準備ガイド

2024.11.22

彼女へのプロポーズが成功したら、次は結婚に向けて本格的な準備のスタートです!その第一歩として待っているのが「彼女のご両親への結婚挨拶」。大事な娘さんをお嫁にください、とお伝えする場面ですね。 

 

「ご挨拶」といっても、彼女さんも、もちろんあなたも、緊張でいっぱいになる場面だと思います。でも、大丈夫!ここでのポイントは、ご両親に「娘を安心して任せられる」と思ってもらえるように、誠実さや真剣さをしっかり伝えることなんです。

 

「ちゃんと伝えられるかな…」と不安に思っていても、丁寧な言葉遣いや、清潔感のある服装、ちょっとした気配りを意識するだけで、ぐっと印象が良くなりますよ。

今回は、彼女のご両親に結婚のご挨拶をする際に気をつけたいポイントを、服装やマナーを中心にわかりやすくお伝えしていきます。事前に準備しておけば、安心して当日を迎えられるはずです。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

 

1. 結婚挨拶に向けた事前準備のコツ

1-1. 訪問の前に押さえておきたい3つのポイント

①日程調整は彼女を通じて行う

結婚挨拶の日程は、まずは彼女のご両親の都合を最優先に考えましょう。
日程が決まったら、「この日にお伺いさせていただきます。どうぞよろしくお願いします」と彼女からご両親にお伝えしてもらうとスムーズです。
そして、いよいよ挨拶の日が近づいてきたら、前日に「明日はどうぞよろしくお願いします」といった軽い挨拶のメッセージを送っておくと、さらに丁寧な印象を与えられますよ。「ちょっとした気遣い」って、ご両親にとっても嬉しいものですからね!これで、当日もきっと良い雰囲気で迎えてもらえるはずです。

 

②彼女と当日の流れを確認しておく

自己紹介のタイミングや挨拶の言葉は、事前に彼女と一緒に流れを確認しておくと、安心して当日を迎えられますよ。また、手土産を渡すタイミングや話す内容についても、軽く打ち合わせておくのがおすすめです。
「どこで自己紹介したらいいかな?」とか、「手土産は座る前?それとも後?」なんて、些細なことでも確認しておくだけで、当日バタバタせずにスムーズに進められるはずです。緊張しちゃいそうな場面だからこそ、彼女と一緒にしっかり準備しておけば心強いですよね!

 

③ご両親のことを事前にリサーチ

例えば、「甘いものが好き」「お酒が好き」「お花が好き」など、彼女のご両親の好みが分かれば、手土産選びや話題作りにとても役立ちますよ。彼女から事前にそういった情報を教えてもらって、それを考慮したおもてなしをすることで、「この人は娘のことを大切に考えてくれているな」と好感を持ってもらえるんです。

ごあいさつの前に親の性格を事前に聞いておくのも意外と大事。例えば一見気難しそうに見えても、実は人見知りなだけで、打ち解けるととってもフレンドリーだったりすることも。

さらに、相手の親は「わが子の結婚相手がどんな人なのかを知りたい」と思っているので、尋ねられそうなこととその答えを、あらかじめシミュレーションしておくと安心です。

 

ごあいさつの前に確認しておきたいこと

  • 家族構成
  • 親の職業や生活スタイル
  • 親の趣味や興味のあること
  • 親の性格(マナーに厳しい、人見知り、ざっくばらんなど)
  • 避けた方がいい話題(政治や宗教のこと、学歴など)

 

あいさつの場で相手の親から尋ねられそうなこと

  • 家族構成や出身地、勤務先など
  • 娘のどこが好きなのか
  • 親はこの結婚をどう思っているか
  • 結婚したら仕事はどうするのか
  • 趣味や興味のあること

 

ちょっとした気遣いが大きな印象につながりますから、彼女と一緒に好みをリサーチして、心のこもった準備をしてみてくださいね!

 

1-2. 手土産の選び方

 

手土産は、ご両親への感謝の気持ちを伝える大切なアイテムです。
相場は2,000~5,000円くらいが一般的で、あまりにも高価なものを選ぶと逆に相手に気を遣わせてしまうことがあるので、シンプルで上質なものがオススメですよ。
お菓子や果物、お茶など、みんなが楽しめる品を選ぶと良いですね。手土産を渡すときには、「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。ささやかながら、お口に合えばと思いまして」と一言添えて渡しましょう。このとき、必ず紙袋から取り出して、商品そのものを相手にお渡しするのがポイントです。こうすることで、より丁寧な印象を与えることができますよ!

 

2. 服装のポイント:清潔感とフォーマルさを意識しよう!

 

彼女のご両親に会うときの服装は、カジュアルすぎるものや派手なものは避けるようにしましょう。大事なのは「清潔感」と「フォーマルさ」です。
服装選びに迷ったら、以下のガイドラインを参考にしてみてください♪

 

2-1. 男性の服装選びのポイント

 

①スーツはシンプル&落ち着いた色合いがベスト

結婚挨拶の定番はブラック、ネイビー、グレーなどのダークスーツ。これらの色は、フォーマル感がありつつ、清潔感も演出できます。
特に派手な柄や色味の強いものは避けた方が良いでしょう。シンプルな無地や、細かいストライプ柄のスーツを選ぶと、相手に安心感を与えることができます。これによって、「真剣に結婚を考えている」といった印象を与えることができるので、ぜひ意識してみてくださいね!

 

②シャツとネクタイは控えめで好印象を狙う
シャツは、白や淡いブルーのものが特にオススメです。この色合いは清潔感があり、相手に好印象を与えることができます。大切なのは、シワがなくアイロンがけされていること。身だしなみを整えることで、あなたの誠意が伝わりますよ。
ネクタイについては、無地や控えめな柄を選ぶと良いでしょう。スーツの色と調和するものを選ぶことで、全体的にまとまりのある印象になります。ちょっとした工夫ですが、こういった点が細かい気配りとして評価されることが多いです!

 

③足元も手を抜かずに!靴と靴下の選び方

革靴は、黒か茶色のシンプルなデザインが基本です。結婚挨拶の場にふさわしい、きちんとした印象を与えるためには、事前にしっかりと磨いておくことが重要です。ピカピカの靴で、あなたの真剣さがより伝わりますよ。
靴下についても気を配りたいポイントです。スーツに合った色合いのものを選び、丈の長いものにすることで、座ったときに足が見えず、上品な印象を与えることができます。細かなところまで気を使うと、好感度アップにつながりますので、ぜひ心がけてみてください!

 

2-2. 季節に応じた調整も忘れずに

 

①冬

冬場の結婚挨拶では、防寒のためにコートを羽織ることが多いですよね。
その際には、ダッフルコートやダウンジャケットのようなカジュアルすぎるものは避けましょう。
結婚挨拶という改まった場なので、ビジネスシーンでも使えるチェスターコートやステンカラーコート、トレンチコートなどを選ぶといいでしょう。
コートを着て行く場合、玄関に入る前に脱いで腕にかけてからインターホンを押すのがマナーです。帰り際も、玄関を出てからコートを羽織るように心がけてくださいね。
また、ジャケットの下にベストを着るという防寒対策も考えるかもしれません。
ですが、ジャケット+パンツ+ベストの「スリーピーススーツ」は目上の人の服装という印象が強いので、結婚挨拶の場では避けた方が無難です。
シンプルにジャケットとパンツで決めるのが、スッキリしていて好印象を与えやすいです♪

 

②夏

夏場の結婚挨拶でも基本的にはスーツを着るのが定番です。ネイビーや薄いグレーなど、爽やかな色合いを選ぶといいですよ♪
ただ、せっかくビシッと決めても、汗だくになってしまっては恰好がつきませんよね。

 

でも、改まった結婚挨拶の場で「クールビズスタイル」をするのはふさわしくないという意見もあります。
汗が気になるけどクールビズも避けたい…そんな夏の結婚挨拶には、「通気性の良い素材のスーツ」や「裏地なしのスーツ」がおすすめです!

 

夏のスーツにぴったりな素材は「サマーウール」
サマーウールのスーツは、一般的なウールスーツと比べてさらっとした質感で通気性も抜群!

 

スーツショップでも季節に合ったスーツがたくさん売っているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

次に裏地の話ですが、「背抜き」と呼ばれる裏地がないジャケットは、通気性が良くて快適です。ただ、裏地がないと中のワイシャツが透けたり、表地が傷みやすくなったりすることもあります。気になる方は、通気性の良い素材が裏地に使われているものを選ぶと安心ですよ!

 

2-3.「スーツ以外で来て」と言われたときは?

では、彼女から
「堅苦しくしなくていいから、スーツ以外で来てくださいってうちの親が・・・」
と言われた場合はどうすればいいのでしょうか。

 

①キレイめカジュアル

おすすめなのは、「ほどよくキレイめなカジュアルスタイル」
襟付きのシャツにジャケットを合わせて、下にはチノパンやスラックスを履けば、きっとご両親にも好印象です!
もちろん、シャツやスラックスはアイロンをかけて、「きちんと感」は忘れずにしましょう。

 

②やっぱりスーツで!

もうひとつのおすすめは「やっぱりスーツを選ぶ」です。
この場合、事前に「スーツ以外で」と言われているので、それでもスーツを着てきた理由をしっかりと伝えましょう。
「『堅苦しくしないでいい』とのお気遣いをいただき、ありがとうございます。ですが、大切な日ですので、やはりスーツでお邪魔させていただきました」
と、誠意をもって伝えれば、
きっとご両親も「この人、誠実でしっかりした人なんだな」と信頼してくれるはずです。

 

2-4.見落としがち?服装以外で彼女の父親が見ているところ

 

結婚挨拶の日、服装だけでなく、身だしなみや振る舞いにも気を配りたいものです。以下のポイントを押さえて、清潔感や誠実さをアピールしましょう!

 

①髪の毛やひげ

まず、髪型はとても大事です。清潔感のある髪型で、整った状態で臨みましょう。もし長髪の場合は、髪をしっかり整え、前髪が目にかからないようにセットすることが大切です。
髪色についても、できるだけ地毛の色に戻しておくと良いでしょう。あまり派手なカラーリングは、フォーマルな場にそぐわない印象を与えてしまうかもしれません。
そして、ひげはしっかり剃って、爽やかな印象を心がけることがポイントです。整っていないひげは、どうしてもだらしない印象を与えてしまいますからね。

 

②におい

香水はつけないのが無難です。強い香りは相手に不快感を与えることがあるので、自然な体臭を大切にしましょう。
また、タバコを吸う方は、タバコのにおいに特に注意してください。
スーツにタバコのにおいがついていると、せっかくの良い印象が台無しになってしまいますので、消臭剤などでしっかりケアしておきましょう。

 

③爪のお手入れ

意外と見落としがちですが、爪のお手入れも重要です。
手元がきれいだと、全体の印象がぐっとアップします。爪はきちんと切り揃えて、清潔感を保ちましょう。
これらのポイントを意識して、万全の準備を整えていけば、彼女のご両親に素敵な印象を残すことができますよ!大切な日なので、少しの心配りでより良い印象を与えられるように、しっかり準備して臨んでくださいね。

 

3. 当日のマナー:丁寧で礼儀正しい行動を意識して

いよいよ挨拶当日。ここでは、到着から帰宅までの流れとポイントを詳しく見ていきます。

 

3-1. 時間は厳守!早すぎてもダメ?

結婚挨拶のために実家を訪ねる場合は、時間ぴったりもしくは約束の時間の1、2分後に行きましょう。
あなたの来客のために準備をしていることもあり、早めの時間はかえって迷惑になるかもしれません。

 

5分以上遅れるようであれば、事前に連絡を入れておきましょう。

 

携帯の電源はマナーモードではなく完全にオフにするのがおすすめです。
携帯電話で時間の確認をするのは失礼ですので、腕時計がいいでしょう。
コートを着ている場合は脱いで腕にかけ、身だしなみを改めてお互いにチェックしてからインターホンを押しましょう。

 

第一印象が大切です。緊張する場面ではありますが、心を落ち着けて笑顔を心がけてください。

 

3-2. 玄関先での第一印象が大事!

ご両親と対面したら、まずは深々とお辞儀をして自己紹介をしましょう。
「〇〇(彼女の名前)さんとお付き合いさせていただいている、〇〇(フルネーム)と申します。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。」
背筋をしっかり伸ばして、笑顔でハキハキとするのを心がけて。
緊張する場面かもしれませんが、自信を持って自分をアピールするチャンスです。

 

ご両親から、「どうぞ」と言われたら、「ありがとうございます。それでは失礼します。」と、靴を脱いであがります。
この段階では手土産は渡さず、部屋に通されてから渡しましょう。

 

3-3.部屋を通されてからと座る位置

部屋に入るときには、「失礼します」と一言挨拶することを忘れずに。
基本的には、すすめられた席に座るのがマナーですが、もし上座をすすめられた場合は、
「こちらの席で…」と丁寧に断り、一度下座に向かいましょう。
それでも上座をすすめられたら、「ありがとうございます」とお礼を言ってから上座に向かうと良いですね。
このような細かな気配りが、ご両親に対する敬意を示し、良い印象を与えることに繋がります。

 

基本的には、入り口に近い場所が下座です。
和室で床の間がある場合、床の間から遠い側が下座です。

 

3-3. 自己紹介と手土産のタイミング

ご両親と対面したら、改めて挨拶・自己紹介をしましょう。
「○○さんとお付き合いしている(名前)と申します。本日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます。」
と丁寧に伝えた後、袋から手土産を取り出して両手で渡します。
このとき、「お口にあえば幸いです」、「○○がお好きとうかがいましたので」
といった一言を添えることで、感謝の気持ちや相手への配慮を表現できます。
こうした心遣いが、より良い印象を与えるポイントですので、ぜひ覚えておきましょう!

 

3-4. まずは歓談。

お互いに緊張しているため、和やかな雰囲気にして、結婚の承諾を得る会話につなげましょう。

 

①お茶菓子

お茶菓子は、必ずすすめられてから、「いただきます」と伝えて、手をつけましょう。
また、残さないのがマナーです。

 

②どんな会話をしたらいい?

  • 趣味
  • 仕事のこと
  • 家族のこと
  • 彼女の子ども時代の話
  • スポーツ
  • ペットのこと

 

最初の切り出しとしては、季節や最近の天気についての話から始めるのが無難です。
こうした軽い話題は、リラックスした雰囲気を作るのに役立ちます。

 

また、彼女の子ども時代の話を聞くのもおすすめです。
ご両親は、娘さんの成長や思い出話を嬉しく思うことが多いので、会話が盛り上がりやすいです。

 

さらに、実際に目にしていることや、家に向かう途中で感じたことも会話のきっかけになります。
例えば、庭や部屋に飾ってあるお花のこと、出迎えてくれたペットのこと、駅から家までに見た素敵な景色のこと、用意してくれた食事やお菓子のことなど、さまざまなことを観察して、自然に話題に繋げてみてください。

 

こうした気配りが、ご両親との距離を縮め、和やかな雰囲気を作るポイントになりますよ!

 

3-5. 彼女の両親・彼女・自分の呼び方

①彼女の両親
結婚挨拶の時点では、相手の親は「○○さんのおとうさん」「○○さんのおかあさん」と呼ぶのがマナーです。
この段階では、結婚を許可をもらいに来ているため、いきなり「おとうさん」「おかあさん」と呼ぶと、「まだ結婚を許していないのに……」とネガティブな印象を持たれることがあります。
「○○さんの」とつけることを忘れないようにしましょう。

 

②彼女
普段ニックネームや呼び捨てで呼び合っている場合でも、結婚挨拶の時には「○○さん」と呼び方を変えましょう。
この場は親に結婚の許しを得るための大切な場面です。
手をつないだり、必要以上に見つめ合ったりするのは避けましょう。
逆に、喜びや恥ずかしさが混じり合ってしまい、それを抑えるためにそっけない態度になってしまうこともありますが、それでは「結婚して大丈夫なの?」とご両親を不安にさせることになります。
適度な距離感を保ちつつ、お互いの仲の良さをアピールするよう心がけると良いでしょう。

 

③自分
結婚の許しをもらいにきたかしこまった場面。
「私」や「僕」を使い、「俺」は避けるようにしましょう。これによって、真剣さや誠実さが伝わりやすくなります。

 

3-6.結婚の挨拶

場が和んだら、いよいよ結婚挨拶です。どちらの実家でも、結婚報告は男性から切り出しましょう。

 

結婚挨拶の目的は、二人の結婚の意思をしっかり伝え、お互いの親から承諾を得ることです。

 

「お互いの結婚の意思が固まりましたので、ふたりの結婚を許していただけないでしょうか」とお願いする姿勢で臨むことが大切です。
決して、「お互いの結婚の意思が確認できたから結婚します!」という報告になってしまわないように気をつけましょう。

 

この際、姿勢を正してご両親の目をしっかり見て話すこともポイントです。

 

◎こんなセリフがおすすめ
「〇〇さんと結婚したいと思っています」

「ふたりの結婚を許していただけますか?」

「結婚するなら〇〇さんしかいないと思っています」

 

×こんなセリフはNG
「○○さんを僕にください」

「結婚が決まりました」

「結婚します!」

 

NG例は、いずれもご両親の機嫌を損なう恐れがあるので避けたいセリフです。
「ください」と言われると「娘が物扱いされているみたいで嫌だ!」と感じたり、「結婚します」では、ご両親の気持ちを無視した事後承諾のように聞こえてしまいます。まずはご両親の気持ちを配慮することが大切です。

 

承諾時には、洋室の場合は立ってお辞儀をし、和室の場合は座布団を外して両手をついて頭を深々と下げましょう。
これらの点を忘れずに行い、誠意を持って臨むことが大切です。
心を込めて挨拶をし、しっかりとご両親に思いを伝えましょう。

 

3-7. もう一度歓談。

結婚挨拶が終わった後も、すぐには帰らずに再び歓談タイムに入ります。
この時間は、挨拶が済んだからといって気を抜かず、適度な緊張感を持って過ごすことが大切です。
基本的にはご両親が質問してくれることが多いので、きちんと受け答えができれば問題ありません。
しかし、万が一話が途切れてしまった場合には、彼女の子ども時代の話を尋ねてみると会話が盛り上がります。

 

注意したいのはお酒です。
気を良くしたご両親がお酒を勧めてくることもありますが、調子に乗って飲み過ぎると、あらぬ失態を演じてしまうことがあるので注意が必要です。

 

また、結婚挨拶前にブライダルフェアに参加したり、希望の結婚式場を決めていたりするカップルも多いと思います。
結婚報告の際に結婚式や式場について尋ねられた場合は、「結婚式場は決めています」とは言わず、「ここで結婚式をしようと思っているのですが……」といった形で相談するように話を進めると良いでしょう。これによって、より自然に会話が弾むはずです!

 

3-8. 帰るタイミングとお礼の言葉

お話が一段落したら、帰るタイミングを見計らいましょう。長居しすぎないようにし、1~2時間程度で切り上げるのが目安です。
帰り際には、「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします」としっかりお礼の言葉を述べることが大切です。

 

①食事に誘われたら?
最初からそのつもりで準備してくれているかもしれないので、素直に応じても大丈夫です。ただし、帰宅時間は20時くらいを目安にし、あまり遅くならないよう心掛けましょう。

 

②お酒は飲んでもいいの?
お酒を飲みながらざっくばらんに話をしたいご両親もいるので、少量であれば問題ありません。
ただし、酔っ払ってしまい醜態をさらさないようには十分注意してくださいね。
飲みすぎず、リラックスしながら会話を楽しむのがポイントです。

 

3-9.帰宅後はすぐにお礼の連絡

帰宅後は、当日中に電話でお礼の連絡をすることが大切です。
もしご両親が電話が苦手だったり、メールアドレスなどを交換して「そちらで連絡を」と言われた場合は、その指示に従いましょう。
また、2~3日中に直筆のお礼状を出すと、より丁寧な印象を与えられます。

 

彼女に事前にお礼の方法について意向を聞いて、負担にならない形で感謝の気持ちを伝えてくださいね。
これで、ご両親との良好な関係を築く第一歩になりますよ!

 

まとめ

彼女のご両親への結婚挨拶は、誠実さと真剣さをしっかり伝えるための大切な場面です。
丁寧な言葉遣いや礼儀正しい態度、そして何より相手への配慮を忘れずにいましょう。
事前の準備がカギになりますので、しっかりと2人で準備しましょう。
リラックスした気持ちで挨拶に臨めば、きっと良い印象を与えることができるはずです。
お二人の新たな門出が素晴らしいものとなりますように、心から応援しています!