで、料理の香りやシェフが調理する音がゲストの五感をくすぐります。少人数結婚式であれば、料理が完成するまでの過程も全員で一緒に楽しめるのもポイントになります。
・デザートビュッフェ
甘いもの好きなゲストに喜ばれ、食後の楽しみとして人気な演出です。新郎新婦がゲストにサーブする演出も、全員と会話を楽しむことができるので人気です。食べてもおいしくて、見た目もかわいいデザートビュッフェはゲストの満足度も◎。
甘いものが苦手な方にも参加してもらえるように、お酒に合うような生ハム、チーズなどのおつまみも一緒に置いておくと全員に参加してもらえます。
・ドリンク演出
バーテンダーさんがシェイカーを振って、オリジナルカクテルを作ったり、ワインやシャンパンを知り尽くしたソムリエが、お料理に合わせてぴったりの飲み物を紹介してくれたりと、プロに頼む演出も注目度が高い演出です。
季節的なものを取り入れたり、お二人の好きな食べ物や思い出に沿った、オリジナルドリンクを提供してもいいですね。食事だけではなく、飲物でもオリジナルのメニューを作るのもアイディアの一つです。


(3) 予算を決めてコースやオプションを選ぶ
食事にかかる費用は、結婚式の総額費用の中でも多くを占めます。
ゲストに喜んでもらうために、良いものを選ぶことはもちろん大切なことですが、予算が大幅にオーバーしないように基準を決めて選びましょう。
料理ごとにいくつかのランクに分かれている会場は、メイン料理だけは「ワンランク上のものを選ぶ」といったことに対応してくれる場合もあります。必要なところは質を上げるといった方法でおもてなしをすることも、ゲストに喜んでもらうための工夫の一つです。
料理のコースを選ぶときは、ドリンクメニューもセットで考えて1人あたりの飲食料金の予算と見合っているか考えて選ぶことが重要になります。
まとめ
結婚式の料理やメニュー選びは、ゲストへのおもてなしを象徴する大切なものです。ゲスト層や季節、会場の特色を考慮しながら、満足度の高い料理を提供することで、結婚式全体の印象をより良いものにすることができます!
ゲストにとって一生忘れられない思い出を作るためにも、ぜひ今回ご紹介したコツやアイデアを活用してみてください。結婚式の料理はただの食事ではなく、新郎新婦の感謝の気持ちを形にしたものです。一皿一皿に心を込め、ゲスト全員が幸せな気持ちで帰れるようなメニューを選んで、理想の結婚式を作り上げましょう!
マリーゴールドグループの各式場では、グループの魅力の一つ、料理を体感できるフェアを開催中です。
口コミでも高評価をいただいている料理試食フェアに是非ご参加ください。
検討時期や人数を、これから検討の方でも専属のコンシェルジュが、おふたりのイメージを膨らませてご提案いたします。
人気の時期は早めのご予約がおすすめです。想像を超える体験を、是非マリーゴールドで。
詳しくは、各店舗試食会付きブライダルフェアをcheck!
【マリーゴールド久留米】
ホームページはこちら
【桜坂セントマルティーヌ教会】
ホームページはこちら
【マリーゴールド門司港迎賓館】
ホームページはこちら
【マリーゴールド山口】
ホームページはこちら